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【ルビーの石言葉と意味を解説!】 7月の誕生石がもたらす効果について、ご説明いたします。
ルビーは燃えるような赤色が特徴的な宝石であり、7月の誕生石です。また、「情熱」や「愛」「勝利」を表す石言葉を持ちます。古来より王族や戦士に愛され、守護の力があるとされてきました。
これからルビーをあしらったジュエリーを検討している方は、石言葉や意味、期待される効果についてよく理解しておきたいところです。
本記事では、ルビーの特徴や石言葉、意味などについて詳しく解説します。また、ルビー婚やルビーを贈るおすすめのタイミングについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
7月の誕生石ルビーとは
ルビーは「コランダム」という酸化アルミニウム鉱物の一種であり、その鮮やかな赤色が魅力的な宝石です。国によっては神聖な石として認識していることもあり、例えば古代インドでは「神は人間よりもまず最初にルビーを作った」という伝説があります。
ルビーはモース硬度が9(ダイヤモンドで10)と非常に硬い石で、日常のジュエリーとしても安心して使える耐久性を持ちます。その美しさと持続性から、長年にわたり王侯貴族や戦士たちの間で大切にされてきました。ここからは特徴や歴史、原産国について見ていきましょう。
ルビーの特徴
ルビーは、鮮やかな赤色が特徴のコランダム系宝石で、他のカラーバリエーションは「サファイア」と呼ばれます。その主成分である酸化アルミニウムの結晶に、微量のクロムが含まれることで赤い色合いが生まれますが、その濃さや色合いによって価値が変わります。
とくに、ミャンマーの鉱山から採れる深紅のルビーは世界最高品質とされていて非常に希少です。また、モース硬度9という高い硬度を持つため、傷がつきにくく日常使いに適した宝石として人気があります。
ルビーの歴史
ルビーは2500年以上の歴史を持つ宝石であり、古代インドやビルマ(現在のミャンマー)で崇拝されてきました。古代ビルマの戦士たちは、勝利を願ってルビーを身に着けたり、または体内に埋め込んだりする習慣があったと伝えられています。
また、インドではルビーは「宝石の王」として扱われており、王族に献上されていました。中世ヨーロッパでもルビーは非常に重宝され、とくに王冠や装飾品に使用されるなど富と権力の象徴となりました。他にも、ルビーは愛と情熱を象徴するものとして歴史を通じて多くの文化で大切にされてきました。
ルビーの原産国
ルビーは世界中のさまざまな地域で採掘されていますが、とくに有名な産地としてはミャンマー、タイ、スリランカなどが挙げられます。中でも、ミャンマーのモゴック地方で採れる「ピジョンブラッド」は、濃く鮮やかな赤色が特徴であり最高級のルビーとして知られています。
タイのチャンタブリ地方やスリランカも歴史的に有名な産地であり、それぞれ異なる色味と特徴を持つルビーが採れます。これらの地域で採掘されたルビーは、その色合いや透明度によって価値が異なり、とくにミャンマー産のものは世界的に評価が高い傾向にあります。
◆参考:ルビーの原産地鑑別:産地情報と鑑別に役立つ内部特徴について | 中央宝石研究所(CGL)
◆参考:モゴック遠征シリーズ第1回:ルビーの渓谷
ルビーのカラー
ルビーの特徴的な赤色は、微量のクロムによって生まれます。このクロムの含有量や生成環境によって、ルビーの色調は微妙に異なります。最も高価とされるのは先述したように「ピジョンブラッド」と呼ばれる深紅のルビーで、ミャンマーのモゴック地方から採掘されるものがとくに有名です。
その他にも、オレンジがかった赤色や紫がかった赤色のルビーも存在し、それぞれの色合いが異なる魅力を持っています。これらの色の違いはルビーの評価にかなり影響し、ピジョンブラッドに近いものほど価値が高いとされています。
◆参考:ルビーに込められた意味とは | 京セラジュエリー オンラインストア
イギリス発祥の結婚記念日では、40周年目にルビーを贈ることもある?
