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【ピンクゴールドの指輪とは?】注意点やお手入れの方法を解説
ピンクゴールドの指輪は、手元を上品かつ美しく演出してくれる魅力的なジュエリーです。
綺麗なピンクの色合いが特徴で、上品さと可愛らしさを備えているため、特に女性からの人気を集めています。
しかし、ピンクゴールドの指輪の購入や使用には、多くの点に注意しなければなりません。もし知らずに購入して使用を続けると、ピングゴールドの指輪の購入を後悔する可能性もあります。
そこで本記事では、ピンクゴールドの指輪がどのようなものなのか、どのような注意点があるのかについて詳しく解説します。
魅力的なピンクゴールドの指輪の購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
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0120-555-666へ発信する お近くのお店にお問い合わせください 店舗検索ピンクゴールドの指輪とは?
ピンクゴールドの指輪がどのようなものなのかについて解説します。ポイントは以下のとおりです。
- 素材は純金に銅などの割金を混ぜた金合金
- 割金の銅で柔らかいピンクの色合いを出している
- 上品でかわいらしく女性に人気がある
単におしゃれというだけで身につけるよりも、基本知識を備えながら身につけるほうが、よりピンクゴールドアクセを楽しめるでしょう。
素材は純金に銅などの割金を混ぜた金合金
ジュエリーの業界団体である一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)が定めた「ジュエリーおよび貴金属製品の素材等の表示規定」では、ピンクゴールドについて以下のように説明しています。
割り金の銅比率が高い、やや赤みのある金合金
引用:一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)
割金(わりがね)とは、金(ゴールド)などの貴金属に添加された金属です。ピンクゴールドの場合は銅が割金にあたります。
実際には割金に銀やパラジウムも含まれる場合もあり、例えば金が75%、銅が20%、銀が5%といった組成の場合もあります。
ピンクゴールドの商品ページで「K14 ピンクゴールド」と表示されていた場合、金は58.3%で、他に銀や銅、パラジウムなどの割金が41.7%です。
なお、メッキでピンクゴールドのような色合いを出しても、金合金そのものがピンクゴールドでなければピンクゴールドとは表示されません。
割金の銅で柔らかいピンクの色合いを出している
日本ジュエリー協会(JJA)の説明にもあるとおり、ピンクゴールドは割金に銅があることで、赤みを出しています。
ピンクゴールドの指輪を購入するにあたり、銅の含有量が多いほど赤みが強くなることは覚えておきましょう。白金属と呼ばれるパラジウムを割金にすると、銅の赤みが薄くなりピンク色に近づきます。
「K14 ピンクゴールド」と表示されている指輪には金が58.3%以上含まれていますが、残りの41.7%のうち銅やパラジウムがどれほど含まれているかまではわかりません。
そのため、同じ「K14 ピンクゴールド」であっても、色合いが異なる場合があります。
上品でかわいらしく女性に人気がある
ピンクゴールドの指輪は、上品でいながら可愛らしいことが特徴です。女性に人気があります。
柔らかいピンクは日本人の肌色にもよく合うため、日常使いから特別な日まで幅広く活躍するアイテムです。
ピンクゴールドの指輪のサイズの見方
ピンクゴールドの指輪を購入する際、指輪をはめる指のサイズに応じて8号、9号といったサイズを選ばなければなりません。
初めて指輪を購入する場合は、サイズの見方や選び方がわからなくても当然です。しかし、サイズを調整できる一部の製品を除いてサイズ選びに失敗してしまうと大変です。
結論、指輪のサイズは、号数ごとに実際のサイズのリングをはめてサイズを確かめられるリングゲージを使って確認するのがおすすめです。
