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目次
- 1 【純金積立】純金とはどんな投資方法?純金積立の特徴からおすすめの取扱会社まで徹底解説
- 2
- 3 純金積立は毎月決まった金額や量を買う投資方法
- 4 純金積立のメリットとデメリットを比較しよう
- 5 純金積立のデメリット
- 6 純金積立が向いている人・向いていない人
- 7 純金積立が向いている人
- 8 純金積立が向いていない人
- 9 純金積立のポイントをおさえて失敗を防ごう
- 10 長期的な資産形成の視点をもつ
- 11 信頼できる運営会社を選ぶ
- 12 無理な投資額を設定しない
- 13 積立額や運用方針を定期的に見直す
- 14 純金投資の始め方6ステップ
- 15 取扱会社を選ぶ
- 16 純金積立用の口座を開設する
- 17 積立プランを設定する
- 18 支払方法を設定する
- 19 積立開始
- 20 定期的な見直し
- 21 純金積立でおすすめの取引会社
- 22 まとめ
- 23
- 24 選べる買取方法
- 25 お問い合わせ
【純金積立】純金とはどんな投資方法?純金積立の特徴からおすすめの取扱会社まで徹底解説
本記事では、純金積立について取り上げています。
純金積立の特徴からメリット、デメリットまで詳しく解説しています。
さまざまな投資方法があるなかで、純金積立が向いている人についてもまとめているので、ぜひ今後積立を検討している方は参考にしてみてください。
また、純金積立を始めるタイミングや、おすすめの取扱い会社についても触れています。
ぜひ本記事を参考に、純金積立のメリットを理解して投資方法のひとつとして視野に入れてみてはいかがでしょうか。
純金積立は毎月決まった金額や量を買う投資方法
「純金積立」とは投資方法のひとつで、毎月一定額または一定量の純金を継続して購入する手法です。
さまざまなメリットがある純金積立ですが、ここでは基礎的な知識や特徴を解説します。
純金積立の方法やほかの投資との違いについて知り、ひとつの投資方法として理解を深めてくださいね。
純金積立の特徴と仕組み
純金積立は、定期的に一定額または一定量の純金を購入して積み立てる投資方法です。
金地金投資と比べて少額から投資可能なことや、金を自身で管理する必要がないことなどが特徴といえます。
金価格上昇時に、購入価格より高い価格で売却することで利益を得られます。
また、積み立てた金額分の金地金や金貨といった現物と交換できることも、純金積立の特徴です。
金価格に連動した投資ですが、金地金を扱うより始めやすいことが純金積立の魅力です。
プラチナや銀への投資との違い
貴金属への積立投資として、プラチナ積立や銀積立があります。
同じ貴金属への積立投資でも異なる点があります。
金積立との主な違いは次の通りです。
積み立て投資 | 純金積立 | プラチナ積立 | 銀積立 |
希少性 | 高い | 金より高い | 最も低い |
1gあたりの価格 | 高い | 金より低い | 最も低い |
価格安定性 | 比較的安定 | 変動が大きい | 変動が大きい |
長期投資の適正 | 高い | やや低い | やや低い |
景気変動の影響 | 比較的小さい | 大きい | 大きい |
分散投資効果 | 高い | 中程度 | 中程度 |
純金積立は価格の安定性から、長期的な投資に向いているといえます。
景気変動の影響をそこまで受けないため、分散投資効果が高いこともメリットです。
プラチナや銀は短期的なリターンを狙える可能性があります。
ただ、長期保有ではリスクが高いことも覚えておきましょう。
利益には税金がかかる
純金積立は金価格の変動によって利益を生みますが、売却益には税金がかかることを覚えておきましょう。
金現物の売却益が「譲渡所得」に区分されるのに対し、個人が純金積立で得た利益は基本的に金融取引と同じ「金融類似商品の収益」として区分されます。
税率は一律20.315%(所得税および復興所得税15.315%、住民税5%)で、源泉徴収で課税が完了します。
純金積立のメリットとデメリットを比較しよう
純金積立は長期的な保有に適した積立投資ですが、メリットとデメリットをしっかり整理しておきましょう。
