【金取引価格】仕組みを解説!最新の金価格情報も公開

選べる買取方法!
買取実績を探す
カテゴリから探す
ブランドバッグ 財布/小物 時計 ブランド衣料/雑貨 ジュエリー その他
ブランドから探す
バッグ
エルメス シャネル ルイ・ヴィトン
財布・小物
エルメス シャネル ルイ・ヴィトン
ブランド時計買取
ロレックス エルメス シャネル ルイ・ヴィトン
ジュエリー
カルティエ ブルガリ エルメス シャネル ルイ・ヴィトン
ブランド衣料買取
エルメス シャネル ルイ・ヴィトン
その他ブランド品買取
エルメス シャネル ルイ・ヴィトン

世界的に共通の価値が認められており、資産運用のアイテムとしても活用されている金ですが、その価格はどのように決定しているのでしょうか。

金価格情報やその価格決定の仕組みと売り時、プラチナなど他の貴金属との違いもご紹介します。

金の取引価格を決める場所とは

金価格
金価格

金の価格は世界的な市場や取引所で決まります。

金は市場で売買され、需要と供給によって価格が決まるため株式市場と似ていますが、錆びず劣化しない金は物理的な資産として保有できるという点や、経済不安時に「安全資産」としての需要が高まるなどの違いがあります。

その取引価格を決定している場所として下記があります。

金の取引価格はここで決まる

金の取引にはいくつかの異なる市場があり、全ての市場が互いに影響しあいながら金の価格が決定されます。

中でもロンドン金市場とCOMEXは特に大規模な市場であり、それぞれが大きな影響力を持っています。

COMEXはロンドン金市場にも影響を及ぼしており、全ての市場が複雑に絡み合いながら価格に影響を与えていますが、大規模な市場ほどその影響力は大きくなります。

ロンドン金市場(現物市場)

金の取引で最も影響力のある市場のひとつが、ロンドン金市場(London Bullion Market)です。

この市場では現物の金が取引されており、金の国際価格(ロンドン金午後フィキシング価格)がここで決まります。この価格は金の価格の指標として使われ、多くの金の売買に影響を与えます。

COMEX(先物市場)

株式市場と同様に、金も先物市場で取引されています。例えば、ニューヨーク商品取引所 (COMEX) などで金の先物取引が行われ、そこで金の将来の価格についての契約が行われます。

先物取引とは、将来の価格変動を見越して行われる取引方法で、現物を取引するのではなく、金の価格に連動した契約を売買します。金の先物市場では、需給関係や経済指標、地政学的リスクなどが価格に影響を与えます。

国内の金取引業者や買取店

日本国内で金を売買する場合、田中貴金属や三菱マテリアルなどの大手貴金属取引業者だけでなく、ブランド品とともに貴金属の買取も行っている買取り業者なども金の価格を提示しています。

いずれの業者も金価格は国際的な金価格に基づいて設定しているため、需給関係や為替レート、経済指標などの影響を受けて日々変動します。
 ただ、買取店によって価格を反映させる速度や更新頻度が異なるため、タイミングによっては価格差が生じることがあります。

誰が利用する?各金取引マーケットの主な利用者層

金の取引は投資家や企業だけでなく、個人が所有する金のアクセサリー類の売却などでも利用されます。先ほどご紹介した取引システムもそれぞれの利用者層が異なります。

(現物市場)ロンドン金市場: 大口取引を行う中央銀行や大手企業が主な利用者。

先物市場: 投資家や企業が、リスク管理や利益確保のために将来の金価格を見越して利用。

(現物市場&先物市場)国内の金取引業者や買取店: 個人が所有する金のアクセサリーや地金を売却したり、個人投資家が金を購入したりする際に利用。

要チェック!最新の金価格情報

要チェック!最新の金価格情報
要チェック!最新の金価格情報

身近な買取店を利用する場合でも、基本的には金の国際価格を指標としています。最新の価格情報と実際の取引価格を把握することはとても大切です。

金価格の過去の推移を調査

近年、コロナ禍や社会的な紛争、世界的な異常気象など様々な問題が発生しています。このような背景と金の価格変動はどう関連するのか、過去5年間の金価格変動を確認してみましょう。

過去5年の金価格の変動(1オンスあたり)

参照元:World Gold Council

変動の要因を推測

過去5年間の金価格の推移を振り返ると、複数の重要な要因がその上昇を後押ししていることが分かります。

コロナ禍の影響

2020年1月に感染者が見つかり世界的に拡大した新型コロナウイルスにより、経済活動が大きな混乱に陥り、多くの投資家が不安定な市場から安全資産である金へと資金を移しました。

この影響で、金価格は一時的に急騰しました。

国際的紛争

2022年2月にロシア軍がウクライナの各地を攻撃して激しい戦争に発展、地政学的リスクが急速に高まりました。

これにより、戦争やエネルギー供給の混乱、そしてその影響によるインフレ懸念が強まったことで、金は再び安全資産として選ばれるようになり、価格は上昇を続けました。

継続するインフレと通貨の不安定さ

インフレの急激な進行や通貨価値の低下も金価格に大きな影響を与えました。

各国の中央銀行は、経済回復やインフレ抑制のために政策金利を引き上げるなどの対策を講じましたが、それでもなおインフレ懸念が根強く残り、投資家は資産保全の手段として金を選び続けました

