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【エルメス】デイリーからフォーマルまで活躍するエルメスのリュック5種を徹底解説!
エルメス(HERMES)は、1837年の創業以来から多くの方を魅了し続けているフランス発祥の老舗ハイブランドです。
国内で人気のケリーやバーキンといったバッグの他にも、さまざまなシーンで使い分けできるリュックサックのラインナップも豊富で注目を集めています。
本記事では、エルメスのリュックサックの特長やデイリーからフォーマルまで利用シーン別に使える5種類の人気商品をご紹介します。ハイブランドのリュックサックをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
エルメスの魅力
エルメスは、1837年の創業以来、確かな品質を掲げながら、馬具をはじめとしたさまざまな製品を世界に送り出してきました。中でも、エルメスのバッグは世界的人気ジャンルの一つです。ハンドバッグのバーキンやケリーは、エルメスの象徴でしょう。
そんなエルメスのバッグの魅力は、単に一部の人しか持てないというプレミア感やステータスだけではありません。
革製品の強みを活かした高級素材を使用する品質の高さに加えて、機械生産ではなく職人がひと針ずつ縫う縫製技術「サドルステッチ」で作り上げる一点ものの特別感や手仕事の素晴らしさが大きく関係しているのです。
あらゆるファッションにも合わせやすい柔軟性に加えて、時代と共に移り変わるトレンドに振り回されない圧倒的なデザインが大きなポイントに。商品によっては、100年以上変わらないデザインで愛され続けているものもあります。
エルメスのリュックサックは珍しい
エルメスのバッグと言えば、ハンドバッグやショルダーバッグなどをイメージする方が多いのではないでしょうか。
あまり知られていませんが、エルメスはリュックサックも展開しています。
定番素材で知られる牛革のトゴの他にも、雌の仔牛のフィヨルド、カジュアルさが魅力のキャンバス地のものまで、素材の違いを味わいながらコーディネートする楽しみ方を、エルメスは人々に提案し続けています。
付け替えで使い方が広がるエールバッグアド
エルメスのエールバックアドは、自分で組み立てて使うエールバッグシリーズの一つです。
「アド(à dos)」はフランス語で背中用の意味。エールバッグの要素はそのままにしつつも、リュックサックとハンドバッグの2通りの使い方ができます。サイズは、約縦25cm×横28cm×奥行き10cmです。
また、6cmほど高い替えバッグも付属しているため、その日の気分に合わせてシルエットを変えたり、用途に合わせて大きさを変えられます。
素材はトワルアッシュのキャンバス地を採用しているため耐久性が高く、丈夫で軽量な上に、牛革よりも値段が安いため発売以来、高い人気を獲得しています。カジュアルながらも、エルメスらしい上品で飾らないデザインも魅力の一つです。
デザインと実用性を兼ねたエールラインアド
エールラインアドは、トートバッグで高い人気を獲得していた「エールライン」から誕生したシリーズです。
状況に合わせて、リュックサックとハンドバッグの使い分けができるため、通勤通学からプライベートまでカバーできるバッグとしても人気を獲得しています。
丈夫なトワルアッシュ素材のキャンバス地で、ファスナー付きに加えて南京錠のカデナも付いているので、リュックサックとして使う場合も防犯面を心配することなく使えます。
また、ハンドルと背負うベルト部分には、エルメスを意味するアルファベット「H」が入っているのも特徴です。カラーはブラウンとグレーがあり、どちらもカジュアルなコーディネートに合わせやすいデザインに仕上がっています。
通勤や通学におすすめのMM
エールラインアドにノートパソコンや書類など、たくさんの荷物を入れたい場合はMMがおすすめです。サイズは、約縦37cm×横33cm×奥行き14cmです。
キャンバス素材を採用しているため、耐久性も申し分ありません。型崩れしにくく、通勤や通学時のバッグとしても活用できます。
デイリーにおすすめのPM
