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【金価格は今後どうなる?】相場の推移予想や高く売るためのポイントも解説
「金の価格は今後どうなるの?」
「金を高く売る方法や注意点について知りたい」
2024年現在、金の価格は上昇を続けています。金を高いうちに売りたいと思う一方で、今後の価格変動が気になるという方も多くいらっしゃるでしょう。
金は、株式や債券などに比べて価格が安定していることから「有事の金」とも呼ばれ、投資先として人気が高いのが特徴です。
しかし、30年前には1,000円台だった価格が、現在では10,000円を超える価格まで上昇していることから、金を保有している方にとっては価格予想は気になるところでしょう。
この記事では、金の価格の予測や価格が決まる要因、過去に金の価格に影響した出来事や高く売るためのポイントなどについて解説します。
金の売却で利用したい買取業者を選ぶときの注意点も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
金の価格は今後どうなるの?
金の価格が今後どうなるのか、短期的・長期的の2つの視点で予想します。
短期的な金の価格
短期的には、金の価格の予想は難しいというのが実情です。
金の価格はさまざまな要因によって決まります。例えば、金の需給バランスや世界情勢などが挙げられるでしょう。
これらの要因によって、金の価格は日々変化しています。そのため、短期的な視点で価格を予想するのは極めて難しいのです。
長期的な金の価格
10年・20年といった長期的な金の価格は、上昇していくと考えられます。理由には、以下のようなことが挙げられるでしょう。
- 投資用・工業用問わず需要が高いため
- 埋蔵量に限りがあるため(希少性が高い)
- 採掘コストが上昇していくと予想されるため
上記のような理由や、世界情勢の先行き不安なども含めて、長期的に金の価格は上昇を続けると予想できます。
金の価格が決まる要因5つ
金の価格は、主に以下の5つの要因で決まります。
- 要因1.金の需要量
- 要因2.金の供給量
- 要因3.世界情勢
- 要因4.世界の金利政策
- 要因5.為替相場
それぞれの要因をくわしく見ていきましょう。
要因1.金の需要量
要因の1つ目は、金の需要量です。社会から必要とされる金の量が増えれば増えるほど、金の価格は上昇します。
金は装飾品や宝飾品に用いられる素材として人気が高いだけでなく、投資用としても需要が高いのが特徴です。
さらにパソコンやスマートフォンなどに利用されることも増えています。
このような金の需要の高まりが、近年の価格を押し上げている要因の1つです。
要因2.金の供給量
金の需要量だけでなく、供給量も価格を決める要因です。供給量が減るとそれだけ金が貴重になるため、価格は上昇します。
ただし実際のところ、金の供給量は年々増加しています。供給量が伸びる一方で、それを上回って需要量が伸びているのが現状です。
金は需要量も供給量も伸びている中で、需要量の伸びが著しいため需給バランスが崩れており、価格が上昇を続けています。
要因3.世界情勢
金の価格を決める要因に、世界情勢も挙げられます。
例えば世界情勢が悪化すると、アメリカのドルや日本の円など各国の通貨の価値が下がります。通貨の価値が下がると、価値が変わりにくい金への需要が高まり、金の価格が上昇するのです。
最近では、ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢が不安定なため、金の価格は上がっています。
要因4.世界の金利政策
世界の金利政策が与える影響も、金の価格が決まる要因となります。金利政策によって通貨の価値が変動すれば、金の価格も変動するからです。
具体的には、各国が低金利政策を実施すると、通貨を保有していても金利がつきにくいため、通貨の価値は下がります。通貨の価値が下がると、通貨以外の投資先に人気が集まり、人気の高い投資先の1つである金の価格も上昇するという仕組みです。
将来的な金の価格を予測するには、各国の金利政策の方向性にも注目しなければなりません。
要因5.為替相場
為替相場も金の価格に影響します。金は国際市場ではドルで取り引きされますが、日本国内では円換算して価格が設定されるからです。
具体的には、円高だと金の価格は下がり、円安では金の価格が上がります。
近年は円安が進んでいることも影響して、金の価格が上昇しているのです。
金の価格が下がるタイミング3選
金は今後も価格が上昇すると見込まれていますが、反対に価格が下がるのは主に以下のようなタイミングです。
- 世界情勢が安定したとき
- 金利が上昇したとき
- 円高になったとき
上記のような理由で金の需要が減ると価格が下がります。
3つの理由を理解して、金を適切なタイミングで高く売れるようになりましょう。
世界情勢が安定したとき
金の価格が下がるタイミングの1つが、世界情勢が安定したときです。
世界情勢が安定すると、経済成長への期待が高まります。これにともなって、価格が安定している金よりも大きなリターンを狙える株式や債券などへの人気が高まるため、金の価格が下がるという流れです。
国どうしの衝突や経済危機など、世界情勢は金の価格を予想する1つの指標と言えます。
金利が上昇したとき
金利が上昇したときも、金の価格が下がるタイミングです。
例えば円の金利が上昇した場合、円を保有していれば利息が得られます。一方で、金を保有していても利息は得られません。
そのため、金の価値が相対的に下がり、価格も下がってしまうという仕組みです。
円高になったとき
金の価格が決まる要因でお伝えしたとおり、為替相場は金の価格に影響します。円の価値が上昇すると金の価格が下がります。
金は国際市場では米ドル建てで取引されるため、米ドル建ての金の価格が変わらない場合でも、円が高くなるとより安く金が買えるようになるのです。