メリットのみを見て純金投資を始めると、思わぬ損をする可能性もあります。
ここでは、純金積立のデメリットについても触れているため、メリットと比較して投資方法のひとつとして検討してみてください。
純金積立のメリット
純金積立は金への投資方法ですが、金現物投資にはない独自のメリットもあります。
純金積立のメリットは次の通りです。
- 少額から始められる
- ドルコスト平均法で価格変動のリスク低減
- 金を管理する手間がかからない
- 長期保有に向いている
- スポット購入など柔軟な運用が可能
- 分散投資として有効
純金積立のメリットについて、それぞれ深堀りしていきましょう。
少額から始められる
純金積立の大きなメリットのひとつとして、少額から始められることがあります。
金現物投資では通常5~10g程度からの購入が可能で、少なくとも5~10万円程度の資金が必要です。
まとまったお金を毎月積み立てることが、負担になる方も少なくないでしょう。
純金積立では、毎月1,000円程度から始められることが多く、投資初心者でも安心して始められることが魅力です。
少額ずつ無理なく積み立てることで、着実に資産を増やせます。
大きな初期投資が必要ないため、生活に支障をきたすリスクが低いことも純金積立の強みです。
ドルコスト平均法で価格変動のリスク低減
金価格は常に変動しており、購入のタイミングに悩むこともあるでしょう。
純金積立は定期的に一定額や一定量の金に投資する「ドルコスト平均法」と呼ばれる手法で、価格変動によるリスクを最小限におさえられます。
ドルコスト平均法で金を購入するメリットは次の通りです。
- 高いときは少ない量を、安いときは多い量の金を購入できる
- 長期的に見ると購入価格を平均がかでき、価格変動のリスクをおさえられる
- 投資タイミングを見極める必要がない
- 価格変動に一喜一憂することがなく、安心感をもって投資できる
- 長期的に投資を続けすい
2024年11月時点で金価格は過去最高レベルの上昇傾向にあり、金購入をためらう方も多いでしょう。
少額から始められる純金積立は、ドルコスト平均法により金価格高騰時でも投資を始めやすいメリットがあります。
金を管理する手間がかからない
金の管理に手間がかからないことも、純金積立のメリットです。
金現物を購入した場合は、自宅や貸金庫などで厳重な保管が必要です。
金庫や貸金庫の契約で、大きな費用がかかることも珍しくありません。
純金積立で買った金は取扱会社が保管するため、自身で管理する必要や盗難や紛失のリスクがないことが特徴です。
取引会社における金保管にはコストがかかる場合がありますが、貸金庫や金庫購入にかかる費用より格段に安く済むでしょう。
長期保有に向いている
純金積立は長期保有に適した投資方法といえます。
理由は次の通りです。
- 金価格相場は短期的に大きく変動するケースが少ない
- 長期的に積み立てることでドルコスト平均法の効果がより発揮される
- 5年以上の長期保有で譲渡所得が半額になる税制優遇がある
- 毎月少額から始められるため、長期的に積み立てやすい
金は「有事の安全資産」と呼ばれ、世界的にも価値が認められている投資対象です。
複利効果や配当金こそ得られませんが、長期的に投資し続けることでさまざまなメリットが得られます。
スポット購入など柔軟な運用が可能
純金積立は基本的に毎月一定額や一定量の金を購入する投資方法ですが、「スポット購入」といった柔軟な運用ができます。
スポット購入とは、通常の定期的な積立とは別に、任意のタイミングで追加購入できるシステムです。
スポット購入ができることで、
- 金価格が下がったタイミングなどチャンスを逃さず購入できる
- ボーナスなどのまとまった資金があるときに多めに購入できる
- 積立と組み合わせて資産形成の幅を広げられる
といったメリットが得られます。
スポット購入は取引会社の公式サイトや電話で手軽に申込が可能です。
金額指定や重量指定で購入できる場合が多く、無理のない範囲で金資産を増やせることが魅力でしょう。
分散投資として有効
金価格は、株式や債券といった投資商品とは異なる値動きをする傾向にあります。
