【完全版】シャネル マトラッセの種類と特徴を徹底解説!クラシックマトラッセとの違いは?

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高級バッグの代名詞とも言える「シャネルのマトラッセ」。その洗練されたキルティングデザインとタイムレスな魅力は、世代を超えて多くの女性を魅了し続けています。

しかし一口に「マトラッセ」と言っても、サイズや素材、チェーンの仕様、定番モデルから限定品まで実にさまざまな種類が存在します。

本記事では、そんなシャネル マトラッセの代表的な種類を詳しく解説し、それぞれの特徴や選び方のポイントをご紹介します。自分にぴったりの一品を見つけるための参考にしてください。

マトラッセとは?その魅力と歴史

シャネルのマトラッセ
シャネルのマトラッセ

シャネルのマトラッセは、ファッション界において特別な存在感を放つアイコンバッグです。まずはその歴史や特徴についておさらいしましょう。

マトラッセの誕生と進化

シャネルの「マトラッセ」は、1955年にココ・シャネルが発表した「2.55バッグ」に端を発します。

このバッグは、肩掛け可能なチェーンストラップやダイヤ型のキルティング加工を特徴とし、シャネルのアイコン的存在となりました。この独特なデザインが「マトラッセ」です。

現代ではこのデザインを施したバッグや時計、財布などのシリーズをマトラッセと言うこともあります。ココ・シャネルがこのデザインを生み出した背景には、女性が両手を自由に使える実用的なバッグを提供したいという思いがありました。

その後、1983年にカール・ラガーフェルドがクリエイティブディレクターに就任し、「2.55」をベースに再デザインされた「クラシックフラップ」が誕生しました。

これにより、チェーンストラップに革を編み込む技法やターンロックの「CCロゴ」が導入され、よりモダンでエレガントな印象が加わりました。

◆参考:2.55 ハンドバッグ — シャネル | CHANEL

マトラッセの特徴

「マトラッセ」という名称はフランス語で「キルティング」を意味し、シャネルのバッグではダイヤ型の斜めステッチが特徴的です。このデザインは見た目の美しさだけでなく、バッグの型崩れを防ぐ実用性も兼ね備えています。

素材には、ラムスキンやキャビアスキンなど高品質な革が使用されており、それぞれ異なる質感や耐久性を楽しむことができます。ラムスキンは柔らかく滑らかな手触りを持ち、キャビアスキンは傷が目立ちにくい丈夫さが魅力です。

また、ヴィンテージモデルでは24Kゴールドメッキが施された金具が使用されており、新しいモデルとは異なるクラシックな雰囲気があります。

マトラッセとクラシックフラップの違い

2.55と後継モデルクラシックフラップの画像
2.55と後継モデルクラシックフラップの画像

左:2.55 右:クラシックフラップ

元祖マトラッセの「2.55」と後継モデルの「クラシックフラップ」はしばしば混同されますが、それぞれ異なる特徴を持っています。

まずはロック部分の違いですが、「2.55」では長方形のターンロック(マドモアゼルロックと呼ばれます)が使用されています。一方で「クラシックフラップ」は、2.55を基にカール・ラガーフェルドによって再設計されたモデルであり、ターンロックには「CCロゴ」が採用されています。

また、「2.55」のチェーンには革の編み込みがなくシンプルなデザインですが、「クラシックフラップ」ではチェーンストラップに革が編み込まれている点も特徴的です。

マトラッセラインが展開されているアイテムの種類

マトラッセデザインが施されたアイテムは数多く展開されています。中でもマトラッセデザインの多い、バッグと財布で展開されている種類を紹介します。

まずはマトラッセのバッグ。シャネルでは、以下のような種類のバッグでマトラッセラインが展開されています。

・チェーンショルダーバッグ
・トートバッグ
・クラッチバッグ
・バックパック

それぞれ異なる用途や好みに対応しており、幅広いニーズに応えられるラインナップとなっています。

シャネルのマトラッセラインは、バッグだけでなく財布にも採用されています。主に以下の種類の財布にて、マトラッセが採用されていることが多いです。

・長財布
・二つ折り財布
・ミニ財布
・チェーンウォレット

これらの財布は、マトラッセのキルティングデザインを取り入れつつ、素材や色、サイズのバリエーションも豊富に展開しています。

マトラッセのサイズは5種類

マトラッセ5種類の画像
マトラッセ5種類の画像

シャネルのマトラッセは、その洗練されたデザインと機能性で幅広いサイズ展開を誇ります。以下では、代表的な5種類のサイズについて詳しく解説します。

マトラッセ20・ミニ(mini)

マトラッセ20は、シリーズ最小サイズで「ミニマトラッセ」とも呼ばれます。

サイズは幅18cm、高さ12cm、奥行き7.0cmとコンパクトであり、ミニ財布やスマートフォン、カギなど最低限の荷物を収納するのに適しています。

ショルダーストラップが120cmと長めで斜め掛けがしやすく、カジュアルなコーディネートにも合わせやすいでしょう。

マトラッセ23

ミニマトラッセよりひと回り大きいサイズが「マトラッセ23」です。

サイズは幅23cm、高さ14cm、奥行き6.5cmで、長財布やスマートフォン、キーケースなどを収納可能です。

小ぶりながら収納力があり、日常使いに適したサイズです。

マトラッセ25

最も人気が高いサイズで、「シャネル マトラッセ」といえばこのサイズと言われるほど定番です。

サイズは幅25.5cm、高さ15cm、奥行き6cmであり、財布・スマホ・キーケース・コスメなど日常的なアイテムを十分に収納できます。

普段使いやパーティーシーンなど幅広い用途に対応できる万能なバッグです。

マトラッセ30

「デカマトラッセ」とも呼ばれる大きめサイズです。

サイズは幅30cm、高さ20cm、奥行き9cmであり、手帳やポーチ、小型の書類などを収納できるため荷物が多い日にも便利です。

容量が大きく見た目もシャープなため、実用性とデザイン性を両立したサイズと言えるでしょう。

マトラッセ34

シリーズ最大サイズで、「デカマトラッセ」の中でも特に大容量モデルです。

サイズは幅34cm、高さ23cm、奥行き10cmであり、A4サイズの書類やタブレット、ノートパソコンなども収納可能です。

ただしバッグ自体の重量が約1kgと重いため、荷物を入れるとさらに負担が増える点には注意が必要です。

その存在感からコーディネートの主役として活躍する一方、大容量を求める方におすすめでしょう。

マトラッセデザインとの相性が良い定番素材を紹介!

