エルメス「リンディ」とは? 魅力やサイズ別の特徴を解説

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エルメス「リンディ」とは? 魅力やサイズ別の特徴を解説

エルメスのリンディは2000年代に登場した比較的新しい製品で、ころんとしたフォルムが特徴的なバッグです。

見た目の印象以上に収納力があり、ハンドバッグとショルダーバッグの2wayで使えることなどからも1つ持っていると便利でしょう。

本記事ではエルメスのリンディの概要を押さえた上で、リンディの歴史やサイズごとの特徴などについて解説していきます。

エルメスのリンディとは

エルメスのリンディは、2007年頃に登場しました。エルメスを代表するバッグであるケリーが登場したのは1935年、バーキンが登場したのは1984年なので、それらと比べると歴史は浅いです。

リンディはころんとした丸みのある形状が特徴で、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使えます。

発売当初は大きなサイズのみでしたが、人気の高まりに応じてさまざまなサイズが展開され、2019年にはリンディミニが登場しました。

リンディが人気の理由とリンディの魅力

リンディの魅力の1つとして、2way仕様が挙げられます。

ハンドバッグとしてエレガントに持てるだけでなく、ショルダーバッグとしてカジュアルにも使用可能です。ショルダーバッグにすれば、荷物が多いときや手がふさがっているときにも便利です。

またリンディはエルメスのバッグの中でもマチが広く、多くの荷物を入れられます。間口が大きく、バッグに入れた荷物を出し入れする手間もかかりません。

さらにリンディの特徴的な形状も、多くの人を魅了しています。ボクシーなデザインに加えて、耳のようなハンドルが付いているため個性的で遊び心を感じられるデザインです。

エルメス特有の上品さや上質さを取り入れながらも、バッグで遊び心や抜け感を出したいという方にもおすすめの一品となっています。

リンディの歴史

前述したとおり、リンディが登場したのは2007年です。

1920年代のアメリカで流行したリンディホップというダンスの影響を受け、フレデリック・ヴィダルというデザイナーによってデザインされました。

発売当初から人気があり、現代においては定番バッグとして定着しています。発売当初、リンディは3サイズでの展開でしたが、ミニサイズのリンディであるリンディ ミニが2019年に登場しました。

近年におけるミニバッグの需要の高さも影響し、リンディ ミニは、リンディの中でも人気のサイズとなっています。

リンディのサイズと特徴

リンディはサイズ展開が豊富であるため、ご自身の好みや用途に合った選択が可能です。

またエルメスのバッグ素材デザインサイズによっても特徴価格は異なります。リンディの主なサイズとして以下4つが挙げられます。

  • リンディミニ
  • リンディ26
  • リンディ30
  • リンディ34

それぞれのサイズの特徴や相場価格を、以下で詳しくお伝えします。

リンディミニ

リンディミニはリンディの中で一番小さなサイズで、幅約19.0cm×高さ約12.5cm×奥行約9.0cm、容量約1.6リットルです。

長いストラップが付いており斜め掛けでの利用もできる点が大きな特長です。

リンディミニは、ミニ財布や定期ケース、スマートフォン、リップなどを一緒に入れられるため、近場に出かける際や両手を空けておきたいときに便利なバッグです。ファッションのポイントにもなるので、差し色として明るめのカラーを取り入れたい際にもおすすめです。

価格の目安は80万円前後ですが、素材やデザインなどによっても異なるため、購入前に詳細を確認するようにしましょう。

リンディ26

リンディ26は日常使いにベストなサイズ感となっており、幅約26.0cm×高さ約17.0cm×奥行約13.0cm、容量約4.8リットルとなっています。

長財布も余裕をもって収納できるサイズ感である他、A5サイズのノートやサイズが大きいスマートフォン、ポーチなども収まります。

ストラップはハンドバッグとワンショルダーの2way仕様で、用途に応じて持ち方を変えることが可能です。

日常使いはもちろん、遠出時にも持ち運びたいアイテムが収まりやすいサイズ感となっているためあらゆるシーンで使えます。価格の目安は110万円前後です。

リンディ30

リンディ30はビジネスでの利用におすすめのサイズ感で、幅約30.0cm×高さ約20.0cm×奥行約15.0cm、容量約7.7リットルです。

A4書類が折らずに収まるため、ビジネス関係の大切な書類もきれいに持ち運べます。また500ミリリットルのペットボトルやマイボトル、長財布、タブレットなども収納可能です。

またハンドル部分は他のサイズのリンディよりも長さがあるため、厚手の上着を着ているときも余裕をもって腕に掛けられる他、男性や長身の方の体格にもフィットしやすいです。