純金積立をすることで、ポートフォリオ全体のリスク分散に役立ちます。
たとえば、景気不安定時は一般的に株式や債券の価値は下がる傾向にありますが、景気の影響を受けにくい金の価格は上がり、ほかの資産の下落を相殺する効果が期待できるのです。
また、金は国際的に取引される資産であり、特定の通貨の価値に左右されづらい特徴もあります。
純金積立のデメリット
純金積立にはメリットが多くありますが、デメリットといえる面もあります。
純金積立を検討する際には、メリットとデメリットを比較して最終的に判断することが重要です。
ここでは、純金積立のデメリットについて解説します。
純金積立のデメリットは次の通りです。
- 金の価格変動のリスクは避けられない
- 利子や配当金などのインカムゲインがない
- 短期間での大きな利益は期待しづらい
- 購入時や管理時に手数料がかかる場合がある
- 保管方法によっては100%還元されない可能性も
デメリットについても理解を深めて、メリットと比較しましょう。
金の価格変動のリスクは避けられない
純金積立は金相場と連動して価格が決まる商品であるため、金価格変動のリスクを避けられません。
金価格は、地政学的リスクや世界経済の状況によって大きく変動する可能性があります。
実際、2019年以降新型コロナウイルスのパンデミックや、ロシア・ウクライナ戦争、パレスチナ紛争によって金価格は大きく上昇しています。
過去最高水準まで金価格は上がり、金相場が急激に変動する可能性があることを示唆しています。
長期的な保有を前提にドルコスト平均法で購入するケースが多いため、ある程度のリスクはおさえられますが、大まかな金価格の推移傾向はつかんでおくとよいでしょう。
利子や配当金などのインカムゲインがない
純金積立では、株式の配当金や預金の利子といった定期的な収入(インカムゲイン)は得られません。
純金積立の利益は、購入価格と売却価格の差額(キャピタルゲイン)に頼る必要があります。
株式や債券といったほかの投資商品と比較すると、収入を得る手段が限られていることが純金投資のデメリットといえるでしょう。
インカムゲインで収入を得たい人には、高配当株式やインカム重視の投資信託などがおすすめです。
ただ、純金積立にはポートフォリオを安定化させる役割もあるため、併用することもひとつの有効な資産形成の方法といえます。
短期間での大きな利益は期待しづらい
金価格は短期的には大きな変動が少ないため、短い期間で大きな利益を得づらいことがデメリットになりえます。
純金積立は金価格の安定性やドルコスト平均法の活用などの観点から、長期的な投資に向いており、利益が出るまでに時間がかかりやすいでしょう。
長期的な資産形成や安全資産の保有などを目的とする場合に純金積立は有効です。
短期間の投資で大きな利益を得たい場合は、個別株式のデイトレードや値動きの大きい銘柄への株式投資などが有効でしょう。
ただ、投資で短期的に大きな利益を得るためには、経験や知識が必要なので初心者の方は注意が必要です。
購入時や管理時に手数料がかかる場合がある
純金積立では、金購入時に手数料がかかることがデメリットといえます。
純金積立の購入時や売却時には購入金額の1~3%程度の手数料がかかることが多いでしょう。
取引会社によっては口座管理料が年間1,000円程度かかる場合もあります。
また、保管方法によっては保管料がかかることもあり、なるべく手数料をかけたくない方にとってはデメリットに感じるでしょう。
売買や管理への手数料をかけたくない方には、インデックス投資信託など手数料がかかりにくい投資方法がおすすめです。
保管方法によっては100%還元されない可能性も
純金積立で購入した金の保管方法には、「消費寄託」と「混蔵寄託」の2種類があります。
消費寄託と混蔵寄託の主な違いは次の通りです。
特徴 | 消費寄託 | 混蔵寄託 |
金の所有権 | 運営会社 | 購入者 |
保管方法 | 運営会社が運用可能 | 専用金庫で保管 |
保管料 | 無料が多い | 優良が多い |
倒産時のリスク | 全額返還されないリスクあり | 全額返還される |
金の保管方法として消費寄託を採用している取引会社が多く、保管料は無料ですが所有権は運営会社にあり、倒産時に全額返還されないリスクがある点に注意が必要です。
