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目次
【金の特徴や価値とは?】プラチナとの違いや価格の推移、投資の種類も解説
金は、古くから人の生活に密接に関わってきた金属です。
現在は投資商品として、世界的に高い人気を誇っています。
また、金価格が高騰しているというニュースを見聞きして、興味を持つ方も多いことでしょう。
この記事では、金の基本情報や金投資の種類、金投資のメリット・デメリットや買取業者に金を売る流れなどを解説します。
金に関する基礎知識や投資を始めたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
金の基本情報
金の特徴や価値について理解するために、まずは基本情報を押さえておきましょう。
- 金とは?
- 金の特徴と価値
- プラチナとの違い
- 銀との違い
上記の項目にわけて、くわしく解説します。
金とは?
金は見た目の美しさや加工がしやすいことなどを理由に、人の生活に古くから関係してきた金属です。
古来から愛されてきた金は、現在は投資用に限らず、工業用としての利用も増加傾向です。
金の特徴と価値
金は世界的に価値が認識・共有されています。理由としては、希少性が挙げられるでしょう。
金は投資用や工業用として価値が高いのに加えて、今後20年ほどで地球上の金は枯渇してしまうとも言われています。
このため希少価値は今後も高まり続けると予想できるでしょう。
プラチナとの違い
金とプラチナの違いを押さえておきましょう。
プラチナは「白金」とも呼ばれ、金よりも希少価値の高い金属です。一方で、プラチナは投資よりも工業用としての利用目的が多いため、基本的に投資価値は金のほうがあります。
銀との違い
金と銀の大きな違いは、希少性や価格です。
具体的には、金の価格は銀の価格の約80倍で、希少価値も銀は金に大きく劣ります。
銀は電気や熱の伝導性に優れているため、工業用として利用されることの多い金属です。
金は世界的に見ても価値が高いため、投資対象として人気です。
金投資には、主に以下の5つの種類があります。
- 1.金地金(インゴット)
- 2.地金型金貨(国内外コイン)
- 3.純金積立
- 4.金投資信託
- 5.金ETF
それぞれの内容や特徴について確認しましょう。
1.金地金(インゴット)
金地金は、インゴットやゴールドバーとも呼ばれる、金の延べ棒です。金を保管しやすい形に固めています。
金地金は手元で保管できる一方で、保管場所に配慮する必要があり、盗難等に気をつけなければなりません。
2.地金型金貨(国内外コイン)
地金型金貨(国内外コイン)も金投資の商品として有名です。
金貨のデザインによっては希少性が高く、高値がつくものもあります。また、金地金に比べて加工にコストがかかるため、その分割高に取引される傾向があるのも特徴です。
なお、金地金同様に保管場所や盗難リスクには注意しなければなりません。
3.純金積立
純金積立とは、月々一定額分の金の現物を積み立てていく投資手法です。
金地金や地金型金貨のように、手元で保管する必要がない点がメリットに挙げられます。
一方で、積立手数料が発生するのはデメリットです。
4.金投資信託
金投資信託は「金関連に投資する投資信託」です。
純金積立と同様に、毎月少額から投資を始められます。
一方で、金の現物に投資するわけではないため、現物を引き出すことはできません。
5.金ETF
金ETFも手法の1つです。
ETFとは「上場投資信託」のことで、金ETFは「金に投資するETF」に対して投資を行います。
現物を引き出せない点は金投資信託と同じですが、金投資信託より低いコストで行える投資手法になります。
金投資のメリット3つ
金投資には、以下3つのメリットがあります。
- メリット1.価値がなくなる可能性が低い
- メリット2.物価の影響を受けにくい(リスク回避につながる)
- メリット3.一定条件で税の控除が受けられる
それぞれ解説します。
メリット1.価値がなくなる可能性が低い
メリットの1つ目は、価値が無くなる可能性が低いことです。
たとえば株式の場合、企業が倒産すると株式の価値はゼロになります。これに対し、金の場合には価値がゼロになる可能性は極めて低いといえるでしょう。
投資商品として世界的に人気が高く、価格変動リスクも少ない金は、その価値がなくなるリスクも低いのです。
メリット2.物価の影響を受けにくい(リスク回避につながる)
比較的物価の影響を受けにくいことも、大きなメリットです。
物価高(インフレ)の場合には通貨の価値が下がるため、相対的に金の価値が高まります。反対に、物価が下がれば通貨価値が上昇し、金の需要は下がりますが、価値の低下は限定的です。
このように、通貨や株式に比べて物価の影響を受けないため、リスク回避を図れるのも金投資のメリットといえるでしょう。
メリット3.一定条件で税の控除が受けられる
金投資のメリットとして、一定条件を満たすことで税額控除が受けられる点も挙げられます。
具体的に、金の売却益は「譲渡所得」として扱われます。譲渡所得には年間50万円までの特別控除があるため、金の売却した場合でも年間50万円までは控除されるのです。また、5年を超えて保有した金を売る場合には「長期譲渡所得」として、税額計算で優遇されるというメリットもあります。
金以外の投資においても税額控除が受けられるものはありますが、金投資においても税制面でメリットがあることは押さえておきましょう。
金投資のデメリット3つ
金投資は、以下のようなデメリットもあります。
- デメリット1.管理にリスクが生じる場合がある
- デメリット2.配当や利息は得られない
- デメリット3.売買に手数料がかかる
上記の3つについて見ていきましょう。
デメリット1.管理にリスクが生じる場合がある
1つ目のデメリットは、管理にリスクが生じる場合があることです。
