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目次
【資産価値】エルメス シェーヌダンクルは投資対象になる?価格推移と注意点
時代を超えて愛されるエルメスのジュエリー・シェーヌダンクル。その洗練されたデザインとブランドの持つ普遍的な価値から、近年「資産」としての側面にも注目が集まっています。ブレスレットを中心に、正規店では入手自体が困難な状況にあり、中古市場では価格が高騰。
単なるファッションアイテムとしてだけでなく、有望な「投資対象」としても捉えられ始めているのでしょうか?
この記事では、シェーヌダンクルの歴史や魅力といった基本情報から、多くの方が関心を寄せる資産価値、実際の価格推移、投資として考慮する際のメリット・留意点、そして将来的な価値を維持するための要点まで、ブランド買取の専門家の視点から解説します。
シェーヌダンクルの購入を検討されている方、すでにお持ちで売却をお考えの方、ぜひご一読ください。
エルメス シェーヌダンクルとは? – 時代を超える不朽の名作


エルメスといえば、バーキンやケリーを想起される方が多いかもしれません。しかし、ジュエリーの分野においてメゾンを象徴する存在として、揺るぎない地位を確立しているのが「シェーヌダンクル」です。多くの人々を惹きつける、その魅力の核心に迫ります。
船の錨(いかり)がモチーフ:誕生の歴史とデザインの秘密
シェーヌダンクル(Chaine d’Ancre)とは、フランス語で「錨の鎖」。その名の通り、船を港に係留する錨の鎖がデザインの着想源です。
この印象的なジュエリーが誕生したのは1938年。エルメス家の一員であるロベール・デュマが、ノルマンディーの海岸を散策中に目にした船の錨の鎖。その力強くも優美なフォルムに感銘を受け、デザインしたと伝えられています。
固く結ばれた錨の鎖は、「固い絆」や「繋がり」を象徴するとも考えられ、シンプルながら存在感を放つデザインは、誕生から80年以上の時を経た現在も、色褪せることなく輝きを放ち続けています。当初はブレスレットとして考案されましたが、現在ではネックレス、リング、ピアスなど、多彩なアイテムが展開されています。
なぜ世界中の人々を魅了し続けるのか?
シェーヌダンクルがこれほど長く愛され、近年その人気がさらに高まっている背景には、いくつかの理由が存在します。
① 唯一無二のタイムレスなデザイン
シェーヌダンクルの本質的な魅力は、その完成されたデザイン性にあります。錨の鎖という普遍的なモチーフを、エルメスならではの洗練された美意識によってジュエリーへと昇華。
過度な装飾を排したミニマルなデザインは、あらゆるファッションスタイルに調和し、流行に左右されることがありません。カジュアルな装いには程よいアクセントを、フォーマルな場面では品格ある存在感を添えます。
② 熟練の職人技による最高品質
エルメスのものづくりは、常に最高品質を追求する姿勢に貫かれています。シェーヌダンクルも例外ではありません。一つ一つのコマは、熟練職人の手作業によって丹念に研磨され、滑らかな感触と深みのある光沢を湛えています。
シルバー925やK18ゴールドといった厳選された素材、細部にまで行き届いた精緻な作り込みは、実物を手にすれば誰もがその質の高さを認めるところでしょう。この確固たる品質こそ、長期にわたる愛用を可能にし、資産価値の基盤を形成しています。
③ 性別や年代を問わない普遍性
シェーヌダンクルのデザインは、性別による区別なく広く支持されています。豊富なサイズ展開により、自身の体型やスタイルに最適な一本を選ぶことができ、パートナーとのペアでの着用も珍しくありません。
シンプルな造形ゆえに、若い世代から成熟した世代まで、幅広い層に受け入れられています。世代を超えて受け継がれるヘリテージ・ジュエリーとしても、その価値は一層高まっています。
④ セレブリティやインフルエンサーによる影響
国内外の著名人やファッション感度の高いインフルエンサーたちがシェーヌダンクルを愛用していることも、人気を後押しする要因となっています。
彼らがSNS等で着用する姿が広まるにつれて、シェーヌダンクルに対する憧憬の念は一層高まり、需要の拡大へと繋がっているのです。
シェーヌダンクルの資産価値 – なぜ注目されるのか?