金はインフレヘッジとしての役割も果たし、結果として価格が押し上げられています。

このような背景があり、金の価格は現在も上昇しています。次に金価格に影響する要因について詳しく解説します。

金の価格に影響する要因とは

金の価格に影響する要因とは
金の価格に影響する要因とは

 前述の通り、金は物理的な資産として保有できる点や、経済不安時に「安全資産」としての需要が高まるという特徴があります。そのため金の取引価格は、下記のような要因の影響を受けて変動します。

需給バランスが価格を変動させる

金価格は、供給量と需要量の変動に大きく影響されます。パンデミックの影響で採掘量が減少したり、ジュエリー業界や電子機器産業での需要が急増したりすると金価格は上昇します。

逆に、金の供給が増え需要が減少すると、価格は下がる傾向があります。今後、巨大な金鉱脈が発見されたり採掘技術が格段に向上するような事があれば金価格も下がる可能性があります。

ですが、現実的には金は有限とされており、あと20年程度で枯渇する恐れがあると言われています。

為替や政策が金価格に影響を及ぼす

金は国際市場で取引されるため、主要通貨(特に米ドル)との為替レートが金価格に影響を与えます。例えば、ドル安になると、ドル建てで取引される金は相対的に安くなり、需要が増え、価格が上昇します。

また金には金利がつかないため、低金利政策が続くと安定した実物資産として人気が高まり金価格も上昇しやすくなります。

経済不安は金価格を上昇させる

経済が不安定になると、金は「安全資産」として需要が高まります。

投資家はリスク回避のために金を買い求め、その結果、金価格が上昇します。金融危機や地政学的リスク、インフレ懸念など、経済の先行きが不透明な時期には特に金の需要が増えるため、価格が上がりやすくなります。

金価格を下げる可能性がある要因とは

金価格を下げる可能性がある要因とは
金価格を下げる可能性がある要因とは

金を売ろうと考えている場合、金価格が下がるかどうかはとても重要です。金価格が下がる可能性のある要因として下記が挙げられます。

金利の上昇

金は保有しても利息が得られない「無利息資産」であるため、金利が上昇すると投資家にとっての魅力が低下します。また有形の資産なので、セーフティボックスのレンタル費用といった保管コストや、万が一に備えて保険をかけるなど、地金を保持するためにコストが発生します。

その結果、金を売却して利息がつく資産に資金を移す動きが強まります。これは、金価格の下落につながる可能性が高まる要因のひとつです。

経済の安定

経済が順調で安定していると、リスクを取って高いリターンを期待できる投資先に資金が向かいます。

これはリスク資産が好調になるときに顕著になる現象で、投資家は金保有を控え株式や不動産などに資金を回すようになるので結果的に金価格が下がりやすくなります。

米ドルの上昇

国際的な金市場では米ドル建てで取引されることが多いため、米ドルが強くなると、他国通貨を持つ投資家にとって金の価格が相対的に高く感じられることになります。

その結果、他国通貨で金を購入する投資家の購買力が低下し金の需要が減少、価格が下落することがあります。

インフレの減少・デフレ発生

インフレは金の需要を押し上げる要因として知られています。

しかし、インフレが鎮静化・もしくはデフレが発生すると、物価が下がり同じ金額でより多くの商品やサービスを購入できるため、現金をそのまま保有することが魅力的になり、金に対する投資意欲が減少する傾向にあります。

また、デフレは物価全体の下落を意味し、金の価値保全機能が注目されにくくなるため、金価格が下落する要因となります。

株式市場の好調

株式市場が上向いているとき、投資家はリスクを取って高いリターンを狙おうとします。株式が好調であれば、安全資産である金の需要は低下し、その結果、金価格が下がることがあります。

リスク選好が強まる市場環境では、金の魅力が相対的に薄れる傾向があるのです。

中央銀行の金売却

中央銀行の金売却について、世界の中央銀行が保有する金を市場に大量に売却すると、金の供給量が増加し、価格が押し下げられることがあります。

特に、主要な中央銀行が金の保有ポリシーを見直し、資産構成を変更する際には、金市場に大きな影響を与える可能性があります。このような売却が行われると、金価格が一時的に下落することがあります。

◆参考:1999–2002 sale of United Kingdom gold reserves

1999年から2002年にかけて、イギリス政府は保有していた金の約395トンを売却しました。

この売却は平均価格275ドル/オンスで行われ、金価格が低迷している時期でした。売却の発表後、金価格は約10%下落し、この動きは「ブラウンズ・ボトム」として批判されました。

その後、金価格は徐々に回復しましたが、2000年~2001年に再び下落しました。

金と他の貴金属との比較

金と他の貴金属との比較
金と他の貴金属との比較

ここまで金の価格について解説してきましたが、プラチナといった貴金属も資産や投資目的で注目されています。その特性などについてご紹介します。

金とプラチナ、どちらが高く売れるのか

金とプラチナは、いずれも高価な貴金属として知られています。今日では金の方が倍以上、プラチナよりも高いですが、過去にはプラチナのほうが高かったときもあります。価格は時期によって異なるため一概にどちらが高いとは言えません。

