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【金相場】高いときに売りたい!相場が上下する要因や 推移予想の方法などを解説
この記事では、金相場が高いときに売却するコツや推移予想の方法などについて解説します。金相場はゼロにならないという大きなメリットがありますが、タイミングによって価格に変動があるため、慎重に売却を考える必要があります。金相場が上下する要因やおすすめの買取業者の選び方なども紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。
金と他の貴金属との相場比較
最初に、金と他の貴金属との相場比較についてまとめます。金以外にも売却・購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
プラチナ
プラチナとは別名「白金」とも呼ばれる貴金属の一種で、結婚指輪のような高価なジュエリーや自動車・医療器具など幅広い用途で使用されています。
田中貴金属工業によると、金が1グラム約14,000円(2024年10月)に対して、プラチナは約5,000円と約3割ほどの相場です。金相場よりは安い傾向にありますが、売却する価値は十分あると言えるでしょう。
銀
銀はシルバー色の輝きが人気の貴金属で、ジュエリーや工業などの製品作りだけでなく、投資資産としても高い評価があります。
田中貴金属工業によると、金が1グラム約14,000円(2024年10月)に対して、銀は約160円と80分の1以下の相場にしかなりません。大量に売却しなければ大金になりませんが、反対に少ない投資額で貴金属を手に入れられるというメリットがあります。
金
高価かつ安定している点から、金は貴金属のなかでも特に人気の高い種類です。1グラムで14,000円程度になることもあり、ゴールドバーを売却すると大きな金額を期待できるでしょう。
ただし、金は純度によって5種類にわけられ、純度が低くなると価格も下がるので注意してください。金の純度は以下の5種類です。
金の種類 | 金の含有量 |
24金(純金) | 99.99%~ |
22金 | 91.7% |
18金 | 75% |
14金 | 58.5% |
10金 | 42% |
金の含有量は金塊本体にある刻印で確認できるケースが多いです。たとえば24金であれば、「K24」や「24K」というような表記があるはずです。
金相場が高い理由
上記で貴金属の中でも特に金相場が高いと述べました。ここでは、金相場が高い理由について3つ解説します。
他の資産への流動性が高い
資産における流動性とは、いつでも現金や不動産など他の資産に変えられる性質のことです。金は査定が終わればすぐに現金化できるので、いざ現金が欲しいというときにも心強い資産と言えるでしょう。
同じ投資資産であっても債券や株は企業が倒産した途端に価値がゼロになるリスクもあるため、流動性が高いとは言えません。
一方、金は価格が変動することはあっても、価値がゼロになる可能性はありません。時代や経済状況にかかわらず一定の価値がある点で、金は多くの人にとって魅力的な投資対象と考えられます。
採掘量に限りがある
金は他の貴金属と比べて地球上にある総量が少ないという特徴があります。採掘できる量が少ない点や、採掘のために多くの時間や労力・コストがかかるという点から、金は希少価値が高く、価格も高くなります。
また、金は古い時代から通貨や装飾品として価値あるものとして認められてきた歴史があるため、世界的に見ても信頼性が高い貴金属です。
幅広い用途で使える
金は上品な輝きから、装飾品の原材料として人気が高いです。さらに錆びにくい・加工しやすいという点から工業や医療など多くの業界でも使用されています。使用される業界が多いということは、それだけ需要が高い貴金属ということになります。幅広い用途で使える点も、金相場が高い理由のひとつと言えるでしょう。
金相場が変動する要因
上記で金相場が高い理由について解説しました。しかし、金相場は常に一定ではなく、さまざまな理由で変動するため、売却のタイミングには注意が必要です。ここでは、金相場が変動する要因について5つ紹介します。
インフレ
インフレとは、物価が上昇することで相対的に通貨の価値が下がる現象です。通貨の価値が下がるということは、今まで10万円だったものに対して11万円支払わなければならないような状態です。
インフレはオイルショックのようなイレギュラーな経済状況で起こりやすく、通貨だけを持っていても金銭的に余裕がないという状況にもなりかねません。
金はインフレに強い資産で、通貨の価値が下がると相対的に金の価格は上がります。金は今後のインフレ対策としても有効的と言えるでしょう。
金の需給バランス
金相場は需要と供給のバランスによって左右されます。つまり、金の需要が高く供給量が少ないと価格が上がり、逆の場合は金相場は下がります。また、買う人より売る人の数が多くなった場合も、価格が下がるとも言えます。
金は主に装飾品や産業用として使用されるため、関連業界が原材料として金を使用しなくなった場合は、今後相場が下がるリスクもあるでしょう。
その他にも、金相場の需給バランスをチェックする要因として、どのくらい鉱山で生産されているか・どのくらい金が回収されてリサイクルされているか・現物投資として人気があるかなどを把握するといいでしょう。
見通しが立たない経済状況
金は価格がゼロになるリスクがほぼないため、経済が悪化したときの資産として保有する人も少なくありません。政治や軍事的問題によって世界経済が不透明になった場合、金相場は上昇する傾向にあります。近年では台湾問題やロシアウクライナ問題が続いており、金相場にも影響する可能性は高いでしょう。
金を保有している人は、いわゆる「地政学リスク」のニュースを常にチェックすることをおすすめします。
