【金貨の買取相場は？】金貨の基本情報から高く買い取ってもらうためのポイントを紹介

金貨とはその文字通り金でできた貨幣のことです。レリーフの美しさと金特有の輝きを放っており、投資やコレクション対象として人気です。

発行枚数が限られているものであれば、プレミア値がつくこともあります。この記事では、金貨の基本情報から高く買い取ってもらうためのポイント、総バンドを詳しく紹介していきます。

金貨とは

金貨と言われると、金でできたコイン以外にしっかりと答えられない方も多いのではないでしょうか。
金貨の買取をするにあたって、押さえておくべき以下の2つを紹介します。

• 金貨の価値は安定している
• 金貨の種類は3つ

それぞれの種類を見ていきましょう。

金貨の価値は安定している

金貨とは、金が主成分の政府が発行する貨幣です。品質と重量が法的に保証されていることから、信頼性の高い安全資産として評価されています。

通常の紙幣や株式などの資産は国や企業が破綻したり、インフレになったりすれば価値が下がる、または無価値になります。

しかし金は、金そのものが資産としての価値を持っているのです。そのため、紙幣や株式のように急に価値がゼロになるリスクはまずありません。

さらに金の評価基準は世界共通となっているものであるため、金貨には安定した価値があります。他にも金貨ならではの偽造の難しさや希少性、美しい光沢から更に高い買取価格が期待できます。

このような背景から、金貨の価値は安定しているのです。

金貨の種類は3つ

金貨の種類は以下の3つに分けられます。

• 地金型金貨
• 収集型金貨
• 通貨型金貨

種類で買取価格も変わってくるため、あらかじめ金貨の種類を押さえておきましょう。

地金型金貨

地金型金貨とは、投資用に発行される金貨です。各国の造幣局で鋳造され、金の含有量や信頼性は政府が保障していることから、投資用として人気があります。

地金型金貨の金の含有率は24k（99.99％）が主流ですが、中には含有率91.7％の22kで鋳造されている金貨も珍しくありません。

地金型金貨の買取価格は含まれている金そのものの相場で決まりますが、発行枚数が少なかったりコレクターからの人気がかかったりするコインであれば、プレミア価値が上乗せされることもあります。

収集型金貨

収集型金貨とは、記念金貨として発行される金貨です。額面・地価よりも高価で取引されるのが特徴です。

発行枚数が少ないことからコレクション性が高く、高い金額で取引されているため投資目的に集める人も多くいます。

ただし、ハイリスクハイリターンの傾向がある金貨で必ずしも儲かるとは限りません。特に日本で発行された記念金貨の場合はプレミア価格がつくのは少なく、ほとんどが地金価格をもとに取引されています。

通貨型金貨

通貨型金貨は記念金貨の1種です。しかし、発行枚数が少なくプレミア価格がつくものが多いことから、収集型金貨としてみなされることもあります。さらにコレクション目的に所有する方も珍しくありません。

また、通貨型金貨は額面通りの通貨としても使用できます。10万円で購入した場合、10万円の通貨として使用できます。

例えば「天皇陛下御即位記念10万円金貨」などは、額面の通り10万円分の買い物に使用可能です。

金貨の価値が決まる要素

金貨の買取をするうえで知っておきたいのが、金貨の価値が決まる要素です。金貨の価値は以下の2つの要素で決まります。

• 金の含有量
• 希少性

それぞれの要素を詳しく見ていきましょう。

金の含有量

金貨の値段は、金貨の素材である含有量である程度決まります。金は1gあたりの価格で取引されているうえ、日々変動しているものです。

例えば、2024年6月の金の平均取引価格は11,859円であったのに対し、7月の平均は12,185円です。

この場合、金貨を6月に売却するより7月に売却したほうが高価買取が期待できます。このように金そのものに価値があることから、金貨は高価買取が期待できます。

希少性

金貨は金の含有量以外にも、希少性でも価値が決まります。金は投資目的以外にも、世界中のコレクターからの人気が高いものでもあります。

イベントや発行枚数が少ない金貨ともなれば、入手自体が困難なコインも珍しくありません。手が入りにくく人気が高いコインであれば、「プレミア価値」がついてさらなる高価買取が期待できます。