たとえば、金地金(インゴット)で金投資を行う場合、購入した金地金を保管する場所を考えなければなりません。盗難のリスクがあるため、目立つ場所や、セキュリティの不十分な場所は避ける必要があります。
このように、金投資では管理上のリスクが生じる場合がある点に注意が必要です。
管理リスクを極力減らすには、純金積立や金投資信託など、自分で現物を保管する必要がない手法を選ぶとよいでしょう。
デメリット2.配当や利息は得られない
デメリットの2つ目は、配当や利息が得られないことです。
株式や債券の場合には、保有することで配当金や利息が得られる一方で、金投資の場合には基本的に配当金や利息はありません。
このように、金投資でストック収入は得られないことを押さえておきましょう。
デメリット3.売買手数料が高い
デメリットの3つ目は、手数料が高いことです。
たとえばネット証券を利用した株式売却では、手数料が0.1%程度の証券会社も存在します。一方で、金地金を買取業者に売却するときの手数料は10〜30%が相場です。
ただし、手数料の設定方法は買取業者によって異なります。グラム数に応じた手数料を定めていたり、金地金1個あたりに手数料がかかる方式をとっていたりとさまざまです。そのため、業者選定では買取金額だけでなく、手数料の金額や設定方法についても確認する必要があるでしょう。
金価格の推移
金価格の推移についても見ていきましょう。
- 現在の金価格【高騰中】
- 金価格の推移予測
上記2項目にわけて、現状や今後の予測について解説します。
現在の金価格【高騰中】
現在、金価格は上昇し続けています。2019年頃から緩やかに上昇を始め、2024年10月に小売価格の過去最高額を更新しました。
金価格は今後も上昇が見込まれますが、正確にはわかりません。
金を売るタイミングは、今後の推移も確認しながら自分の状況に応じて判断しましょう。
金価格の推移予測
金価格の推移予測では、長期的に金価格は上昇することが予測できます。
理由はさまざまありますが、需要の高まりや供給不足、世界情勢の悪化や為替相場の状況等が挙げられるでしょう。
一方、短期的な予測は困難です。
特に初心者が金投資を始める場合には、短期ではなく長期保有を基本とすることをおすすめします。
【オススメ】価格が高騰しているときに金を売る
金投資では、価格が高騰しているときに金を売るのをおすすめします。
金投資で利益が生まれるのは、売却時のみです。つまり、金の購入金額よりいかに高い売却金額で売れるのかにかかっています。
そして、価格が高騰しているときが絶好の売却チャンスです。2024年現在も金価格は高騰しており、高い売却益を得られる可能性は高いでしょう。
売却できる主な貴金属
売却できる主な貴金属は、以下のとおりです。
- アクセサリー
- 地金型金貨(国内外コイン)
- 金地金(インゴット)
- 金時計
金投資は行っていない場合でも、金が高く売れることを知り「持っているもので、なにか売れるものはないかな?」と気になる方もいるでしょう。
想像以上に高く売れる場合もあるため、自分が持っているものがないか改めて確認することをおすすめします。
アクセサリー
売却できる貴金属の1つが、アクセサリーです。
ネックレスやアンクレットなど、金が使われているものが対象になります。
金の純度やデザイン性によっても売却益が変わるでしょう。
地金型金貨(国内外コイン)
国内外のコインなど、地金型金貨も売却可能です。
地金型金貨の中には、デザイン面で人気のあるものや、製造枚数が少なく希少性が高いものなど、高値で取引されるものが多くあります。
保管状況や鑑定書の有無などによっても売却益は大きく変わるため、高価格で売却したい場合は、金貨や関連書類の適切な保管が重要です。
金地金(インゴット)
金地金(インゴット)は最も代表的な金投資商品で、売却が可能です。
金地金(インゴット)の売却額は、金の純度と質量で大きく異なります。
地金型金貨同様に、鑑定書などはしっかり保管して、査定時に提出できるようにしておきましょう。
金時計
金時計も売却できる貴金属の1つに挙げられます。
金時計も純度によって売却額が変わりますが、18Kが一般的です。
時計自体が壊れている場合でも買い取ってくれる業者もあるため、気になる場合には一度相談してみることをおすすめします。
金を売る流れ【買取業者の場合】
買取業者に金を売る場合の流れは、以下のとおりです。
- 売却方法及び業者の選択
- 査定の依頼
- 査定結果の確認・買い取りの依頼
- 売却額の受け取り
それぞれのステップをくわしく見ていきます。
1.売却方法及び業者の選択
はじめに、売却する方法と、買取を依頼する業者を選びます。
売却方法(買取方法)は業者によって異なりますが、方法は主に以下の3つです。
- 店頭買取
- 宅配買取
- 出張買取
自分の便利な売却方法、適切な買取業者を選びましょう。
2.査定の依頼
選んだ買取業者へ査定依頼を行います。
査定前には金の相場をチェックし、査定見込額を出しておくことをおすすめします。
これにより、明らかに低い査定額などに気づけるでしょう。
3.査定結果の確認・買い取りの依頼
査定結果が届いたら、内容を確認の上、良ければ買取を正式依頼します。
査定結果は、査定額以外に手数料もしっかり確認しましょう。
また、特記事項や注意事項などにも目を通します。
疑問点があれば、遠慮せずに買取業者に確認しておきましょう。
4.売却額の受け取り
買取を依頼後、売却益を受け取ります。
金額が査定内容に沿っているか、すぐにチェックしましょう。また、手数料も問題ないか確認が必要です。
金の売却は「ブランドオフ」におまかせ!
この記事では、金の基本情報や金投資の主な種類、金投資のメリット・デメリットや金を買取業者に売る際の流れなどについて解説しました。
金はほかの投資商品に比べて大きな価格変動リスクが少ないため、投資の初心者にもおすすめです。
一方で、売却時には適切な買取業者に金を売る必要があります。
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