持ち運びやすくデイリー使いしたい場合には、エールラインアドのPMがおすすめです。大小のバッグ本体がセットになって付いてくるため、その日の気分やシーンに合わせて、リュックサックとハンドバッグに使い分けられるメリットがあります。
サイズは大が約縦32cm×横29cm×奥行き12cmで、小は約縦27cm×横28cm×奥行き11cmです。
不動の人気・ケリーアド
ケリーアドは、バーキンと並んでエルメスの象徴とも言われる「ケリー」発のシリーズです。
ケリーが持つ高級感や上品さはそのままにしながら、縦長のデザインを取り入れ、さらにカジュアルさを加えたリュックサックになります。
ハンドルがついているGM
ケリーアドには、ビジネス向けの洗練されたデザインが光るGMがあります。
サイズは約縦29cm×横27cm×奥行11cmで、PMより少し大きいため、大きな荷物も無理なく収納できるのが魅力です。ハンドルも付いているため、見た目もおしゃれな上に、少々荷物が重くなったとしても、持ち運びに困りません。
B5サイズの書類やタブレット端末などの持ち運びもできるサイズ感もうれしいポイントです。ケリーらしい上品なフォルムがリュックサックのカジュアルさを半減させ、ビジネスシーンでも違和感なく使えます。
フォーマルな雰囲気のPM
ケリーアドのGMにはハンドルが付いていたのですが、PMには付いていません。
ケリーアドのサイズにそれほどこだわりがなく、サイズ選びに迷った場合は、ハンドルの有無で判断するのもおすすめです。PMのサイズは、約縦20cm×横19㎝×奥行7.5cmとなっています。
折り財布やキーケース、ポーチなどお出かけ時の必需品も収納できデイリー使いはもちろん、休日のコーディネートにも合わせやすいのもポイントです。またフォーマルさも兼ね備えているため、利用シーンを選びません。
ケリーアドの素材
ケリーアドに使われている素材は、全部で3種類あります。どれもケリーアドらしい上品なフォルムが引き立つ素材ばかりなので、利用シーンや質感、見た目などで選ぶといいでしょう。
トリヨンクレマンス
トリヨンクレマンスは、雄牛のレザー素材です。エルメスの定番素材「トゴ」よりもやや大きめの革目で、傷に強いのも特徴の一つです。
トゴよりも柔らかい手触りで、牛革ならではの経年も楽しめます。
ヴォー・ガリバー
ヴォー・ガリバーは、雄仔牛のレザー素材です。革目が細かくしっとりとした質感が特徴で、非常に柔らかいため手触り重視で選びたい方にはぴったりでしょう。
エルメスの折りたたんで使えるバッグ「ケリームー」にも使用されています。現在は廃番となっており、ヴォー・スイフトが後継素材となっています。
ボックスカーフ、クシュベル
ボックスカーフとクシュベルは、雄仔牛のレザー素材です。どちらもガラス加工してあるため、光沢感がありフォーマルなシーンにも違和感なく使えます。
大きな違いは革目の大きさにあります。ボックスカーフは革目が大きく、硬い手触りが特徴です。一方で、クシュベルは革目が小さく、ハリのある素材となっています。
現在クシュベルは廃番となり、プレス加工のヴォーエプソンが後継素材となっています。
シンプルさが魅力のシェルパ
シェルパは、シンプルかつ独特なデザインが目を惹く大人スタイルの要素が強いエルメスのリュックサックです。現在は廃盤となっています。2種類のサイズ展開で利用シーンに合った大きさが選べます。
ノートパソコンも入るGM
シェルパGMは縦に長く、ある程度の長さがあるものでも入れられるリュックサックです。
サイズは、約縦39cm×横30cm×奥行き14cmです。
ノートパソコンも入る収納力を備えている上に、カジュアルなデザインなので、通勤通学時にも使いやすいでしょう。また横の広がりを抑えたデザインなので大きくなりすぎず、男性だけでなく女性も使いやすくなっています。
エルメスのイベント「星を巡る旅展2000」が開催された1999年には、ネイビーカラーにナイロン素材を採用した通常のシェルパとは一味違った限定モデルも発売されています。
お出かけにぴったりなPM
シェルパPMは、シェルパGMよりも小さなサイズ感でお出かけにも使いやすいリュックサックです。