ファッションアイテムとして絶対的な人気を確立しているシェーヌダンクルですが、近年、その「資産価値」にも大きな関心が寄せられています。資産として評価されるようになった背景には何があるのでしょうか。
「資産」として見られるようになった背景
① 正規店での入手困難と希少性の高まり
シェーヌダンクル、とりわけブレスレットの人気は世界的に高まっています。エルメスは品質維持を最優先し、大量生産を行わない方針を採っています。そのため、需要に対して供給が追い付かず、正規店では常に品薄で、入荷待ちが常態化しています。
店舗によっては予約の受付すら困難な状況も。このような「欲しくても容易には手に入らない」状況が、シェーヌダンクルの希少価値を高め、結果として中古市場における価値上昇の大きな要因となっています。
② 中古市場での価格高騰と高い需要
正規店での入手が難しいため、多くの人々が中古市場に目を向けています。結果として、中古市場では需要が供給を大幅に上回り、価格が高騰する状況が生まれています。人気のサイズや良好なコンディションの個体は、定価を上回る価格で取引されることも常態化しています。
この活発な二次流通市場と高いリセールバリューが、シェーヌダンクルを資産として認識させる要因を強固なものにしています。
③ エルメスブランド全体の価値向上
エルメスというブランド自体が有する卓越した価値と信頼性も、シェーヌダンクルの資産価値を強固に下支えしています。長年にわたり構築されてきたブランドイメージ、品質に対する妥協なき姿勢、そして巧みなブランド戦略により、エルメスの製品は時代を経ても価値が毀損しにくい、と広く認識されています。
バーキンやケリーと同様に、シェーヌダンクルもまた、メゾンを代表するアイコンとして、その価値を維持し、さらに向上させていくポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。
資産価値を左右する重要な要素
シェーヌダンクルの資産価値、とりわけ買取価格は、複数の要素によって決定されます。売却を検討される際や、将来的な価値を見据えて購入される際には、以下の点を把握しておくことが推奨されます。
① 素材:シルバー(SV925)とゴールド(K18)
シェーヌダンクルの主要素材は、シルバー925(スターリングシルバー)とK18ゴールド(YG, PG, WG)です。
- シルバー(SV925): 最も流通量が多く、価格帯も比較的アクセスしやすい素材です。日常での使用に適しており人気も高い一方、素材固有の価値としてはゴールドに劣ります。しかし、中古市場での需要は非常に高く、状態やサイズによっては高額な買取価格が提示されることもあります。
- ゴールド(K18): 素材自体の価値が高いため、定価・買取価格ともにシルバーよりはるかに高額です。金相場の上昇局面では、その価値も連動して高まる傾向にあります。シルバーと比較して生産数が限定的なため、希少性もより高いと考えられます。
② サイズPM, MM, GM, TGM – 人気サイズは?
ブレスレットには主に4つのサイズが設定されています。手首周りの寸法や好みの着用感に応じて選択されますが、中古市場での人気や需要はサイズによって異なります。
- PM (Petit Modèle): 最もコマが小さい。華奢な印象で女性からの支持が高い。
- MM (Moyen Modèle): 中間のサイズ。適度な存在感で性別を問わず人気。
- GM (Grand Modèle): 大きめのサイズ。存在感があり、主に男性に好まれる。近年は女性がファッションとして取り入れるスタイルも定着。
- TGM (Très Grand Modèle): 最大のサイズ。流通量が少なく希少性が高い。
一般的に、中古市場ではMMとGMサイズへの需要が安定している傾向が見られます。ただし、流行や個人の嗜好の変化により、人気の動向は変動する可能性があります。
③ コンディション:傷、歪み、変色
ジュエリーの価値評価において、コンディション(状態)は極めて重要な判断基準です。
- 傷・打痕: 日常使用に伴う微細な傷は避けられない場合もありますが、深い傷や打痕は査定額に影響します。
- 歪み: コマやクラスプ(留め具)に歪みが生じている場合、価値は大きく低下する可能性があります。
- 変色(シルバーの場合): シルバー特有の硫化による黒ずみは、適切なケアで改善可能な場合が多いですが、程度が著しい場合は査定に影響を及ぼすことがあります。
良好な状態を維持することが、高い資産価値を保全する上での基本となります。
④ 付属品の有無:箱、リボン、保証書など
