【バッグお手入れ】レザーバッグの革のお手入れ方法5STEP|お手入れ頻度と保管方法も解説

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大切なレザーバッグが傷ついたり汚れてしまいクリーニングに出したいと考えている方もいるでしょう。

しかし、レザーバッグは自分でもお手入れすることができます。

そこで、ここではレザーバッグの手入れ方法や保管方法などを紹介します。

レザーバッグの革のお手入れが必要な理由

レザーバッグのお手入れが必要な理由は主に以下の2つです。

1つめは、ひび割れや破れを防ぐためです。例えば、乾燥や汗、紫外線によってひび割れや破れることがあります。そのため、日々のお手入れで革に潤いを与え予防していく必要があります。

2つめは、革の経年劣化を楽しむためです。革は使えば使うほど馴染んでいき、味わい深くなっていきます。しかし、お手入れを怠ると思うような経年劣化を楽しむことができず、見た目も悪くなります。

レザーバッグの革のお手入れ頻度とタイミング

ここでは、レザーバッグの革のお手入れ頻度とタイミングについて紹介します。

レザーバッグの革のお手入れを行う頻度

レザーバッグの革のお手入れを行う頻度は1〜3カ月に1度が目安です。

頻繁に使用する方は1カ月に1度、休日のみしか使用しないような方は3カ月に1度程度でいいでしょう。

ただし、この頻度にこだわりすぎずに革の状態を確認しながら行うことも重要です。季節や保管環境によっても革の状態は異なってくるため、あくまで目安として捉えておきましょう。

レザーバッグの革のお手入れを行うタイミング

レザーバッグの革をお手入れするタイミングは革が乾燥したタイミングです。表面を触り乾燥していた場合、オイルやクリームを塗りお手入れしましょう。

ただし、乾燥している時だけでなく汚れた時や濡れた時は都度お手入れする必要があります。また、オイルやクリーム使用後に簡単にブラッシングすることで革の状態を良く保つことができます。

《状況別》レザーバッグの革のお手入れ方法

ここでは、レザーバッグの革が乾いている状況と濡れている状況の2パターンのお手入れ方法を紹介します。

革の表面が乾いているときのお手入れ方法

ここでは、革の表面が乾いているときのお手入れ方法を紹介します。

準備する物は以下の通りです。

・革用のブラシや柔らかい布
・革用のオイルやクリーム
・スポンジや布(オイルやクリーム用)

