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【金売却】いつすればいい?基本情報や価格変動の タイミングなどを解説
この記事では、金の基本情報や価格変動の要因などについて解説します。金は価値がゼロになることはほぼありませんが、経済や世界情勢などによって常に変動しているため、高く売れるタイミングを調べておくことが大切です。最後にはおすすめの買取業者や業者の選び方も紹介するので、金の売却を検討している人はチェックしてください。
金の基本情報
最初に、金の基本情報について解説します。金の基本的な情報を把握して、ベストな売却ができるようにしましょう。
グラム単位で取り扱われる
金はグラム単位で扱われます。各企業のチャートの金額は、基本的には1グラムあたりのものなので、保有している金のグラム数をかけたものがおおよその売却価格となります。また、家庭用の計りと買取店の計りは性能が異なり、まったく同じ重さになるとは限りません。
金は少しの重さの違いでも、売却価格を大きく左右します。
種類によって価格が変わる
金は大きく5種類にわけられます。全体に対してどのくらい金の割合が含まれているかという純度によって種類分けされ、純度が高いほど価格が高くなります。
金の種類は以下のとおりです。
金の種類 | 金の含有量 |
24金(純金) | 99.99%~ |
22金 | 91.7% |
18金 | 75% |
14金 | 58.5% |
10金 | 42% |
つまり、10金に近づくほど価格は低く、24金になるほど価格が高くなるということです。金の種類は本体に表記されている刻印で把握できます。たとえば24金であれば「K24」という刻印があるので、売却前にチェックしましょう。
価格は変動する
金はさまざまな要因によって、毎日価格が変動します。1ヶ月以内であっても1グラム当たり数百円から千円以上の差が出ることもあるので、高く売れるタイミングを慎重に検討することが大切です。
金の価格が変動する要因
上記で金の価格は変動すると説明しました。ここでは、金の価格が変動する要因について4つ解説します。これらの要因をチェックして、金相場を予想しましょう。
世界の経済状況
金は低金利や米ドルの値動きなど、世界の経済状況によって左右されます。金利が下がると、預金によって資産を増やすことが難しくなります。現金に代わる資産として、価値がなくなるリスクがほとんどない金は価値が高くなり、売却価格も高くなるでしょう。
基本的に金は米ドル建てで、両者は反比例する関係にあります。金相場が高くなれば米ドルは値下がりし、米ドルが値上がりすると金相場は下がります。
また、日本では米ドルと円が為替レートで紐づいているため、円安・円高によって金価格も変動することに注目しましょう。米ドル価格の変動がなくても、円高の場合は日本での金の価格は下落します。アメリカを中心に、世界の経済状況を毎日細かくチェックしましょう。
買い手と売り手のバランス
金を買いたい人が売りたい人を上回ると、金は高値で取引されます。しかし、買いたい人が少なければ、金の価値は下がってしまいます。経済や市場に出回る量などをチェックし、買い手が多いタイミングを図ると、高値で金を売却しやすいでしょう。
インフレ
金に限らず、インフレ状態はモノの価値が高くなる傾向にあります。インフレとは、お金の価値が下がり、相対的にモノの金額が高くなる状態です。たとえば、今まで10万円で購入できたものが、インフレでは11万円になるような状態です。
どれだけ現金を保有していても、インフレになって価値が下がると、今と同じ経済力が保てるとは限りません。
将来の価値が不透明な現金を金に変えようとする人が増えるため、インフレは金の価格が上がりやすいです。
新興国からの需要増加
インドや中国などの新興国では、中央銀行が現金よりも金を保有しようとする動きが積極的になっています。新興国は金をリスクが低い資産としてだけでなく、今後も経済成長が見込める資産として考えています。
新興国から需要が高まると、金相場はより高くなるかもしれません。
金の相場が高い理由
換金性のある貴金属は複数ありますが、中でも金は相場が高い傾向にあります。ここでは、金の相場が高い理由について4つ解説します。
採掘できる量が少なく労力がかかる
