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【金買取価格は上げられる?】売却の流れや業者の選び方なども解説
この記事では、金の買取価格を上げるコツや売却の流れなどを解説します。金は他の貴金属と比べて高価な傾向にあり、高騰するタイミングで売却することが大切です。金の買取価格が上がりやすいタイミングや業者の選び方も併せて紹介するので、金の売却を検討している人はぜひ最後までお読みください。
金買取価格と他貴金属の比較
最初に、金と他の貴金属の買取価格を比較します。
2024年10月8日時点の中外鉱業株式会社のサイトによると、各貴金属の1グラムあたりの買取価格は以下のとおりです。
貴金属の種類 | 買取価格 |
金 | 13,748円 |
プラチナ | 5,008円 |
銀 | 163.13円 |
パラジウム | 4,876円 |
各貴金属の買取価格は日ごとに変動しているうえに、業者によって異なるため、上記の表で価格確定というわけではありません。しかし、原則として金は他の貴金属の2倍から80倍ほども高価な貴金属であるといえるでしょう。
プラチナは白金とも呼ばれ、結婚指輪など高価なジュエリーに使用されることが多いです。銀やパラジウムもグラム単位で買取できる貴金属なので、保有している場合は金と同様に売却の価値があります。
金の買取価格が高い理由
金はプラチナや銀、パラジウムと比べても買取価格が高い傾向にあります。ここでは、金の価格買取が高い理由について3つ解説します。
採掘量が少なくコストがかかる
金の買取価格の高さの理由のひとつは、希少性の高さです。
地球上に埋蔵されている量には限りがあり、採掘量や市場に出回る量が少ないため、買取価格も高くなる傾向にあります。
採掘量が少ないので、作業には多くの労力・時間・コストをかけなければなりません。金は多くのコストをかけたうえで少量しか採取できないため、価値が高くなります。
世界的信頼が高い
金は1日単位で見ると価格が上下していますが、価値がなくなるリスクは極めてゼロに等しいです。金は日本だけでなく世界の各国で価値があるとみなされており、その歴史も長きにわたります。
そのため、高いお金を支払っても金を買い取りたいという人や業者が多いといえるでしょう。
金を保有しておくと、通貨の価値が下がった場合でも、安定した金額で換金できるというメリットがあります。株式や債券などの投資商品と比べて、価値がいきなりゼロになるリスクもほぼないため、世界的にも安定した価値があります。
必要とする業界が多い
金はジュエリーやアクセサリーのような宝飾品に限らず、多くの業界・製品で使用されます。やわらかく加工しやすいという特徴を生かして美術品、化学的に安定していて、熱伝導性や電気伝導性が高いため医療用品、工業用品など幅広い用途で必要とされています。
特定の業界に限らず多くの業界で必要とされる需要の高さが、金の買取価格が高い理由のひとつといえるでしょう。
買取価格が高い金製品の特徴
原則として金の買取価格は高い傾向にありますが、どのような製品でも同じ価格で売れるというわけではありません。ここでは、買取価格が高い金製品の特徴について2つ紹介します。少しでも高く金を売るために、事前にチェックしましょう。
純度が高い
金は純度によって種類がわけられます。純度が高くなるほど金の割合が多くなり、低くなるほど金以外の成分が多くなります。金の割合が多い(純度が高い)方が高価で売却できるので、保有している金の純度をチェックしましょう。
金の純度は、本体の刻印によって調べられます。「K(カラット)」という単位を使って「K24」のように表記されているケースが多いです。他には「24K」「24金」などの刻印で表記されているかもしれません。
金の純度は以下のとおりです。
金の純度 | 純金割合 |
K24 | 99.99~100.0% |
K22 | 91.7%(混合物8.3%) |
K18 | 75%(混合物25%) |
K14 | 58.5%(混合物41.5%) |
K10 | 42%(混合物58%) |
製品によっては純度がわかる表記がなく、金の割合が不明瞭なケースがあります。純度が高く本来であれば高値で売れる金を安く売ってしまわないように、刻印なしでも正確に査定してくれる業者に見積もりを依頼しましょう。
質量がある
基本的に、金などの貴金属の買取価格は1グラムあたりの金額を算出し、グラム数をかけた金額を支払います。そのため、質量があるものほど高く売れるということです。
家庭用の計量器でおおよその質量を量れますが、買取業者の専門的な計量器で量った場合と重さが異なるかもしれません。正確な重さを知りたい場合は、買取業者に査定を依頼することをおすすめします。
インゴット以外の金製品例
金と聞くと、インゴットを思い浮かべる人が多いかもしれません。インゴットとは金の塊で、いわゆる延べ棒・ゴールドバーのことです。以下のようなインゴット以外の金製品も売却できる可能性があるので、ぜひ保有しているか確認してください。
ジュエリー
指輪やネックレスなど、金製のジュエリーは、インゴットと同様に純度と質量によって査定されます。また、金だけでなく宝石が使用されたジュエリーであれば、より高い金額で買取してもらえる可能性もあります。
宝石付きの金製ジュエリーを査定に出す場合は、金の鑑定士だけでなく、宝石査定のプロも在籍している買取業者を選ぶといいでしょう。
コイン
金製のコイン(金貨)はさまざまなサイズ・デザインがあり、実は高価な金額で売れる可能性もあります。とくに希少性の高いメイプルリーフ金貨は、高価買取を期待できるでしょう。
金貨の査定はインゴットと同様で、純度と質量を基準に算出されます。
腕時計
誰もが知っている有名なハイブランドのものでなくても、金を使用した腕時計は高い金額で売却できる可能性があります。ノーブランドだからといってあきらめず、一度査定に出しておいて損はないでしょう。