リングゲージを用意できないときは、紐や紙片を指に巻いて長さを測り、以下の表を参考に号数を決めます。
指輪のサイズ (号数) | 指周りの長さ (mm) |
1号 | 40.8 |
2号 | 41.9 |
3号 | 42.9 |
4号 | 44.0 |
5号 | 45.0 |
6号 | 46.1 |
7号 | 47.1 |
8号 | 48.1 |
9号 | 49.2 |
10号 | 50.3 |
11号 | 51.3 |
12号 | 52.4 |
13号 | 53.4 |
14号 | 54.5 |
15号 | 55.5 |
16号 | 56.6 |
17号 | 57.6 |
18号 | 58.6 |
19号 | 59.7 |
20号 | 60.7 |
21号 | 61.8 |
22号 | 62.8 |
23号 | 63.9 |
24号 | 64.9 |
25号 | 66.0 |
26号 | 67.0 |
27号 | 68.1 |
28号 | 69.1 |
29号 | 70.2 |
30号 | 71.2 |
指輪のサイズを決める際は、以下の点に注意が必要です。
- 体調や時間帯で指の大きさは変わるため、時間をずらして何度も測るべき
- ジュエリーブランドは奇数号のサイズを提供しているケースが多いため、奇数号のサイズを選ぶ
- 同じ号数(サイズ)でも、幅広の指輪(太い指輪)だと通常よりもきつく感じるなど装着感が変わる
ピンクゴールドの指輪の注意点・デメリット
ピンクゴールドの指輪には、以下の注意点・デメリットがあります。
- 重ね付けは色味の違いに注意する
- 経年劣化や使い方で黒ずみなどの変色がある
- 金属アレルギーを引き起こすおそれがある
- サイズ直しは難しい
後悔を避けるために重要なポイントなので、把握しておきましょう。
重ね付けは色味の違いに注意する
ピンクゴールドの指輪が好きで、1つの指に2つ以上の指輪を重ね付けする方もいらっしゃいます。
しかし、ピンクゴールドの指輪といっても、色合いは商品ごとに異なる点に注意が必要です。
オンラインショップでは、ディスプレイや画面の明るさの違いなどにより、画像と現物とでは色合いが異なる可能性があります。
重ね付けの予定がある方は、必要に応じてジュエリーショップの実店舗で現物を見るなどの対応も検討してください。
経年劣化や使い方で黒ずみなどの変色がある
ピンクゴールドは、割金に含まれる銅が酸化することで、茶色や黄色に変色することがあります。
特に、温泉や入浴剤に含まれる硫黄成分や、シャンプーの成分は変色やくすみの原因となることがあります。
また、汗や化粧品などの油分との化学反応によっても変色が生じるため、使用時には注意が必要です。
金属アレルギーを引き起こすおそれがある
ピンクゴールドの指輪は、金属アレルギーを引き起こすおそれがあるため注意が必要です。
金属アレルギーとは、金属に触れることで皮膚が炎症すること(接触性皮膚炎)を指します。皮膚の炎症の原因は、汗などで溶けた金属が皮膚のたんぱく質と結合することによる反応です。
ピンクゴールドのうち、金は金属アレルギーを起こしにくい金属です。しかし、銅やパラジウムがアレルギーの原因となる場合があります。
特に、赤やピンクの色味が強いものは銅の含有量が多いため、アレルギーのリスクが高まる可能性があります。
サイズ直しは難しい
ピンクゴールドの指輪は、サイズ直しが難しいことが多い点に注意しなければなりません。実際、ジュエリーブランドがピンクゴールドの指輪についてサイズ直しに対応しないとしている例があります。
サイズ直しが難しい理由は、銅やパラジウムなどの割金があることで地金が脆くなっているからです。
サイズを直す際は、真円にするためにリングを叩くなどの衝撃を与えます。割金により地金が脆くなっている(粘りけがない)と、亀裂が入ったり割れたりしやすいため、サイズ直しに応じてもらえないケースがあります。
また、サイズを大きくする際は金属を足すため、足した部分と他の部分とで色味の差異が出る場合がある点にも注意が必要です。
ピンクゴールドの指輪のお手入れ・メンテナンス方法
ピンクゴールドの指輪を長く綺麗に維持するためには、以下のようなお手入れ・メンテナンスが欠かせません。