全額返還されないリスクを避けるためには、
- 財務状況が健全な信頼性の高い取引会社を選ぶ
- 混蔵寄託を提供している取引会社を選ぶ
- 複数の取引会社を利用して純金積立を行う
- 積立が一定額に達したら金現物と交換する
- 返還についての保証制度がないか確認する
といった方法が考えられます。
純金積立を行う際は、万が一のリスクに備えて取引会社やサービスを選ぶことが重要です。
純金積立が向いている人・向いていない人
純金積立の特徴やメリット、デメリットについて解説しました。
ここでは具体的に純金積立が向いている人と向いていない人についてまとめます。
自身の純金積立への適性を考えて、利用を検討しましょう。
純金積立が向いている人
純金積立が向いているのは次のような方です。
- 投資初心者で気軽に始めたい人
- 長期的な資産形成をしたい人
- ほかの投資と組み合わせてリスク分散したい人
- 安定した資産を自動的に積立たい人
それぞれのケースについて詳しく解説します。
投資初心者で気軽に始めたい人
純金積立の特徴として、「少額から積立可能」「長期的な保有に適している」といった特徴があります。
知識が経験が浅いため、少額から積立投資を始めたい方に純金積立はおすすめといえるでしょう。
月々1,000円程度から積立が可能で、長期保有することでドルコスト平均法の効果も発揮され、安定的な投資ができます。
金自体の価格変動にも安定性があり、お金にも気持ちにも余裕をもって投資できるため投資初心者に向いている投資方法です。
長期的な資産形成をしたい人
純金積立は長期的な資産形成をしたい人にも向いている投資方法です。
「ドルコスト平均法の効果発揮」のほかに、5年以上長期保有した純金積立には優遇税制が適用されます。
課税対象を減額して、節税したい方にもおすすめです。
また、金現物を長期的に自宅で保管したり、貸金庫に預けたりする場合、盗難や紛失のリスクや多額のコストが発生するでしょう。
純金積立では金の保管は取引会社が行い、保管料も年率0.03~0.10%程度と比較的定額で済みます。
ほかの投資と組み合わせてリスク分散したい人
金には株式や債券とは異なる値動きをするという特徴があります。
ほかの投資と併用して、ポートフォリオのリスク分散をしたい方に純金積立はおすすめです。
特に経済不安定期には「有事の安全資産」としての金の特性が発揮されるでしょう。
金は世界的に価値が認められた資産です。
インフレ対策の資産としても注目され、ほかの投資先で損失が出た場合でも資産全体を安定させられます。
既に株式や債券などに投資している方は、ぜひ純金積立の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
安定した資産を自動的に積み立てたい人
純金積立では、毎月一定額や一定量の金を自動で購入し、購入代金は指定の預金口座から引き落とされます。
手間をかけずに継続的に積み立てをしたい方に向いている投資方法といえるでしょう。
また、ドルコスト平均法によって平均購入単価をおさえたり、長期的に価値を維持しやすい金に着実に投資できたりすることもメリットです。
株式投資のように値動きに動揺することも少なく、安定して資産を形成できます。
純金積立が向いていない人
純金積立が向いていないのは、次のような方です。
- 短期的な利益を求めたい人
- コストを最小限におさえたい人
- インカムゲインを期待する人
- 世界経済や為替の情報収集が苦手な人
短期的な利益を求めたい人
純金積立には、短期間での利益期待がむずかしいという特性があります。
そのため、投資で短期的な利益を求めたい人には向いていない投資方法です。
純金積立は、長期的にコツコツ積み立てていくことが基本であり、数年単位での運用を前提としています。
ほかの投資商品と比較しても日々の価格変動が小さく、短期的な売買で大きなリターンを得ることはむずかしいでしょう。
短期的な利益を求める方は、個別の株式投資や高配当重視のインデックス投資など、大きなリターンを狙える投資方法に目を向けることがおすすめです。
コストを最小限におさえたい人