記念硬貨の買取を検討している方は、コレクターからの人気がどのぐらいあるのかも調べておきましょう。

高価買取が期待できる海外の地金型金貨

ここでは、高価買取が期待できる海外の地金型金貨を4つ紹介します。

• ウィーン金貨
• メイプルリーフ金貨
• バッファロー金貨
• カンガルー金貨

それぞれの金貨を詳しく見ていきましょう。

ウィーン金貨

ウィーン金貨は、1989年からオーストリア造幣局で毎年発行されている金貨です。正式名称は「ウィーン金貨ハーモニー」で、表側にはパイプオルガン、裏面にはファゴットやバイオリンなど6つの管弦楽器がレリーフされています。

メイプルリーフ金貨やパンダ金貨と同じく有名な地金型金貨です。純度はK24（99.99％）と高く、オーストリア造幣局から発行されていることもあり、品質と信憑性が保証されていて人気が高いコインです。

大きさは4種類で、重量約31グラム、額面価格100ユーロのものが最大です。

メイプルリーフ金貨

メイプルリーフ金貨は、カナダ王室造幣局が1979年から現在まで発行している金貨です。世界一流通している金貨だと言われており、非常に高い知名度を誇ります。

純度はK24（99.99％）で、投資目的で取引されるケースも少なくありません。コインの表側にはエリザベス2世の肖像、裏側にはカナダの国旗にも描かれているカエデの葉がレリーフされています。

サイズは1オンス、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスの4種類です。重量1オンス、額面価格50カナダドルのものが最大です。

バッファロー金貨

バッファロー金貨はアメリカ合衆国が初めて発行した純金貨で、メイプルリーフ金貨やウィーン金貨と並んで知名度があります。表面には先住民のネイティブアメリカン、裏面にはバッファローがレリーフされています。

アメリカの金貨ではイーグル金貨が主流でしたが、ウィーン金貨やメイプルリーフ金貨に比べて信用性が低いことから、バッファロー金貨が作られました。

2006年以降に発行された比較的新しい金貨ですが、コレクターから人気の高い金貨です。

カンガルー金貨

カンガルー金貨は、西オーストラリア州政府公営のパース造幣局が発行している金貨です。表面には英国女王のエリザベス2世、裏面にはカンガルーが描かれています。

1986年から毎年デザインが変わり、発行年によって発行枚数が変わり、金相場より価値や価格が変動します。コレクターからの人気が高く、世界三大金貨の1つともいわれています。そのため、世界中で信頼性と知名度の両方が高く評価されています。

金の価格に金貨を高く買い取ってもらうためのポイント

ここでは、金貨を高く買い取ってもらうためのポイントを3つ紹介します。

• 金の価値が高いときに売却する
• 基本的にお手入れはしない
• 付属品を揃えておく

これから紹介する内容を押さえて、1円でも高い買取価格を狙いましょう。

金の価値が高いときに売却する

金の価格は円安やインフレなど、さまざまな要因で変動します。金貨の高価買取を狙うのであれば、金の価値が高いときに売却するのがおすすめです。

金は2003年から2023年の20年間で、最高価格が約8倍にもなっており、今後も上昇していくと予想されています。金貨を売るか迷っている方は、金が高騰している今がおすすめかもしれません（今後さらに上がる可能性もあります）。