金は一般的に安定した価値を持ち、安全資産としての需要が高い一方、プラチナは工業用途が多く、特定の産業の影響を受けやすい金属です。

また金は中国、ロシア、オーストラリア、アメリカなど比較的広い地域から産出されますが、プラチナは南アフリカからの産出量が断トツで高く、世界のプラチナ供給の約70〜80%を占めています。

そのため南アフリカで政治的・経済的状況や労働問題、鉱山でのストライキ、気候的な問題などが起きるとプラチナの供給に直接影響を与えるため、急激な価格変動が起きやすくなります。

金・プラチナ以外にも注目したい貴金属を紹介

金やプラチナはもちろん重要な資産として知られていますが、他にも投資や資産保全に適した貴金属として銀、パラジウム、ロジウムなども、用途や市場動向に応じて注目される存在です。

それぞれの特性や投資リスクをご紹介します。

銀/シルバー

銀は、金と比較して価格が低めですが、工業用途やジュエリーとしての需要が強く、資産の一部として手軽に保有できる貴金属です。特に太陽光パネルや電子機器に利用されており、今後の需要増加が見込まれています。

ただし、他の貴金属に比べて価格が低いので、投資としてのリターンも少なくなります。

パラジウム

パラジウムは、主に自動車の排ガス浄化装置に使用されるため、近年その需要が急増しています。金やプラチナと同様に希少価値があり、特定の産業に支えられた高い価格を維持しています。

自動車産業の需要に強く依存しており、特定の産業の影響を受けやすい金属です。

ロジウム:希少価値の高い金属

ロジウムは、最も希少で高価な貴金属の一つです。

特に自動車産業での需要が高く、その希少性から市場では高価格を維持しています。価格の変動が激しいため、投資家にとってはリスクが高いものの、非常に利益が期待できる可能性がありますが、取引そのものが難しいことがあります。

金の買取価格と他の貴金属を比較 (2024/10/22)

 午前午後
$2734.3$2736.45
$34.000
プラチナ$1017$1021
パラジウム$1078$1072

※   1トロイオンス(約31.1035g)あたりの価格/参照:LBMA(ロンドン金市場協会)

金を購入・売却する際の注意点

金の売買では金価格以外にも考慮しなければならないお金が発生します。

ここでは、金の購入や売却時に必ず確認しておきたい点を紹介します。

手数料の確認は必須!

金を購入・売却する際に特に重要なポイントは“手数料”です。取引にかかる手数料は、取引先や店舗ごとに異なるため、以下の点を確認することが大切です。

購入時の手数料

金を購入する際、商品の価格に加えて手数料がかかることがあります。特に、インゴットやコインを購入する場合は、手数料が高くなることもあるため、購入前に手数料の詳細を確認しましょう。

<参考:金の購入手数料>

 5g10g、20g
田中貴金属4,400円4,400円
三菱マテリアル4,400円3,300円

売却時の手数料

金を売却する際も、買取業者は手数料を引いた金額を提示することが一般的です。

提示された買取価格が手数料込みなのかを必ず確認し、実際に受け取れる金額を把握することが大切です。なお、手数料が発生するのは24金(K24)での取引の場合が多く、それ以外の純度の金取引では掛からないことが多いので合わせてご確認ください。

<参考:金の売却手数料>

 20g未満20g以上~50g未満50g以上~100g未満
田中貴金属2,200円4,400円8,800円
三菱マテリアル6,600円

隠れた費用の確認

一部の業者では、手数料以外に送料や保険料、積立手数料、鑑定費用などが発生することがあります。

思わぬ費用が発生すると、利益が減少することもありますので契約前に確認しておきましょう。

お店によってサービス内容が異なる

金の売買を行う際、選ぶお店によって提供されるサービス内容が異なるため、信頼性や取引のスピード、サポート体制などを確認しておくことが重要です。

取引のスピード

売却時にすぐに現金化したい場合、取引のスピードが重要です。即日買取を行っているお店や、オンラインで迅速な対応が可能な業者を選ぶと、スムーズに取引が進みます。

評判と信頼性

最後に、お店の評判や信頼性を確認することは非常に大切です。

口コミやレビュー、実績を確認し、信頼できる業者と取引することで、安心して購入・売却を進めることができます。

金の買取なら「ブランドオフ」へ!

金の売却を検討している方は、ぜひ「ブランドオフをご利用ください。

当店は、長年の実績と信頼を誇り、専門のスタッフが常に最新の市場価格をもとに、公正で迅速な買取サービスを提供しています。

全国に複数の店舗があり、アクセスも便利。さらに、店頭買取だけでなく、宅配買取など柔軟なサービスもご用意しています。

初めての方でも安心してご利用いただけるよう、わかりやすい説明と丁寧な対応を心掛けております。金の買取りなら、ぜひ「ブランドオフ」で高価買取をご体験ください。

選べる買取方法

 

店舗のご案内 その場で気軽にLINE査定