購入時に付属していたアイテムは、可能な限り全て揃えておくことが高価買取に繋がる要件です。
- 箱(オレンジボックス): エルメスの象徴であり、有無は査定に影響します。
- リボン: 特に贈答品の場合など、付属していればプラス評価の要素となります。
- 保存袋: ジュエリーを保護するための袋。これも重要です。
- 保証書・購入証明書: 購入履歴を示し、正規品であることの裏付けにもなります。(シェーヌダンクルでは元来付属しない場合もあります)
付属品が完備されていることにより、次の所有者が安心して購入できるため、買取価格が向上しやすくなる傾向があります。
⑤ コマ数(ブレスレットの場合)
ブレスレットは購入時にサイズ調整(コマ詰め)を行うことがあります。もしコマを取り外している場合、その取り外したコマも必ず一緒に査定に出すことが推奨されます。コマが不足していると着用可能なサイズが限定されるため、買取価格が低下する場合があります。
シェーヌダンクルの価格推移 – 過去から現在、そして未来
シェーヌダンクルの資産価値を評価する上で、価格がどのように変動してきたかを把握することは不可欠です。ここでは、定価と中古市場、それぞれの相場変動について見ていきましょう。
定価の推移:段階的な値上げ
エルメスは、原材料費の高騰や為替レートの変動、ブランド価値の維持といった複合的な理由から、ほぼ毎年、製品価格の改定を行っています。シェーヌダンクルもその対象であり、近年、段階的に定価が上昇しています。
数年前と比較すると、シルバー製のブレスレット(特にMM、GMサイズ)においても、明確な価格上昇が確認できます。この基調は今後も継続する可能性が高いと考えられます。
今後の価格予想:考えられるシナリオと注意点
将来的な価格動向については、いくつかのシナリオが想定されます。
- 高値安定・緩やかな上昇: 現在の供給不足が継続し、ブランド価値も維持される限り、中古相場は高水準で安定、もしくは緩やかに上昇を続けるシナリオ。
- 調整局面: 世界経済の減速や、エルメスによる生産体制の大幅な変更(可能性は低いと考えられますが)、あるいは市場の嗜好の変化等が生じた場合、一時的に価格が調整される(下落する)局面も想定されます。
ただし、中古相場は常に変動するものです。経済状況、為替動向、流行、そしてエルメス自身の経営戦略によって左右されます。「必ず値上がりし続ける」という保証はないことを、十分に認識しておく必要があります。
投資対象としてシェーヌダンクルを考える:メリットとデメリット
これまでの情報から、シェーヌダンクルが高い資産価値を有することはご理解いただけたかと思います。それでは、これを純粋な「投資対象」として評価した場合、どのような利点と留意点が存在するでしょうか?
投資対象としてのメリット
① 比較的安定した価値と換金性
エルメス製品、特にシェーヌダンクルのようなアイコンアイテムは、流行の影響を受けにくく、長期的に価値が安定しやすい特性があります。また、中古市場での需要が高いため、必要に応じて比較的円滑に現金化できる「換金性の高さ」も利点です。ブランド買取専門店など、売却経路も確立されています。
② 所有する喜び(実物資産)
株式や債券等の金融資産とは異なり、シェーヌダンクルは実際に身に着けて使用できる「実物資産」です。ファッションアイテムとしての魅力を享受しつつ、同時に資産価値も期待できる点は、大きな利点と言えるでしょう。
愛着を持って大切に取り扱うことが、結果的にその価値を維持・向上させることにも繋がります。
③ インフレ対策
一般的に、インフレーション(物価上昇)環境下では、現金の購買力は低下しますが、実物資産の価値は相対的に維持・上昇しやすいとされます。
エルメス製品のように、世界的に需要が存在し供給が限られる希少性の高いアイテムは、インフレーションに対する価値保全(インフレヘッジ)効果も、ある程度期待できると考えられます。
投資対象としてのデメリット・注意点
一方で、シェーヌダンクルを投資対象としてのみ捉える場合、留意すべき点も少なくありません。
① 価格変動リスク
「価値が比較的安定している」とはいえ、将来的な価格上昇が保証されているわけではありません。経済情勢の変化、ブランドイメージの変動、偽物の流通拡大、市場の嗜好の変化など、様々な要因により価格が下落するリスクは常に内在します。
もし定価を上回る価格で購入した場合、購入価格を下回る可能性も考慮に入れる必要があります。
② 偽物の存在と真贋鑑定の重要性
人気アイテムには、常に精巧な模倣品(偽物)の流通リスクが伴います。特に個人間取引や信頼性の低いオンライン事業者からの購入には、細心の注意が必要です。