純金積立では、毎月の購入に手数料が発生します。
主な取引会社の手数料は次の通りです。
取引会社 | 積立手数料 |
楽天証券 | 積立金額の1.65% |
SBI証券 | 積立金額の1.65% |
マネックス証券 | 積立金額の2.7% |
田中貴金属工業 | 積立金額に応じて1.5~2.5% |
三菱マテリアル | 積立金額1万円以上:1,000円につき25円積立金額1万円未満:1,000円につき30円 |
積立ごとに手数料が差し引かれるため、運用コストを最小限におさえたい人にはデメリットに感じられる場合もあるでしょう。
また、口座の年会費や金管理料が発生する場合もあります。
株式やETFといった投資方法では取引手数料が低く設定されていることが多く、コストが気になる方は手数料が安い取引会社を選んだり、ほかの投資方法に目を向けたりすることがおすすめです。
インカムゲインを期待する人
純金積立には利子や配当金といったインカムゲインの概念はありません。
インカムゲインによる定期的な収入を求める人に純金積立は向かず、ほかの投資商品を選ぶとよいでしょう。
純金積立の収入源は購入額と売却額の差額であるキャピタルゲインのみです。
純金積立のポイントをおさえて失敗を防ごう
純金積立は長期的に見ると比較的安定した投資方法といえます。
ただ、純金積立の失敗を避けるためには、いくつかのポイントをおさえることも大切です。
ここでは、純金積立の失敗を避けるためのポイントについて解説します。
純金積立をする際のポイントは次の通りです。
- 長期的な資産形成の視点をもつ
- 信頼できる運営会社を選ぶ
- 無理な投資額を設定しない
- 積立額や運用方針を定期的に見直す
特に投資初心者の方はポイントをおさえながら、純金積立で着実に資産を形成しましょう。
長期的な資産形成の視点をもつ
純金積立は、長期的な投資によってはじめて効果を発揮する投資方法です。
金価格に安定性があるぶん、短期間で利益を得づらい特性があります。
また、長期投資することでドルコスト平均法の効果が十分に発揮されます。
純金積立で大きく失敗しないためには、長期的な資産形成を前提に始めることがおすすめです。
また、5年以上の保有で優遇税制が適用されるため、ぜひ長期的に投資を継続しましょう。
積極的に利益を得たい方にとって、純金積立はメインの投資にはなりづらく、あくまでも分散投資としての視点をもつことが大切です。
信頼できる運営会社を選ぶ
純金積立を取り扱う会社は数多くありますが、信頼できる運営会社を選ぶことは大きな損をしないために重要なポイントです。
純金積立では基本的に長期的に資金を預けることになるため、信頼できる会社を選ぶことで適切に管理され、詐欺などの不正を回避できます。
信頼できる運営会社を選ぶために、次のような観点をもちましょう。
- 設立年数が長く業績が豊富か
- 知名度やブランド力が十分か
- 手数料体系や費用がわかりやすいか
- 利便性が高いサービスを提供しているか
- 相談や質問に丁寧に対応してくれるか
- 口コミで高評価を得ているか
上記のポイントを考慮しながら、自分に合った運営会社を選びましょう。
無理な投資額を設定しない
純金積立は、長期的な資産を形成することに向いている投資方法です。
無理のない範囲で積立額を設定することで、継続して投資をしやすくなります。
毎月の購入金額は会員サイトなどで手軽に変更できたり、スポット購入が活用できたりするため、まずは経済的、精神的に負担のかからない金額を設定することがおすすめです。
一般的には、総収入の5~10%程度の積立であれば、生活に支障を出さずに投資を継続できるでしょう。
積立額や運用方針を定期的に見直す
毎月一定額や一定量の金を購入していく純金積立ですが、定期的に積立額や運用方針を見直すことは必要です。
たとえば、
- 収入の増減
- ライフステージの変化(転職、結婚、出産など)
- 経済動向や世界情勢の変化
- 投資目標の変化
といったタイミングで積立額や運用方針を見直すことがおすすめです。
収入が増えて経済的に余裕ができたら積立額を増やし、支出が増えたときに減額するといった工夫をすることで、より安定的に投資を継続できるでしょう。