- 【日常】柔らかい布で優しく拭く
- 【汚れが気になるとき】中性洗剤に浸して拭く
- 【汚れが気になるとき】店舗でクリーニングしてもらう
お手入れ・メンテナンス方法について、詳しく解説します。
【日常】柔らかい布で優しく拭く
ピンクゴールドの指輪に汗や水、皮脂、化粧品などが付いてると、変色の原因になります。そのため、メガネ拭きやガーゼなどの柔らかい布(クロス)で、優しく拭いて取り除くことが大切です。
皮脂や化粧品など油分が付着した場合は、セーム革のクロスで拭き取ると効果的です。ティッシュや目の粗い布で拭くと、細かな傷が付いて劣化が早まるので注意してください。
なお、ジュエリーブランド・ジュエリーショップによっては専用クロスを提供しています。
【汚れが気になるとき】中性洗剤に浸して拭く
宝石がついているものは宝石次第ですが、汚れが気になるときは、以下の手順でのクリーニングをおすすめします。
- コップに水かぬるま湯を入れる
- 数滴の中性洗剤を垂らして指輪を浸す
- 汚れが浮いたら柔らかい毛のブラシで磨く
- しっかりとすすぐ
- 水気を拭き取る
なお、一部のジュエリーブランド・ジュエリーショップでは、専用のクリーニングクリーナーやブラシを提供しています。
【汚れが気になるとき】店舗でクリーニングしてもらう
ピンクゴールドの指輪の汚れが気になるときは、購入した店舗のアフターサービスを利用して、店舗(ブティック)でクリーニングしてもらう方法もあります。
費用がかかる場合もありますが、プロによるクリーニングは信頼性が高い点がメリットです。
ピンクゴールドの指輪の買取相場や価値・価格
ピンクゴールドの指輪の買取相場は、商品によるため一概に言い切ることはできません。一般的には、以下のような要素が価値・価格に影響します。
- 金の純度
- 金相場
- 変色状況
- 付属品の有無
- 買取店
金の純度
金の純度とは、ピンクゴールドに金がどれほど含まれているかを示すものです。具体的には以下のようなものがあります。
表示 | 純度 |
22金(K22) | 91.67%以上 |
20金(K20) | 81.33%以上 |
18金(K18) | 75.00%以上 |
14金(K14) | 58.33%以上 |
10金(K10) | 41.67%以上 |
9金(K9) | 37.50%以上 |
10金よりも、14金や18金のほうが高く売れる可能性があります。
金相場
金相場も買取価格に影響する要素です。金相場とは、金が一般的にどのくらいの価格で取引されているかを示すもので、1gあたりの金額で示されます。
金相場が高いときほど買取価格は高くなるため、売り時を検討するために金相場をチェックすることは有効です。
変色状況
ピンクゴールドの指輪の変色状況が、金の買取価格に影響する場合もあります。
より高く売りたいなら、日頃からのメンテナンスも重要といえるでしょう。
ただし、変色状況は金そのものの価値には影響しないため、買取価格にも影響しない場合があります。
付属品の有無
一般的に、付属品がある場合は、ない場合と比べて買取価格は高くなります。特に人気ブランドの指輪であれば、付属品があることで買取価格が高くなる可能性があります。
買取店
同じ日に同じ指輪を売ろうとしても、買取店によって買取価格に差はあります。少しでも高く買い取ってくれる買取店を探すためには、複数の買取店に査定を依頼することが欠かせません。
複数の買取店に査定を依頼し、より高く買い取ってくれる店舗を探しましょう。
まとめ
ピンクゴールドの指輪は、純金に銅や銀、パラジウムといった割金を混ぜた合金からできています。銅を混ぜることで、ピンク色に調整しています。
しかし一方で、割金を混ぜることで変色金属アレルギーが生じる可能性がある点には注意が必要です。合金の配分によっては、サイズ直しの対応が難しい点も、購入前に把握しておかなければなりません。
ぜひ本記事で紹介した内容を参考にして、ピンクゴールドの指輪選びにお役立てください。
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