万が一、偽物を購入してしまった場合、その資産価値は皆無となります。購入時・売却時を問わず、真贋を見極める能力のある、信頼できる専門業者に依頼することが不可欠です。
ブランドオフでは、経験豊富な鑑定士が確かな目で査定を行います。安心してお任せください。
③ 維持・管理の手間とコスト
シェーヌダンクル、特にシルバー製品は、適切な手入れを怠ると変色やくすみが生じる可能性があります。美観を維持するためには、日常的な清掃や定期的なメンテナンス、適切な保管が求められます。
また、使用時には丁寧な取り扱いが必要です。こうした維持・管理に伴う手間や、場合によっては専門業者によるメンテナンス費用が発生する点も、考慮に入れるべきでしょう。
④ 伝統的な金融商品との違い
シェーヌダンクルは、株式や投資信託のような配当金や利子といったインカムゲインを生み出す資産ではありません。価値の上昇は、あくまで市場での需要動向に依存します(キャピタルゲインを目的とする場合)。
また、流動性(換金のしやすさ)も、金融商品と比較すると劣る場合があります。純粋な投資対象としてのみ捉えるのではなく、「自身の趣味や嗜好を楽しみつつ、副次的に資産としての価値も期待できるアイテム」と位置付けるのが、現実的な捉え方かもしれません。
後悔しない!シェーヌダンクルの種類と賢い選び方
シェーヌダンクルには多様なアイテムが存在し、ブレスレットだけでも複数のサイズが用意されています。選択に際して迷われる方もいらっしゃるでしょう。ここでは、代表的な種類と、最適な一点を選ぶためのポイントをご紹介します。
定番ブレスレット:サイズ感と選び方のポイント
最も人気の高いブレスレットは、主に4つのサイズ展開です。それぞれの特徴と推奨されるスタイルについて解説します。
- PM (Petit Modèle – プティ・モデル): コマ約1.4cm。最も小型で華奢な印象。手首の細い方や、さりげない着用感を好む方に適しています。重ね付けにも。
- MM (Moyen Modèle – モワイヤン・モデル): コマ約1.7cm。中間のサイズ。適度な存在感で性別を問わず人気があります。
- GM (Grand Modèle – グラン・モデル): コマ約2.1cm。存在感のある大きめのサイズ。主に男性からの支持が高いですが、女性がアクセントとして用いるのも現代的なスタイルです。
- TGM (Très Grand Modèle – トレ・グラン・モデル): コマ約2.4cm。最大のボリューム感を持つサイズ。流通量が少なく希少価値が高いとされています。
選び方のポイント:
- 手首の実寸計測: まず、メジャー等でご自身の手首周りの実寸を正確に計測することが基本です。
- 希望するフィット感: ぴったりとしたフィット感を好むか、ある程度のゆとりを持たせたいかによって、適切なコマ数が異なります。一般的には、手首周りの実寸に2〜3cm程度加えた内周のものが目安とされます。
- 試着の推奨: 可能であれば、実際に試着されることが最も確実な方法です。正規店での試着は難しい場合もありますが、信頼のおける中古販売店等で機会があれば、試されることを推奨します。
ネックレス、リング、ピアスなど他のアイテム
シェーヌダンクルのモチーフは、ブレスレット以外にも様々なアイテムで展開されています。
- ネックレス: シンプルなペンダントタイプから、コマを連ねたチェーンタイプまで多様。長さによって印象も変化します。
- リング: コマや錨の形状をデザインに取り入れた指輪。存在感がありながらも上品な趣です。
- ピアス: 耳元で揺れるドロップタイプや、固定式のスタッドタイプなど。さりげないアクセントとして適しています。
こうしたアイテムも魅力的ですが、資産価値の観点からは、依然としてブレスレットが中古市場において最も高い需要と流通量を維持しています。
素材による違い:シルバーとゴールド
前述の通り、主要な素材はシルバー925とK18ゴールドです。
- シルバー: クールでスタイリッシュな印象。価格もゴールドと比較して抑えられており、日常使いにも適しています。経年変化も魅力の一つですが、適切なお手入れが不可欠です。
- ゴールド: 高級感があり、華やかな印象を与えます。YG、PG、WGといった種類によって雰囲気も異なります。素材自体の価値が高く、資産性もシルバーより高いと言えます。
どちらを選択するかは、ご予算、個人の嗜好、使用される場面、そして資産価値をどの程度重視されるかによって異なります。
シェーヌダンクルを手に入れる方法・手放す方法
人気の高いシェーヌダンクルを、どのように入手し、また売却する際にはどのような方法があるのでしょうか?