また、金貨は銀行や郵便局で両替する方法もありますが、額面の金額しか受け取れないためおすすめできません。高価買取を狙うのであれば、ブランドオフにご相談ください。

基本的にお手入れはしない

金貨のお手入れは、無理に行わないことをおすすめします。保存状態によっては変色や汚れが目立つこともあるでしょう。

しかし、布で強く擦るのは傷や変色の原因となる可能性があります。そうなれば、買取価格が下がることも考えられます。

どうしてもお手入れをするのであれば、柔らかい布で優しく拭きましょう。硬い布や研磨剤が含まれたものは傷の原因となるため、避けてください。

なお、金貨が未開封の場合はそのまま買取査定に出すのをおすすめします。たとえパッケージに傷が付いていたとしても、未開封のほうが高価買取になる可能性があるためです。

付属品を揃えておく

金貨はコレクター需要の高さから、購入時の付属品が揃っていると評価が高くなる可能性があります。

したがって、金貨を購入したときに付属していた説明書や保証書がある場合は、査定のときに出すようにしましょう。

金貨の買取価格相場

商品名	画像	買取価格
メイプルリーフ金貨 ジュエリー K24	出典：https://kaitori.brandoff.co.jp/purchased/others/1035934.html	365,000円
メイプルリーフ金貨　1/10oz ジュエリー K24YG ゴールド	出典：https://kaitori.brandoff.co.jp/purchased/others/1015856.html	31,900円
980年モスクワ五輪記念100ルーブル金貨 ジュエリー 100ルーブル金貨 K21.6 ゴールド	出典：https://kaitori.brandoff.co.jp/purchased/others/1014082.html	143,000円
20フラン金貨 ジュエリー K21.6 ゴールド	出典：https://kaitori.brandoff.co.jp/purchased/others/1009533.html	55,040円
クルーガーランドランド金貨 ジュエリー K24 ゴールド	出典：https://kaitori.brandoff.co.jp/purchased/others/1005007.html	30,000円
ペンダントトップ ジュエリー ソブリン金貨　エリザベス二世 K22/K18	出典：https://kaitori.brandoff.co.jp/purchased/others/1003334.html	38,000円
メープルリーフ金貨 そのほかのアイテム K24	出典：https://kaitori.brandoff.co.jp/purchased/others/126642.html	61,900円
ウィーン金貨 ジュエリー K24YG	出典：https://kaitori.brandoff.co.jp/purchased/others/82535.html	115,000円
メイプルリーフ金貨 ジュエリー K24YG	出典：https://kaitori.brandoff.co.jp/purchased/others/37327.html	21,800円

おすすめの買取業者3選

買取業者といっても、さまざまな業者があります。その中でもおすすめなのが以下の3つの業者です。

• ブランドオフ
• リクロ
• なんぼや

それぞれのメリットを見ていきましょう。

ブランドオフ

ブランドオフはブランド品に特化したブランド専門店です。「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の3つの買取方法に対応しており、誰でも利用しやすくなっています。

「ブランドオフ 安心保証宣言」で信頼と実績を宣言しており、不正商品ゼロを目指す企業なのも魅力です。

リクロ

リクロは、累計査定数86万点を超えている買取専門業者です。アクセサリーやアパレル、バッグなど幅広い商品を高価買取しています。

一流の鑑定士による正確でスピーディーな査定で、安心して買取依頼ができるでしょう。

なんぼや

なんぼやは、「宅配買取」「出張買取」「店頭買取」「オンライン買取」の4つの買取方法に対応した業者です。

店舗の全てが直営店で、すべてマニュアル通りに対応しているためどこの店舗でも一貫した対応を受けられるのが安心できるポイントです。

まとめ

本記事では、金貨の基本概要である種類や高価買取を狙うポイントから、買取相場まで紹介しました。金貨は政府が発行する公式な貨幣で品質と重量が法的に保障されていることから、価値が安定しています。

24金の金貨や需要の高い金貨ともなれば、高価買取が期待できます。まずは、専門知識のある査定員が在籍している買取店に買取を依頼することが大切です。

なお、ブランドオフでは、丁寧な対応とわかりやすい説明を心がけています。買取で悩んでいる方はぜひご相談ください。

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