新興国からの需要増加
中国・インドのような新興国は中央銀行が金を資産として価値を感じており、資産を現金から金へ積極的に移行する動きを見せています。
新興国からの金に対する需要は今後も増加すると見込まれており、金相場が上昇する可能性もあります。
円安・円高
金の基本通貨は米ドル建てで、相反する関係にあります。米ドルが上昇するのに対して金相場は下落するということなので、米ドルの値動きは常にチェックする必要があります。
また、日本では円安・円高にも注意しましょう。ドルと円は為替で関連しているため、ドルの価値が円にも影響します。
円安になると金価格は上昇し、円高になると金価格は下落します。
米ドルや円の金利は各証券会社のホームページなどで推移をチェックできるので、ぜひ参考にしてください。
金相場の推移を予想する方法・コツ
金相場は常に変動しているため、こまめにチェックして動きを予想する必要があります。ここでは、金相場の推移を予想する方法・コツについて3つ紹介します。ベストタイミングで金を売却できるように、ぜひ参考にしてください。
過去のチャートを見る
貴金属取扱い企業の多くは、過去の金相場の推移をチャートとしてチェックできます。直近1ヶ月という短期間だけでなく、創業当時から数十年間という長期間のチャートも閲覧できる可能性もあります。
「直近では相場が下がっていても、長期的に見ると回復する見込みがある」というように、チャートから金相場の推移を予想してみてください。
各企業のチャートの特徴は以下のとおりです。
買取業者 | 特徴・メリット |
---|---|
田中貴金属工業 | ・金・銀・プラチナそれぞれのチャートを見られる ・日時・月次だけでなく1973年以降の年次データを見られる |
三菱マテリアル | ・1ヶ月・1年・5年・1978年から現在という4パターンの期間でチェックできる ・日本価格と同時に海外価格のチャートも表示される |
経済状況をチェックする
金相場は経済状況と大きく関連しているため、経済状況から予想できるケースがあります。低金利やパンデミックなどイレギュラーな事態になると金の価格は上昇する可能性が高いため、売却を検討することをおすすめします。
相場が上がったタイミングで売却できるように、常に経済状況はチェックしておきましょう。
短期的・長期的どちらの視点も持つ
金相場は数日間・1ヶ月間という短期的なスパンからだけでなく、数年単位という長期的な視点からも推移を予想することが大切です。
過去に金相場が急に上がった・下がったケースがあれば、その原因を調べ、今後の相場の動きに関係ないかなどを考察してみましょう。
短期的に見れば相場が下がっていきそうに思えても、急上昇する要因があるかもしれません。
金を売却するコツ
金相場が高いときに売却するコツとして、以下のような2つが挙げられます。
少しでも高く金を売るために、あらかじめチェックしましょう。
信頼できる業者に査定してもらう
金相場が高いタイミングでも、業者によって1グラムあたりの単価が異なる可能性もあります。本来の価格よりも安く見積もられてしまうと、保有者の損失にもなりかねません。
適正な価格で売却してもらえるように、査定は信頼できる業者に依頼することをおすすめします。ホームページや口コミなどで探してみてください。
複数社で見積もる
金の査定は1社で済ませず、複数社で行い、照らし合わせたうえでベストな企業を選ぶことをおすすめします。査定額が同じとは限らないため、1社で決めてしまうのは損してしまう可能性もあるためです。
査定額だけでなく、その査定額に至った経緯なども聞いて、最も納得できる企業に依頼しましょう。
金の買取業者を選ぶポイント
最後に、金の買取業者を選ぶポイントについて3つ解説します。金の買取業者は複数あるため、買取価格だけでなく自分のニーズにあった業者を見極めることが大切です。
鑑定士がいるか
金をはじめ貴金属の相場を把握し、正確に査定するには専門的な知識を持った鑑定士がいることが重要です。金や貴金属の知識が豊富な鑑定士がいるかどうか、各ホームページなどでチェックしてから査定を検討しましょう。
正確な査定を受けられなければ、本来の価格よりも安い値段で金を手放してしまう可能性もゼロではありません。適正価格で金を売却できるように、信頼できる鑑定士がいるかどうかはあらかじめ調べておきましょう。
査定だけでもOKか
金は常に変動していることから、売却するかどうか即決せずにじっくり考えたいという人もいるでしょう。そのような場合、査定だけでもOKな業者を選ぶことをおすすめします。
査定だけでも受け付けている買取業者は、価格に納得したうえで金を売れるというメリットがあります。
実績や良い口コミがあるか
金の買取業者は普段から頻繁にやり取りする機会が多くないからこそ、信頼できる業者を選んで納得して売却することが大切です。
買取業者の信頼性は、各ホームページなどに記載されている実績や口コミなどをチェックしましょう。
実際の利用者の声をチェックして、査定額以外にもスタッフの対応や売却しやすさなどを確認することをおすすめします。
まとめ
この記事では、金相場が高いときに売却するコツや推移予想の方法などについて解説しました。金は価値がゼロになる可能性はほぼありませんが、都度変動しているため、ベストタイミングで売却するには慎重になる必要があります。
貴金属の買取業者などが公表しているチャートや経済状況などをチェックし、金相場の推移を予想する習慣をつけましょう。
金を売る際は複数社に見積もりを貰い、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。過去の実績やスタッフの対応、ニーズに合ったサービスの有無などをチェックしましょう。
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