正規店での購入:現状と購入のコツ
最も安心できるのはエルメスの正規店での購入ですが、現状では非常に困難な状況です。
- 入荷状況: いつ、どのアイテムが入荷するかは不確定であり、事前に情報を得ることは困難です。
- 在庫確認: 電話による在庫確認や取り置きは、原則として受け付けていない場合がほとんどです。
- 購入制限: 購入履歴や担当者との関係性が購入可能性に影響するという情報もありますが、確実な方法ではありません。
購入の可能性を少しでも高めるには:
- 店舗へ足繫く通う: 入荷のタイミングに偶然立ち会うことを期待する。
- 担当者と良好な関係を構築する: 他の製品の購入等を通じて関係性を深め、希望するアイテムを伝えておく。(ただし、購入が保証されるわけではありません)
- 海外の店舗での購入を検討する: 国によっては日本国内より入手しやすい可能性もありますが、これも確実ではありません。
正規店での購入は、運の要素に左右される部分が大きいのが実情です。
中古市場での購入:信頼できる店の選び方
正規店での入手が困難な場合、中古市場での購入が現実的な選択肢となります。しかし、偽物や状態の劣る商品を購入するリスクを避けるためには、信頼できる販売店を選ぶことが極めて重要です。
- 実績のある専門店: ブランド品、特にエルメスの買取・販売実績が豊富な専門店を選択することが推奨されます。真贋鑑定能力が高く、適切な商品管理が行われていると考えられます。
- オンラインストアの信頼性: 運営会社の情報が明示されており、返品規定等が明確に記載されているかを確認します。商品写真が鮮明で、状態に関する詳細な説明が付されているかも重要な判断基準です。
- フリマアプリやオークションサイト: 個人間取引は価格面での魅力がある一方、偽物や取引上のトラブルが発生するリスクが最も高いとされています。利用する際には、出品者の評価を慎重に確認し、少しでも懸念がある場合は取引を控える判断が必要です。
ブランドオフのオンラインストアでは、厳格な真贋鑑定と品質チェックを経た商品のみを取り扱っております。安心してご覧いただけます。
買取専門店での売却:高価買取を実現するために
大切にされてきたシェーヌダンクルを売却される際には、可能な限り高額での買取を希望されるのは当然のことでしょう。高価買取を実現するためには、いくつかの重要なポイントがあります。
① 信頼できる買取店を選ぶ
- エルメスの買取実績が豊富な店舗: シェーヌダンクルを含むエルメス製品の買取実績が豊富な店舗を選択しましょう。最新の市場相場を把握しており、適正な価値評価が期待できます。
- 専門の鑑定士の在籍: 専門の鑑定士が在籍しているかを確認することも重要です。
- 複数店舗での査定比較: 可能であれば、複数の買取店に査定を依頼し、提示額や対応を比較検討することも有効な手段です。
ブランドオフは、エルメスの買取経験が豊富です。国内外の最新マーケットを踏まえた、適正な買取価格のご提示に努めております。査定はもちろん無料ですので、お気軽にご相談ください。
② 良好なコンディションを保つ
日頃から丁寧に取り扱い、傷や変色を防止することが最も効果的です。査定前に、ご自身で可能な範囲のクリーニングを行っておくと、より良い評価に繋がる場合があります。
③ 付属品を揃える
購入時の付属品は全て揃えて査定に出すことが原則です。付属品の有無は査定額に影響を与える重要な要素です。
④ 最新の相場を把握する
売却のタイミングも重要です。可能であれば、事前に現在の中古市場におけるおおよその相場を把握しておくと、提示された査定額の妥当性を判断する一助となります。
シェーヌダンクルの資産価値を未来へ繋ぐために
シェーヌダンクルを長くご愛用いただき、その資産価値を可能な限り維持、あるいは向上させるためには、日々の適切なお手入れと保管方法が重要となります。