結婚記念日を周年ごとに祝う習慣があるイギリスでは、結婚生まれ結婚40周年目にルビーを贈ることがあるそうです。ルビーの強さと不変の輝きは、40年という歳月を経て成熟した夫婦の関係を象徴しているかのうようであり、「夫婦の間に再び燃え上がる情熱と愛情」をイメージさせるでしょう。このイギリスの風習にならって、40周年目にルビーのリングやネックレスをパートナーに贈るのもよいかもしれません。
◆参考:金婚式・銀婚式は何年目?結婚記念日の数え方と結婚記念日一覧
ルビーの石言葉や意味
ルビーは「情熱」「愛」「勝利」「炎や血」を象徴する宝石と言われていますが、具体的な発祥国や真実は不明であり、現代的な概念として認知されていることが多いです。
そのため、人々の心を引きつけるような「鮮やかな赤色が持つエネルギッシュな輝き」が、上記のような言葉を連想させるところからだと推察しています。それぞれの石言葉を詳しく見ていきましょう。
情熱の象徴
ルビーは「情熱」の象徴として、愛やエネルギー・活力を表すとされています。その燃えるような赤色が、情熱的な愛や強い意志をイメージできることから広まったのではないかと考えられます。
赤は私たち人間の血液の赤みに似ていることから、ルビーは生命の力を有すると信じられてきた古代文化もあるそうです。
愛の象徴
ルビーは「愛」の象徴ともされています。実際に、西洋文化では王室や上流階級が身につける宝石として親しまれており、それは健康や富、知恵や恋愛のためだとされていたそうです。
先述したような「イギリスで結婚式記念日に贈ることがある」ということや、上記の歴史的背景からもルビーは愛の象徴と考えることができます。特別な日に、パートナーへの贈り物として選んでみるのも良いでしょう。
勝利の象徴
ルビーは「勝利」を象徴する宝石という考え方もあるそうです。古代インドやビルマの戦士たちは、必勝祈願としてルビーをまとい、戦場での勝利を願ったとされています。そうした「勝者が所有する宝石」という認識が影響しているのかもしれません。
◆参考:ルビー歴史と伝承
ルビーのお手入れ・保管方法
ルビーはモース硬度が9と非常に硬く傷がつきにくい宝石ですが、定期的なお手入れと適切な保管が必要です。とくに長く美しい輝きを保つためには、汚れを落として他の宝石や金属との接触を避ける保管方法が推奨されます。ここでは、ルビーのお手入れ方法と、劣化を防ぐための保管方法について詳しく解説します。
お手入れ方法
ルビーは、そもそもあまり傷が付きにくい宝石ですが定期的なケアは必要です。普段のお手入れとしては、ぬるま湯に中性洗剤を数滴加えてから、柔らかいブラシで優しく磨くのが一般的です。
ルビーに付いた皮脂や汚れを丁寧に落とすことで、宝石本来の輝きを取り戻します。洗浄後は水でしっかりと洗い流し、柔らかい布で優しく拭いて乾燥させます。なお、酸やアルカリ性の洗剤を使わないようにし、宝石を傷めることのないよう注意が必要です。
また、ルビーは超音波洗浄器でも手軽にクリーニングできます。しかし、他の宝石や金属が組み合わされたジュエリーの場合は、洗浄器が影響を与えてしまう可能性があるため、専門家に相談することをおすすめします。日常的にルビーを美しい状態に保つためには、使用後の汚れを毎回こまめに拭き取ることも大切です。
保管方法
ルビーを保管する際は、他の宝石や金属等と接触しないようにすることが大切です。
ルビーは硬度が高いため、他の柔らかい宝石を傷つけてしまう可能性があります。そのため、できれば個別に収納するのが望ましいです。ジュエリーボックスやソフトな布袋に入れ、他のジュエリーと接触しないようにすることで、傷や摩耗を防ぐことができます。
さらに、定期的にジュエリー専門店でプロのクリーニングやメンテナンスを受けることもルビーの寿命を延ばすための有効な方法です。長期間使わない場合でも、定期的に確認して劣化を防ぐケアを心掛けましょう。
まとめ
ルビーは、7月の誕生石であり、その鮮やかな赤色が魅力的な宝石です。「情熱」「愛」「勝利」などの石言葉があるとされています。国によっては結婚記念日に贈る風習が残っていたり、古代より神聖な石として認識されていたりするそうです。
色合いはオレンジ寄りのものや、紫がかった色などがあります。ルビーはどこかパワーをくれるような、力強く真紅は輝きが魅力的です。リングやネックレスなど、普段のコーディネートに添える宝石としておすすめです。
また、今後ルビーのジュエリー等を購入される予定の方は、本記事の内容を参考に正しいお手入れ方法などを覚えておくことが大切です。適切なケアを行うことで、ルビーの美しい輝きと効果を長く保つことができるでしょう。
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