サイズは、約縦30cm×横24.5cm×奥行き10cmです。
バッグのサイズを選びやすい長財布やポーチ類も無理なく入るため、外出時にも使いやすいでしょう。シェルパGMにはないカジュアルな雰囲気を求める場合は、PMがおすすめです。
シェルパの素材
シンプルなデザインが際立つシェルパの素材によって、見た目や感触も全く違います。
好みに合ったものを選んでみてはいかがでしょうか。
トゴ
エルメスの定番素材で知られるトゴは、雄の仔牛のレザーを使用しています。滑らかな手触りとマットな見た目が特徴です。しっかりとした質感で扱いやすい素材なので、初めてエルメスのバッグを持つ方からも選ばれやすい素材として知られています。
トリヨンクレマンス
トリヨンクレマンスは、雄牛のレザーでトゴよりもやや大きめの革目が特徴です。くったりとした質感で柔らかい手触りではあるものの、傷に強く、リュックサック以外に財布にも使わる素材です。
ロカバール
ロカバールは、馬用のブランケットとしてエルメスが販売している商品の一つです。ボーダー柄の素材で、バッグやマフラーに使われることもあります。100%ウールで保温性が高く、ふわふわとした手触りが特徴です。シェルパが流行するのとほぼ同時期に人気の素材だったと言われています。
ダルメシアン
ダルメシアンは、水牛の革を使用した凹凸のある素材です。革目が細かくしっかりとした手触りが特徴で、ダルメシアンのような見た目に仕上がるために、2回染色しています。現在は廃番となっています。
リュックとショルダーの2Way・ブリダド
ブリダドは、開口部を絞る巾着のような作りになっているステッチが引き立つエルメスのリュックサックです。
表面には、エルメスのロゴが入っており、さりげなくエルメスをアピールすることも可能です。
内側に付いているショルダーベルトを取り外せばショルダーバッグに、接続すればシンプルなリュックサックとして使えます。
サイズは、約縦40cm×横34cm×奥行き2cmです。
内側にはカードや小物が収納できるポケットもあります。巾着紐につなげているベルトは着脱できるため、巾着としても使えます。リュックサックやショルダーバッグとして使わないときは、巾着袋として使うのもおすすめです。
エルメスのブリタドはシンプルなデザインで利用シーンを選ばないため、通勤通学からプライベートまで幅広く使えるでしょう。
エルメスの刻印の意味
エルメスの商品には、製造した年やアトリエ名、職人のイニシャルを意味するアルファベットが入っています。
ただし表記方法や順番、位置などは統一されていません。製造時期や職人によって、大きく異なると考えられています。
参考までに、製造した年を表すのにはアルファベットを使用することが分かっています。表記方法はさまさまで、アルファベットのみの時期もあれば丸や四角でアルファベットを囲む囲み文字の時期もありました。近年はアルファベットのみで、規則性のないアルファベットが選ばれる傾向があります。
他にも、エルメスの刻印にはさまざまなものがあると言われています。たとえば、エルメス関係者のために作られたものには流れ星マークの通称「スターマーク」が、パーソナルオーダー品には「馬の蹄」の刻印が入っているという情報も。
エルメスの刻印は、職人が手作業で入れていると考えられています。エルメスの商品を手に取った際は、どこに刻印が入っているか確認するのも楽しみの一つになるでしょう。リュックサックを購入された際も、刻印がどこにあるのか、どのような刻印になっているのか、探してみてください。
まとめ
エルメスは、世界中の人々が憧れる老舗ブランドです。
中でも、リュックサックは、あらゆるファッションに溶け込みやすく、楽しみながらコーディネートできる商品も揃っています。販売された時期や素材など、商品によって特徴も異なるため、自分に合ったエルメスのリュックサックを探してみるといいでしょう。
「ブランドオフ」では、エルメスのリュックサックはもちろん、その他のブランド品の買取を行っています。
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