地球上の金の総量には限界があり、採掘できる量は多くありません。採掘にかかる労力やコストも高いことから、金は相場が高くなります。希少性の高さは、金相場が高い理由のひとつです。
さまざまな業界で必要とされる
金はさまざまな業界で必要とされているため、相場も高くなります。アクセサリーや宝石など宝飾品としてだけでなく、加工して工業用品や医療用品などにも使用されます。見た目が魅力的という点に加えて機能性も高く、金を必要とする業界は広く、今後も金相場は高く保たれるでしょう。
いつでも換金しやすい
金は流動性が高く、いつでも換金しやすいという特徴があります。価格がゼロになるリスクが極めて低いだけでなく、買取業者の査定が終わったらすぐに現金化できるため、即時に現金を手にしたいときにもメリットがあります。
株や不動産のように、倒産・不況によって急に資産価値がなくなるというリスクもありません。金相場が上がるのを待ってベストタイミングで売却しやすいため、安心できる資産と言えるでしょう。
いつでも換金しやすい点は、多くの人にとって魅力となり、相場も高くなります。
無価値になるリスクが極めて低い
金は歴史が長く、古代から高価なアクセサリーや通貨として認識されてきました。日本に限らず世界中で「金=価値があるもの」と考えられており、希少性も高いので、無価値になるリスクは極めて低い貴金属です。
世界的な信頼性の高さから、金相場は安定して高く保たれています。
金相場を予想する方法
金相場は常にさまざまな要因によって変動するため、高く売れるタイミングを予想する必要があります。ここでは金相場を予想する方法について3つ紹介します。ベストタイミングで売却できるように、予想のコツを把握しましょう。
各貴金属買取業者のチャートをチェックする
金などの貴金属の買取業者のホームページには、金価格がチャートで記載されているケースがあります。1日ごとのデータだけでなく、週次や月次、年次などさまざまな範囲で設定できる場合もあるので、短期・長期どちらからでも推移を確認できます。
中には創業時から現在までの数十年単位で金価格の推移を見られるサイトもあるので、歴史上の出来事と照らし合わせてチェックしましょう。
歴史から推移を考察する
金相場は、経済や政治など歴史上の出来事で大きく変動する可能性が高いです。たとえば、今までには以下のような出来事のタイミングで金変動が起こっています。
- 世界大恐慌(1929年)
- 石油危機/オイルショック(1973年)
- リーマンショック(2008年)
- コロナウイルス蔓延(2020年)
- ロシアウクライナ問題(2022年)
とあるエリアの軍事的・政治的な問題が世界経済に影響し、経済の見通しが立たない出来事を「地政学リスク」といい、地政学リスクが起こると金相場が上がる傾向にあります。
経済情勢をチェックする
過去の歴史からだけでなく、リアルタイムの経済情勢をチェックすることも大切です。昨今の世界経済などから将来起こりうる状態を予想し、すぐに金を売却するか・将来に残しておくかなどを判断する材料となります。
特に経済や政治のニュースは常にチェックし、金相場を予想する習慣を付けましょう。
おすすめの金のウリドキ
金を保有している人にとって、できる限り高い価格で売却することは重要です。ここではおすすめの金のウリドキについて2つ紹介します。お金が必要な場合など、必要に応じて参考にしてください。
経済状況が不安定なとき
経済状況が不安定になると、円やドルなどの現金は価値が下がり、インフレになるリスクがあります。株や不動産などはすぐに売却しづらかったり、企業の倒産などによって価値がゼロになったりするリスクもゼロではありません。
一方、金は価値がゼロになる可能性は極めて低く、世界的な信頼もあります。経済状況が悪化したときでも価値のある資産を保有したいと、金は人気が高くなります。
反対に、経済が安定すると金に対する需要も低くなるため、経済状況は常にチェックする必要があります。
インフレや低金利のとき
インフレや低金利とは、お金の価値が下がっている状態です。「現金を保有しているだけでは価値が下がってしまうので、価値あるものに変えたい」と考え、現金を金に変える人が増える傾向にあります。
お金の価値が高く物価が安い状態(デフレ)のときに金を購入し、インフレのときに売ると、より手元に残せるお金を増やせます。