また、金価格の推移や経済状況をチェックすることで、価格動向をある程度予測できます。
頻繁に積立額を変えると、ドルコスト平均法の効果が薄れてしまう可能性があるため、金価格の下落時にスポット購入することもおすすめです。
純金投資の始め方6ステップ
純金投資のメリットやデメリット、気を付けるべきポイントについて解説しました。
ここでは純金投資を始める具体的な方法を6つのステップに分けて紹介します。
純金投資を始めたい方は、ぜひ参考に試してみてはいかがでしょうか。
純金投資を始める手順は主に次の通りです。
- 取扱い会社を選ぶ
- 純金積立用の口座を開設する
- 積立プランを設定する
- 支払方法を設定する
- 積立開始
- 定期的な見直し
それぞれの手順について詳しく解説します。
取扱会社を選ぶ
純金投資を運営している会社は多数あります。
まずは信頼できる取引会社を選ぶことから始めましょう。
信頼できる取引会社を選ぶポイントは上述しました。
また、おすすめの純金投資運営会社についても後述してるので、ぜひ参考に会社を選んでみてください。
手数料やサービスの利便性などを考慮して、自分に合った取引会社を選びます。
純金積立用の口座を開設する
取引会社を決めたら、純金積み立て用の口座を開設しましょう。
口座開設の申込は、取引会社の公式サイトからできる場合がほとんどです。
口座開設用のフォームに氏名や住所、電話番号といった必要情報を入力します。
本人確認書類も必要になるため、
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 住民票
- 健康保険証
といったものを事前に用意しておきましょう。
申込後、取引会社で審査が行われ、通常、数日以内に審査結果が通知されます。
審査に通れば、口座開設は完了です。
積立プランを設定する
口座開設が完了したら、積立金額や増額設定など積立プランを設定しましょう。
多くの取引会社では、積立金額を1,000円単位で自由に設定可能です。
無理のない範囲で積立金額を設定しましょう。
また、取引会社によっては年に2回まで積立額を増額設定することもできます。
ボーナス月などで積立額を増やしたい際に活用しましょう。
支払方法を設定する
純金積立の積立金額は、指定口座から自動引き落としされます。
支払に使用する口座を設定しましょう。
また、楽天証券などではクレジット決済も利用できます。
クレジット決済を利用すると、口座残高が少ない際にも積立できるメリットがあります。
自分のライフスタイルや資金管理に合わせた支払方法を選択しましょう。
積立開始
設定したプランで積立を開始します。
指定した口座から毎月引き落としがあるため、残高不足には注意が必要です。
残高不足で引き落としたできなかった場合、翌月の買い付けは行われないため、毎月確実に積み立てるには口座残高に余裕をもたせましょう。
残高不足でも、引き落とし当日中に入金できれば再引き落としが行われます。
3ヵ月連続で引き落としができなかった場合、積立が一時停止となる可能性があります。
積立中に困ったことや不明な点があれば、取引会社の相談窓口に連絡しましょう。
定期的な見直し
積立が始まったあとも、必要に応じてプランの見直しを行います。
市場状況や自身の経済状況に合わせて、柔軟にプランを変更することで、安定的に純金積立ができるでしょう。
純金積立でおすすめの取引会社
純金積立が初めての方は、どの取引会社を選ぶべきか悩むこともあるでしょう。
ここでは、純金積立を運営している取引会社のなかでも特におすすめの会社を紹介します。
ぜひ参考にして、安心して純金積立を始められる取引会社を選んでくださいね。
楽天証券
楽天証券の純金積立の内容は次の通りです。
項目 | 内容 |
最低積立額 | 月々1,000円~ |
積立方法 | ・定額積み立て ・定量積立 |
手数料 | ・買付時に購入代金の1.65%(税込) ・売付手数料0円 |
口座管理料 | 無料 |
保管 | 消費寄託(倒産時にも資金は保全) |
現物転換 | 可能 |
その他特徴 | ・楽天カードによるクレジット決済が利用可能 ・クレジット決済で積立額の0.5%分が楽天ポイントとして還元 |
楽天証券の純金積立の特徴は次の通りです。