時計の機能が失われていても、金製という点で売り物になる可能性は十分にあります。オーデマ・ピゲやカルティエのような有名ブランドはもちろん、あらゆるブランド、ノーブランドの金時計がないか、確認してみてください。
店舗に金買取価格を提示されたあとの流れ
金の買取業者の店舗へ行き、買取価格を提示されたあとの流れは、大きくわけて以下の2パターンがあります。自分のニーズにあった業者を選んでください。
現金支払い
現金支払いとは、査定額が確定した直後、店舗で現金を支払ってもらえる方法です。店舗で現物をスタッフが査定し、査定額に納得すればその場でキャッシュが手に入るというメリットがあります。
すぐにお金を受け取れるというメリットがある一方、現金で渡せる金額に上限が設けられている可能性もあるため、事前に確認しましょう。
銀行振込み
銀行振込とは、査定が確定したあと、指定の口座へ査定金額が振り込まれるという方法です。現金を持ち運ぶリスクがなく、高額であっても心配ありません。
また、振込手数料は買取業者側が負担するケースが多いため、すぐに現金が必要でなければ、銀行振込みのほうが安全といえるでしょう。
金の買取価格を上げるポイント
金の買取価格は常に変動しているため、定期的に価格をチェックする必要があります。ここでは金の買取価格を上げるポイントについて3つ解説します。
歴史から金価格が上がるタイミングを図る
金は日ごとに見ると少しずつしか変動していないようですが、歴史を振り返ると高騰するタイミングを予想できます。
たとえば、直近であればコロナウイルスの蔓延で経済状況が不透明になった際、ドルなどの通貨を金に換金する人が増えたという事実があります。
その他にも石油危機や東日本大震災など、大規模な災害や経済難は、金の買取価格が高騰しやすいと考えられるでしょう。
金価格が上がりそうなニュースをチェックする
金価格は経済や需要と密接に関係しています。社会情勢が安定した場合や、金の流通量が増えて買い手より売り手の方が多くなった場合などは、金の価格は下落するでしょう。
金は他の資産や通貨の価値が下がったタイミングや、流通量が少ないタイミングなどに価格が高騰する傾向にあります。日頃からニュースをチェックし、金の価格が変動しないか予想しましょう。
チャート見る
金や貴金属の買取業者のホームページには、金だけでなくプラチナや銀などさまざまな貴金属の買取価格の推移チャートが記載されています。
毎日更新されているため、日ごとの推移をチェックするのに最適です。また、買取業者によっては数年前・数十年前など長期的な範囲でのチャートも表示できるので、変動のポイントなどを予想する際にも活用してください。
実際には、金の価格を短期的に予想することは非常に難しいです。「買いたいものがあるので、お金が必要」「金時計を持ってても使わない」など、売りたいときが売り時です。
金買取価格以外の業者チェックポイント
最後に、金の買取価格以外の業者のチェックポイントを3つ解説します。どれだけ買取価格が高くても、他の要素がイマイチでは満足度は下がってしまうでしょう。すべてにおいて気持ちよく売却できるように、事前に確認しましょう。
スタッフの対応が親切か
多くの人にとって、金の買取業者は身近な存在ではなく、売却に対してさまざまな不安や疑問があるでしょう。わからないことや不安点に対して、スタッフが丁寧・親切に対応してくれるかどうかは重要なポイントです。
利用者に対して横暴な態度をとったり、査定物を乱暴に扱ったりする業者は、査定の時点で避けたほうがいいかもしれません。また、無理やり相場より安い金額で買い取ろうとする場合もあるので、注意が必要です。
査定や見積もりの際には、買取金額だけでなくスタッフの対応にも注目しましょう。
宅配と出張買取に対応しているか
金を買取依頼する場合、利用者が店舗に現物を持っていって査定する「店頭買取」は代表的な方法です。その他の代表的な金の買取方法として、宅配や出張買取があります。
宅配や出張買取は店舗まで現物を持ち込む必要がありません。査定してほしい金がたくさんある・重くて持ち運べない・貴重品を外に持ち出すのは怖いという場合などに、おすすめの買取方法です。
たとえばBRAND OFFの出張買取は、公式ホームページの申込みフォームからエントリーすれば、簡単に手続きできます。自宅の玄関で査定が完了するため、部屋の中に入る心配もありません。宅配買取を利用する場合は、自宅から店舗へ郵送するだけで対応可能です。
自宅で買取を済ませたい人は、宅配や出張買取があるかどうかを確認してください。
実績があり査定が明確か
金の買取業者を選ぶうえで、正しい査定でできる限り高く売却できるという点は大切です。安心できる買取業者を選ぶ際には、実績や口コミなどを確認しましょう。実際の利用者の声をチェックすることで、査定基準だけでなくスタッフの対応などもリアルに把握できます。
また、査定や見積もりの経緯・理由を明確に説明してくれることも重要です。相場を考慮しているか・相場より安い場合はその理由を伝えてくれるかによって、利用者が納得できるかどうかも変わるでしょう。
より安心して査定を依頼したい場合、金や貴金属に精通している鑑定士がいる買取業者を選ぶことをおすすめします。
まとめ
この記事では、金の買取価格を上げるコツや売却の流れなどを解説しました。金は経済状況や流通量などによって価格が変動するため、日頃からニュースやチャートをチェックすることが大切です。
インゴットだけでなく、ジュエリーやコイン、腕時計なども金製品を買取してもらえる可能性があるので、売却できそうなものがあるか確認してください。
買取業者は、査定価格以外にもスタッフの態度や実績などもあわせて満足できるところを選ぶと、納得して売却できるでしょう。
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