金買取業者の一例
金を売却する際には、金の買取業者の利用をおすすめします。ここでは金の買取業者について3社紹介します。自分のニーズに合ったところを活用しましょう。
田中貴金属工業
田中貴金属工業は、実績や信頼度が高い企業を選びたい人におすすめです。
ニクソンショック当時、金の適正価格が定まっていなかった頃、田中貴金属工業が前日の金価格を広告として掲載し、公の価格としたという歴史があります。
日本で初めてロンドン金市場公認溶解業者に認定されており、日本だけでなく世界でも信頼が高い業者と言えるでしょう。
ゴールドバー以外にも、コインやプラチナの買取も取り扱っています。
金相場推移チャート | 日次・月次・1973年以降の年次 |
買取取扱い | 金・プラチナ・ウィーン金貨ハーモニーなど |
店舗 | 全国約100店舗 |
売却方法 | ・店頭買取①本人確認書類など必要書類を用意する②来店時に本人確認書類と「ご売却申込書」を提出する③計算書の金額をその場で現金または振込で支払い |
BRAND OFF
BRAND OFF(ブランドオフ)は、3種類の方法で買取を依頼できるなどのメリットのある業者です。買取実績は日本以外にも香港や台湾などアジアにおいてもトップクラスで、信頼できる業者を選びたい人にもおすすめです。
また、売却したい場合だけでなく、査定だけしたい場合にもぜひ活用してください。
金相場推移チャート | ー |
買取取扱い | 金・プラチナ・ジュエリー・ブランド時計・ブランドバッグなど |
店舗 | 全国 |
売却方法 | ・店頭買取・出張買取・宅配査定 |
三菱マテリアル
三菱マテリアルは「マイ・ゴールドパートナー」として会員になると、購入した金をさまざまな方法で受け取れます。
換金だけでなく実物返却や等価メタル変更後の返却など、ニーズに合った方法で金を受け取れるというメリットがあります。
チャートは日本円だけでなく海外価格でも表示されており、海外での売却を考えている人にもおすすめです。
金相場推移チャート | 日次・月次・1年・5年・1978年から現在 |
買取取扱い | 金・プラチナ・銀 |
店舗 | 全国約100店舗 |
売却方法 | ・現物引き出し・等価金貨返還・金銭返還 |
金買取業者の選び方
最後に、金の買取業者の選び方について4つ紹介します。買取業者は複数あるため、自分に合ったところを選ぶことが大切です。
スタッフの対応が丁寧か
金の売却は身近な出来事ではないからこそ、スタッフが誠実かつ丁寧に対応してくれるかどうかは重要です。査定や見積もりの説明は丁寧か・持ち込んだ金を慎重に扱ってくれるかなど、スタッフの言動はチェックポイントとなります。
仮に査定や見積もりの際の態度が悪い場合は、他の業者を検討することもおすすめです。
正確な査定をしてもらえるか
金は日ごとに価格が変動するため、素人では査定が正確かどうか判断しづらいかもしれません。査定結果だけを伝えるのではなく、判断基準や理由なども明確に伝えてくれる業者を選びましょう。
専門知識が備わった鑑定士がいる業者であれば、正確な査定を受けられる可能性が高いです。また、査定後は口頭だけでなく書面も用意してくれる業者は、より安心感があります。
実績や良い口コミが豊富か
各買取業者のホームページなどをチェックし、実績や良い口コミがあるか確認しましょう。実際の買取例があると、自身の金製品の概算ができ、金相場を予想できます。また、実際の利用者の声を参考にすると、スタッフの態度や対応なども把握しやすいでしょう。
まとめ
この記事では、金の基本情報や価格変動の要因などについて解説しました。金は希少性や信頼性の高さなどで、日本だけでなく世界でも人気の高い貴金属です。
価値がゼロになるリスクはほぼありませんが、政治や経済の状況によって価格が変動するため、売却のタイミングは慎重に考える必要があります。
金相場の推移のチャートやニュースをチェックして、金価格を予想する習慣を付けましょう。
金を売却する際は、買取業者の利用がおすすめです。実績や良い口コミ、サービス内容などをチェックし、ニーズに応じたところを選んでください。
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