- 楽天が運営する証券会社で安心して利用できる
- 手数料が安く、コストをおさえられる
- 楽天カードのクレジット決済が利用可能
「楽天証券」はさまざまな投資商品を扱う大手証券会社です。
知名度とブランド力があり、多くの方に利用されている会社であるため、安心して純金積立を始められるでしょう。
月々の積立は1,000円からと、少額から投資できることが大きなメリットです。
手数料の安さも魅力でしょう。
買付手数料が購入代金の1.65%、売付手数料は無料とコストをおさえて運用したい方におすすめです。
また、楽天カードのクレジット決済での積立も可能で、ポイント還元されることも嬉しいポイントです。
SBI証券
SBI証券の純金積立の特徴は次の通りです。
項目 | 内容 |
最低積立額 | 月々1,000円~ |
積立方法 | ・定額積み立て ・定量積立 |
手数料 | ・買付時に購入代金の1.65%(税込) ・売付手数料0円 |
口座管理料 | 無料 |
保管 | 消費寄託(倒産時にも資金は保全) |
現物転換 | 可能 |
その他特徴 | ・積立金額の自動引き落とし日を自由に設定可能 ・残高不足時自動振替サービスあり |
SBI証券の純金積立の特徴は次の3つです。
- 月々1g~の定量買付で積立が可能
- 積立金額の引き落とし日を自由にカスタマイズ
- リアルタイムでのスポット購入が可能
大手証券会社である「SBI」証券なら、純金積立が初めての方でも手軽に積立を始められます。
月々の最低積立金額も1,000円と低額で、無理なく積立できます。
また、1gからの定量積立にも対応しているため、好みの方法で純金積立できることも特徴です。
積立金額の引き落とし日を自由に設定できることも、SBI証券を利用するメリットといえます。
給料日の次の日などに設定することで、残高不足を防いで安定した積立ができるでしょう。
5秒ごとに更新される金価格で、スポット購入も可能です。
自分のスタイルに合った積立がしやすい取引会社といえます。
マネックス証券
マネックス証券もおすすめの取引会社です。
項目 | 内容 |
最低積立額 | 月々1,000円~ |
積立方法 | ・定額積み立て ・定量積立 |
手数料 | ・買付時に購入代金の1.65%(税込) ・売付手数料0円 |
口座管理料 | 無料 |
保管 | 消費寄託(倒産時にも資金は保全) |
現物転換 | 可能 |
その他特徴 | ・毎月月曜日に金市場についてプロがレポート ・目標達成までのシミュレーションあり |
マネックス証券の特徴は次の通りです。
- 毎月1,000円からの少額積立が可能
- プロのレポートをもとに積立方針を検討できる
- 目標の重量を達成するまでの期間をシミュレーションできる
「マネックス証券」の純金積立もおすすめです。
月々の最低積立金額や手数料は、上述した2社と同様で、コストをおさえながら無理なく純金積立できます。
毎週月曜日には金市場について、プロの金融貴金属アナリストのレポートが更新されます。
金市場を予測しながら積立方針を見直したい方に、おすすめの取引会社といえるでしょう。
また、マネックス・ゴールド口座を開設すると、目標の重量を達成するまでの期間をシミュレーションできます。
投資目標を確実に達成したい方には、便利なサービスです。
まとめ
本記事では、純金積立の基礎知識からメリット、デメリットまで解説しました。
金は「有事の安全資産」と呼ばれ、純金積立で金を保有しておくことでほかの投資へのリスクヘッジにもなります。
月々1,000円といった少額から積み立てられるため、金投資に興味のある方はぜひ純金積立を始めてみてはいかがでしょうか。
また、純金積立を始める具体的なステップやおすすめの取引会社についてもまとめました。
取引会社によって最低積立金額や手数料、そのほかのサービスが異なるため、ぜひ本記事を参考にして会社選びをしてみてください。
純金積立を始める際はぜひ無理のない範囲で、ストレスなく資産形成をしてくださいね。
「ブランドオフ」では金製品の高価買取実績が多数あります。
金をお得に売却したい方は査定だけの利用でも大歓迎ですので、ぜひお気軽にご相談くださいね。
選べる買取方法