マトラッセに使用される代表素材の画像
マトラッセに使用される代表素材の画像

シャネルのマトラッセとあわせて注目したいのが、その洗練された高品質な素材です。ここでは、マトラッセラインで用いられる代表的な3つの素材について詳しく解説します。

キャビアスキン

キャビアスキンは、ざらつきのある牛革に特殊な型押しを施し、表面に細かな凹凸を作り出したものです。この独特の質感がキャビアに似ていることから、この名称が付けられたと言われています。

キャビアスキンの特徴
・耐久性に優れ、傷がつきにくい
・型押しにより、小さな傷がついても目立ちにくい
・水に強く、少々の雨でもシミになりにくい

ただし、キャビアスキンにも注意点があります。硬めの素材であるため、同じ向きで置き続けると型が付きやすく、元の形に戻りにくいという特徴があります。

カーフスキン

カーフスキンは、生後6か月以内の子牛の革を使用した素材です。なめらかな質感と適度な張りが特徴で、レザー製品の中でもポピュラーな素材として知られています。

カーフスキンの特徴
・柔らかでなめらかな手触り
・適度な張りがあり、高級感がある
・キャビアスキンよりも軽量

しかし、カーフスキンは傷がつきやすく、水濡れにも弱いため、取り扱いには注意が必要です。保管時にはチェーンストラップをバッグに掛けないよう気をつけましょう。

ラムスキン

ラムスキンは、生後1年以内の羊の革を使用した素材です。非常に柔らかく、滑らかな質感が特徴で、高級感溢れる素材として知られています。

ラムスキンの特徴
・吸いつくような柔らかさ
・美しいツヤがある
・カーフスキンよりもさらに軽量

ただし、ラムスキンはカーフスキン以上に傷つきやすく、水分にも弱いため、非常にデリケートな取り扱いが必要です。

マトラッセラインの人気モデル

2.55とボーイシャネルの画像
2.55とボーイシャネルの画像

左:2.55 右:ボーイシャネル

シャネルのマトラッセラインには、長年愛され続けている人気モデルがいくつか存在します。ここでは、特に注目度の高い2つのモデルについて詳しく解説します。

2.55

2.55は、1955年2月にココ・シャネルが発表した革新的なバッグです。その名前の由来も発表された年月に由来しています。従来の装飾的なクラッチバッグとは一線を画す実用性を備えています。

【2.55の特徴】

・マトラッセキルティング:バッグ表面のダイヤ型のキルティングは、耐久性と美しさを兼ね備えています。
・チェーンストラップ:両手を自由に使えるショルダーストラップは、当時としては画期的なデザインでした。
・マドモアゼルロック:フラップ部分には、長方形のターンロックが使用されています。これは「マドモアゼルロック」と呼ばれ、クラシカルな印象を与えます。
・実用的な内部構造:内側には化粧品用のポケットや、カード類を収納できる二重構造のフラップが備わっています。

2.55は、一度は廃盤となりましたが、2004年に50周年を記念して「2.55リイシュー」として復刻現在も多くのシャネルファンに愛用され続けているアイコン的バッグです。

ボーイシャネル

ボーイシャネルは、2011年にカール・ラガーフェルドによって発表された比較的新しいラインです。このバッグは、従来のシャネルのイメージを覆す、クールでマニッシュなデザインが特徴です。

【ボーイシャネルの特徴】

・直線的なフォルム:従来のマトラッセよりも角張ったデザインで、力強い印象を与えます。
・ガンメタカラーの金具:従来のゴールドやシルバーとは異なり、よりモダンな印象を演出します。
・太めのチェーンストラップ:男性的な雰囲気を感じさせるデザインです。
・バリエーション豊富:スモール、ミディアム、ラージの3サイズ展開で、様々な素材やカラーが用意されています。

ボーイシャネルは、その斬新なデザインで、従来のシャネルファンだけでなく、新たな層からの認知度の高いと言えるモデルです。

時代を超えて愛され続ける2.55と、新しい風を吹き込んだボーイシャネル。どちらも、シャネルの革新性と伝統を体現する素晴らしいバッグです。

まとめ

シャネルのマトラッセは、1955年に誕生した2.55バッグを原型とし、1983年に現在の形となった象徴的なデザインです。

ダイヤ型のキルティングと実用性を兼ね備えた特徴的なバッグは、バッグや財布、アクセサリーなど幅広いアイテムに展開されています。サイズは20cmのミニから34cmまで5種類あり、用途に合わせて選べます。

また、マトラッセデザインとの相性が良い素材はキャビアスキン、カーフスキン、ラムスキンなどがあり、それぞれ異なる特徴を持ちます。そして人気モデルには、クラシックな2.55とモダンなボーイシャネルがあります。

マトラッセは、シャネルを代表するデザイン。バッグや財布をこれから手に入れようとしている方は、ぜひマトラッセラインから選んでみてはいかがでしょうか。

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