【2000年以降】金の価格が上昇した主な出来事
2000年以降で、金の価格が上昇した出来事をまとめました。主に以下の5つの出来事が挙げられます。
- アメリカ同時多発テロ事件(2001年)
- リーマンショック(2008年)
- 東日本大震災(2011年)
- 新型コロナ(2020年)
- ロシアのウクライナ侵攻(2022年)
いずれも世界情勢・世界経済に大きな影響を与えた出来事です。それぞれのタイミングで、金の価格が上昇しています。
このことからも、世界情勢が不安定なときには金の需要が高まり、価格が上昇することがわかるでしょう。
【2024年現在が売り時】金は最高価格を更新
2024年現在、金の価格は過去最高水準で推移しています。
金の価格は、今後も長期的には上昇していくと予想されますが、さまざまな要因が重なって価格が変動するため、必ず上昇するとは言い切れません。
そのため、高い価格で推移している現在は売り時かもしれません。
金の価格が今後どうなるか見極めながら、適切なタイミングで金を売りましょう。
金を高い価格で売るためのポイント4つ
金を高い価格で売るためには、以下4つのポイントを押さえましょう。
- ポイント1.金の純度を確認する
- ポイント2.現在の相場を確認する
- ポイント3.かかる税金について理解する
- ポイント4.買取業者を選ぶ
それぞれくわしく解説します。
ポイント1.金の純度を確認する
ポイントの1つ目は、金の純度を確認することです。
金は純度の違いによって、買取価格が大きく変わります。そのため、自分が保有している金の純度について、事前に確認しておきましょう。
純度を確認しておくことで、悪質な業者に安く買い叩かれるのを防ぐこともできます。
ポイント2.現在の相場を確認する
2つ目のポイントは、現在の相場を確認することです。
純度の確認同様に、現在の相場を確認しておくことで安く売ってしまう失敗を避けられます。
また定期的に相場を確認することで、適切な売り時に金を売れるようになるでしょう。
ポイント3.かかる税金について理解する
金を売ることでかかる税金について理解するのも重要です。
金を売って得た利益は「譲渡所得」に当たります。年間の譲渡所得を合算して50万円以下の場合には非課税ですが、50万円を超えると税金がかかります。
「高く売れたのに、思っていた以上に税金がかかった」ということがないよう、税金はいくらぐらいになるのか事前にシミュレーションしておくと良いでしょう。
ポイント4.買取業者を選ぶ
金の買取価格は買取業者によっても異なります。そのため、適切な買取業者を選ぶのもポイントです。
買取業者の中には、相場より大幅に安い価格で買い取ったり、明細書を出さなかったりする悪質な業者も存在します。
後ほど解説する「買取業者を選ぶときの注意点4つ」も参考にしていただき、信頼できる買取業者を選びましょう。
買取業者を選ぶときの注意点4つ
金を高く買い取ってくれる買取業者を選ぶ際には、以下の4点に注意しましょう。
- 注意点1.運営元の信頼性
- 注意点2.手数料の高さ
- 注意点3.買取方法
- 注意点4.手続きの流れ
注意点を踏まえて、複数の業者から見積もりをとるのもおすすめです。
注意点について1つずつ確認しましょう。
注意点1.運営元の信頼性
注意点の1つ目は、運営元の信頼性です。
買取業者を選ぶときには、運営元がどのような会社なのか必ず確認しましょう。中には、運営元を明示せずに買い取りを行っていたり、大手の業者を装って信頼させようとしてきたりする業者も存在します。
運営元が信頼できるのか確認することで、悪質業者から安く買い叩かれる可能性を減らせるでしょう。
注意点2.手数料の高さ
手数料の高さにも注意が必要です。
一見すると高い価格で金を買い取るように見せかけて、実際には高額の手数料で安く買い叩く手法をとっている悪質業者もあります。
買取業者に金を買い取ってもらうときには、複数の業者に見積もりを依頼するなどして、手数料が相場から大きく離れていないか確認すると良いでしょう。
注意点3.買取方法
自分に合った買取方法に対応しているのかも、買取業者を選ぶときに注意したい点です。
買取方法には、店頭買取や出張買取のほか、郵送買取などもあります。
自分が一番便利な買取方法に対応している業者かどうか、ホームページなどで事前に確認してみましょう。
注意点4.手続きの流れ
金の買取業者を選ぶときには、手続きの流れにも注意しましょう。
基本的には、対象の金を業者に提示して見積もりを行ってもらい、買取見積書の提示を受けて納得したうえで売却します。
悪質な業者の場合、買取見積書を提示しなかったり、対象の金を一旦預かろうとしたりすることがあるため注意しましょう。
また、売却を急がせるような業者にも注意が必要です。
まとめ
この記事では、金の価格の予測や価格が決まる要因、過去に金の価格に影響した出来事や高く売るためのポイント、買取業者を選ぶときの注意点を解説しました。
金の価格が今後どうなるのか予想することはできますが、確実なことはありません。
上昇していくと予想できる一方で、現在が過去最高水準であることも見逃せないでしょう。
記事内でご紹介した金の価格を決める要因や高く売るためのポイントなどを、金を少しでも高く売ることにつなげていただければ幸いです。
また買取業者を選ぶときの注意点は以下の4つでした。
- 注意点1.運営元の信頼性
- 注意点2.手数料の高さ
- 注意点3.買取方法
- 注意点4.手続きの流れ
上記4点に注意して、信頼できる買取業者に依頼しましょう。
なお「ブランドオフ」では、金の高価買取を実施しています。
金の売却を検討中の方は、ぜひ「ブランドオフ」をご利用ください。
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