輝きを保つ:日々のお手入れと保管方法
シルバー製品のお手入れ
- 使用後: 柔らかい布(ジュエリークロス等)で、付着した皮脂や汗、化粧品等を優しく拭き取ります。
- 黒ずみ(硫化)が見られる場合: シルバー専用のクリーナー液やポリッシュクロスを用いて、優しく研磨します。ただし、過度な研磨や強い摩擦は傷の原因となります。燻し加工部分への使用は避けてください。
- 超音波洗浄機: ご家庭にあれば使用も可能ですが、石がセットされたデザインへの使用は避けてください。
ゴールド製品のお手入れ
- 使用後: シルバー製品と同様に、柔らかい布で汚れを拭き取ります。
- 汚れが気になる場合: 中性洗剤を少量溶かしたぬるま湯を使用し、柔らかいブラシ(毛先の柔らかい歯ブラシ等)で優しく洗浄し、十分にすすいだ後、水分を完全に拭き取ります。
保管時の注意点
- 空気との接触を避ける: 特にシルバーは空気中の成分と反応し変色しやすいため、密閉可能な袋や購入時の箱、保存袋等に入れて保管することが理想的です。
- 他の宝飾品との分離: 他の硬い宝飾品等と接触すると傷が付く可能性があるため、個別に保管することを推奨します。
- 湿度の管理: 湿気の多い場所は変色や劣化を招く可能性があるため、湿度が低く風通しの良い場所で保管してください。
付属品(箱、保証書など)の重要性
将来的な売却を考慮される場合、付属品の保管は重要です。
- 箱や保存袋: 商品を保護する機能に加え、「正規品」であることの信頼性を高め、査定評価にも影響を与えます。紛失しないよう大切に保管してください。
- 保証書・購入証明書: 必須ではありませんが、存在すればプラス評価の対象となります。
日頃から付属品も丁寧に取り扱うことが、将来的な資産価値の維持に繋がります。
まとめ
エルメスのシェーヌダンクル。それは、普遍的なデザイン、卓越した品質、そしてブランドが持つ威信によって、単なる装飾品の枠を超えた特別な価値を有するアイテムです。正規店での入手困難さや中古市場における価格上昇の現状は、その高い人気と希少性を示しています。そのため、「資産」としての側面が注目されることも理解できます。
では、シェーヌダンクルは「投資対象」となり得るのでしょうか? この問いに対する客観的な評価は、「限定的な条件下においては肯定できるものの、多くの留意点が存在する」ということになるでしょう。
- 価値が比較的安定しており、換金性も高い。
- 所有する喜びと実用性を兼ね備えた「実物資産」である。
- インフレーションに対する一定の耐性(ヘッジ効果)も期待できる。
といった利点が見込める一方で、
- 価格変動(下落)リスクが存在する。
- 偽物の流通リスクと真贋鑑定の重要性。
- 維持・管理の手間とコストを要する。
- 金融商品のようなインカムゲインは期待できない。
といった側面も十分に認識しておく必要があります。
シェーヌダンクルは、短期的な利益を追求する投機対象としてではなく、「愛着のあるアイテムを長く楽しみながら、結果的に資産価値も維持される(あるいは向上する)可能性があるもの」と捉えるのが、実態に近い理解かもしれません。
これから購入される方は、ご自身のスタイルや予算、将来的な資産価値も考慮に入れ、信頼できる入手経路を選択することが肝要です。
そして、もしお手持ちのシェーヌダンクルのご売却をお考えの場合には、ぜひ一度ブランドオフにご相談ください。経験豊富な鑑定士が、お客様の大切なお品物の価値を正確に評価し、最新の市場相場に基づいた適正な買取価格をご提示いたします。査定は無料にて承っております。便利な宅配買取やLINE査定も、どうぞお気軽にご利用ください。
大切なシェーヌダンクルのご売却は、ブランドオフにお任せください。

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