リンディ30は普段使いにされている方はもちろん、仕事用として使っている方や遠出時のバッグとして使っている方なども多くいます。価格の目安は120万前後です。

リンディ34

リンディ34はリンディの中で一番大きなサイズで、幅約34.0cm×高さ約22.0cm×奥行約16.cm、容量約10.3リットルとなっています。

パソコンやアダプターなどの機器を収納できる他、1泊2日程度の旅行であれば荷物は問題なく収まるはずです。またカーディガンなども入るため、上着を脱ぎ着する時期にもぴったりのバッグです。

ショルダーストラップは幅広のため、荷物を入れてバッグが重くなった際にも肩の痛みなどは生じにくいでしょう。 現在34サイズは生産終了となっています。

リンディは使い勝手も抜群

愛らしい見た目であり、シンプルなデザインが魅力のリンディですが、抜群の使い勝手も人気のポイントです。

普段使いから旅行、ビジネスなどあらゆるシーンで利用できるのも、リンディが愛される理由でしょう。

リンディの抜群の使い勝手は、以下で紹介する3つの特徴があるためです。詳細について説明します。

収納力

リンディはその高い収納力も特長です。

間口は幅広のため、バッグに対して一見大きく見えるようなアイテムも問題なく出し入れできます。またバッグの内側がよく見えるため、バッグの中に入れたアイテムを問題なく探せるでしょう。

マチについても大きめのサイズ感となっているため、収納力は見た目以上にあります。

リンディには内側の両サイドに加えて、外側の両サイドにポケットが付いています。スマートフォンや定期ケースなどさっと取り出したいアイテムを入れるのに便利です。

ストラップ

リンディのストラップは汎用性が高く、肩に掛けての使用やハンドバッグとしての使用が可能です。荷物の量やコーディネートに合わせた持ち方ができる点も、エルメスの他のバッグにはあまりないリンディならではの特長となっています。

前述のとおりリンディはサイズが豊富に展開されており、大きいサイズであればパソコンや洋服などの収納も可能です。

ストラップは幅広になっているため、バッグに多くの荷物を入れても身体への負担を軽減できます。

ただしリンディはストラップの取り外しを行えないことに留意してください。

金具

リンディにはバーキンやケリーのようにクロアとターンロックが付いていますが、その仕様は少々特徴的です。フタの役割を担っているフラップの開閉をファスナーで行うため、クロアを留めなかったとしても、バッグの口から中身が出てくることはありません。

クロアの長さは短いため、ターンロックで留めず、垂らした状態にしていても邪魔にならないはずです。

クロアの開け閉めに負担を感じるものの、バッグの口を開いた状態にすることには抵抗がある方も安心できる仕様です。

もう1つ、リンディには底鋲(そこびょう)という金具が底に付いています。底鋲が付いているからこそ柔らかい素材でも置いたときに自立する他、バッグの底を汚したくないという需要を満たせます。

リンディで人気のカラー

リンディには数々のカラーがあり、コーディネートや好みに合わせてカラーを選べます。

ここからは以下に挙げる4つのカラーをご紹介します。

ローズ系

リンディはエルメスの中でも愛らしい形状のバッグのため、ローズ系カラーとの相性が抜群です。

ローズ系のリンディは可憐な花のような印象になります。女性らしいファッションが好みの方やコーディネートのワンポイントにしたい方には、ローズ系がおすすめです。

グレージュ系

エルメスの中でも人気色であるエトゥープも、グレージュ系に含まれます。

グレージュ系は男女関係なく使えるほか、洋服を選ばずに使えるのが利点です。さまざまなシーンで利用したい方や長期的に愛用したい方にも、グレージュ系を選ぶのがおすすめです。

ブラウン系

エルメスの中でも人気色であるトレンチも、ブラウン系に含まれます。

このカラーは王道のベージュとも言える色味で、どのようなアイテムとも合わせやすいです。ブラウン系はリンディの上品さや愛らしさを引き立てつつ、エレガント、かつシンプルに持てます。

まとめ

エルメスのリンディは2007年頃に発売が開始され、以降は定番バッグとして人気を集めています。

ころんとしたフォルムが愛らしく、2wayで使える点も人気がある理由です。また取り出ししやすい間口となっているため、荷物の出し入れも容易に行えます。

また、エルメスシャネルルイヴィトンなどの使っていないアイテムが自宅にある方には買取サービスのブランドオフがおすすめです。LINE査定にも対応しているため自宅に居ながらにして、おおまかな査定額を把握できます。

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