革用のブラシや布でほこりを落とす

レザーバッグの革のお手入れで最初に行うことはブラシや布で革表面の汚れやほこりを落とすことです。

しっかり汚れを落としておかないと革に染み込む可能性があるため注意しましょう。

ブラシは弾力のある馬毛のもの、布は柔らかい布を使用するのがおすすめです。

簡単に汚れやホコリが落とせない時もあるかもしれませんが、無理に落とそうとせずに革に傷などがつかない程度に行いましょう。

スポンジまたは布にオイル(クリーム)をとる

汚れやほこりを取り除いた後にオイル(クリーム)でお手入れを行います。まずは清潔な布に少量のオイル(クリーム)を取りましょう。

少しずつ塗ることがポイントで、触った時にべたつきを感じると塗りすぎのサインです。

革製品の全体にオイル(クリーム)を塗る

布にとったオイル(クリーム)をムラなく全体になじませます。染みができないように薄く素早く塗り広げることが重要です。

目立つ部分だけでなく底や側面、金具部分も忘れずに塗りましょう。

布で乾拭きする

オイルやクリームを塗った後、少し時間を置いて革に成分を浸透させます。

最後に柔らかく清潔な布で再度拭き上げて手入れは完了です。

風通しのいい場所で保管する

手入れ完了後、革製品を元の布袋に入れて直射日光を避けられる風通しの良い場所で保管します。

保管環境が悪いとお手入れしてもカビや型崩れの原因になってしまうため注意しましょう。

水に濡らしてしまったときのお手入れ方法

革は水分に弱いため、レザーバッグが水に濡れてしまったときはすぐにタオルや柔らかいタオルで乾拭きして風通しの良い場所で乾燥させます。

ただし、革が傷んでしまう可能性があるためドライヤーで乾かすのはやめましょう。

《汚れ別》レザーバッグの革のお手入れ方法

どんなに大切にレザーバッグを扱っていてもうっかり汚してしまうことはあります。ここでは、汚れの種類に応じたお手入れ方法をご紹介します。

色移り

デニムなどの衣類の色が摩擦で革のバッグに移ってしまうことがあります。

しかし、革は洗濯機や手洗いなど水洗いができないため、次の手順でお手入れを行いましょう。

  1. 柔らかい布での乾拭きや革用消しゴムで汚れを落とします。
  2. 革用クリーナーを布に付け、色移りした部分を軽く叩いて汚れを浮かせます。(※色が広がる恐れがあるので、こすらないように注意しましょう。)
  3. 布の乾いた部分でクリーナーを取り除き、革用の栄養クリームで仕上げます。

カビ

カビが生えてしまった場合の手入れ方法は以下の通りです。

  1. 布を水で濡らして固く絞りカビを拭き取ります。乾いた布で拭いてしまうとカビの胞子が空気中に舞ってしまう可能性があります。
  2. その後、天日干しで乾燥させます。おすすめの時間帯は紫外線が多い10〜14時の間です。長時間干してしまうと傷んでしまう可能性があるため注意しましょう。
  3. 完全に乾いたら、保湿クリームを塗ります。
  4. 保湿クリームが残ってしまうとカビの原因にもなるため、最後に余分な保湿クリームを乾いた布で拭き取ります。

粉吹き(ブルーム)

粉吹きは別名「ブルーム」と呼ばれる現象で表面に残ったオイルやロウが固まってできたものです。

粉吹きのお手入れ方法はまずブラシで白い粉を落とします。その後、柔らかい布で拭いてあげます。

小物の場合は革用オイルやクリームで馴染ませてあげると良いでしょう。

レザーバッグの革をお手入れする時の注意点

レザーバッグの革をお手入れする際の注意点を紹介します。

革の種類に合った道具を選ぶ

革には牛革、馬革、豚革などさまざまな種類があり、それぞれに適したお手入れ道具(ブラシなど)を選んで使うのが理想です。

革に合っていない道具を使用すると状態が悪くなる可能性もあるため注意しましょう。

清潔な道具でお手入れする

お手入れをする際は汚れを余計に増やさないために清潔な道具を使用しましょう。

一度使用した道具をもし使用するのであれば、しっかり汚れを落としておくことが重要です。

革のお手入れと同じように道具も大切に扱いましょう。

トリートメントオイルは適量を守る

オイルは塗りすぎずにムラなく薄く塗ることが重要です。

オイルの量が多いと逆にカビやシミの原因になることもあります。

レザーバッグの保管方法

レザーバッグを長持ちさせるにはお手入れだけでなく保管方法も重要です。シーズンオフになったレザーバッグの保管方法について解説します。

毎日使うアイテムの保管方法

レザーバッグをクローゼットなどに保管する前に革のお手入れをしてバッグやポケットの中のごみを取り除いておきましょう。

湿気の多い場所はカビが生えやすいため、直射日光を避け風通しの良い場所で保管することが重要です。

クローゼットでは引き出しや棚に置くよりもハンガーやS字フックに吊るして保管するのが最適です。

時々使うアイテムの保管方法

長い間保管する前にオイルやクリームでお手入れしてから保管するのがおすすめです。

また、クローゼットなどに吊るして保管していても月に1回は風通しの良い場所に出してブラッシングや乾拭きを行いましょう。

レザーバッグは外気に触れることでカビの繁殖を防ぐ効果があるため、使用せずに保管するよりも実際に使うことでカビ対策になります。

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