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目次
【エルメス】コンスタンスを徹底解説! 素材、種類、サイズ、定価、人気商品などを総まとめ
エルメスの人気モデルとして50年以上に渡り愛されているのが、コンスタンスというモデルです。
バーキンやケリー並みに人気が高く入手困難といわれるコンスタンスは、バッグや財布をはじめとしてアクセサリーなど豊富な種類が展開されています。
実用性はもちろん、機能性の高さやデザインなどもコンスタンスの人気の理由です。
本記事では、エルメスのコンスタンスの歴史や素材、種類、人気商品、売約のポイントなどの情報をまとめています。
これからコンスタンスを購入したい方、手持ちのコンスタンスを売却したい方は、ぜひ参考にしてください。
エルメス(HERMES)のコンスタンスとは?
コンスタンスとは、1969年に誕生したエルメスを代表するモデルの1つです。
全てのアイテムの正面にエルメスの頭文字である「H」をモチーフにしたバックルをあしらった、ひと目でエルメスと分かるデザインが大きな特徴といえるでしょう。
コンスタンスでは「H」のバックル両端に取り付けられたバーのバネ機構で、フラップを開閉する仕組みが採用されています。
他ブランドにはブランドロゴをモチーフにしたデザインが多数ありますが、エルメスのアイテムで「H」をあしらったモデルはコンスタンスを始め、エヴリンやベアンなど限られたアイテムのみです。
コンスタンスではバッグや財布などのレザーアイテムの他、シューズやアクセサリーなど多彩なアイテムが展開されています。
馬具メーカーとしてスタートしたエルメスならではの高品質なレザーにシンプルなデザインが施されており、エレガントな雰囲気ながらもカジュアルからフォーマルまで幅広く活用できる点も魅力です。
コンスタンスは発表されてから50年以上経つ現在も、エルメスの人気モデルとして多くの人から支持されています。
コンスタンスに使われる素材
他のエルメスのアイテムと同様、コンスタンスにも複数の素材が使用されています。
素材の違いによって雰囲気や使用感、希少性が大きく変わってくるので、コンスタンスを選ぶ際はまず素材の違いをチェックしておきましょう。
ボックスカーフ|繊細な光沢感
コンスタンスに使われる素材としてよく知られている素材が、雄仔牛のレザー「ボックスカーフ」です。ボックスカーフは表面に型押しがされていない代わりにガラス加工でツヤが加えられているため、繊細な光沢感が特徴です。
傷が付きやすいデメリットがあるものの、高級感あふれる素材感がコンスタンスのエレガントな雰囲気とデザインを引き立ててくれるので、相性が良い素材といえます。
コンスタンスを初めて持つという方には、ボックスカーフをまず選ぶのがよいといわれるほど定番の素材です。
エプソン|人気の定番素材
コンスタンスに限らず、バーキンやケリーなどのエルメスの人気モデルにも多く使用されている素材が、「エプソン」です。正式には「ヴォー・エプソン」と呼ばれる2003年に登場した素材で、財布などのレザー小物にも広く使用されています。
エプソンとは、細かな型押しが施された雄仔牛のレザーのことです。
比較的硬めのレザーなので強度が強く、傷に強く型崩れしにくい特徴を持っています。そのためフォーマルな場で持つバッグとして使える他、使用頻度が高いデイリーユースとしても使える汎用性の高い素材です。
タデラクト|経年と共に魅力が変化
タデラクトは、ボックスカーフと同様にツヤ加工が施された雄仔牛のレザーです。
見た目もボックスカーフと似ており、エレガントな光沢感がコンスタンスのデザインをより上品に演出してくれます。
タデラクトの大きな特徴は、光沢感が年数を重ねるにつれて変化していくことです。
長く使っていくうちに味が出て、新品の状態とはまた違う質感を持つコンスタンスになっていきます。その経年変化を楽しみながら長く使えるのも、タデラクトの魅力でしょう。
アリゲーター|魅力が増す高級素材
アリゲーターは、3種類あるワニ革「クロコダイル」の1つです。
アリゲーターは「ミシシッピワニ」のレザーを使用したもので、アリゲーターはアメリカ・ミシシッピ川流域に生産地が限られているため、希少性が高い高級素材として知られています。
発色に優れており、斑目が大きめで点状の「穿孔(せんこう)」という模様がない点がアリゲーターの特徴です。
また独特の斑には「リセ仕上げ」という、めのうで磨いた加工が施されています。
素材そのものの希少性が高いので、アリゲーター素材のコンスタンスは流通数が少ないですが、珍しい素材ならではの高級感が感じられるでしょう。
リザード|希少性が高い高級素材
リザードとは、東南アジア原産のトカゲのレザーのことです。
クロコダイルと並ぶ希少性の高い高級素材で、アリゲーターよりも繊細な斑目とツヤのある光沢感が特徴です。
エルメスのリザードには、影のような色合いの「オンブレカラー」というレアモデルが存在しています。
2007年には、エルメスはほぼ加工をしていない自然のままのトカゲのレザーを使った「リザードナチュラ」を発表しました。リザードナチュラのコンスタンスは生産数が少ないため非常にレアで、通常のリザードよりも希少価値が高いとされています。
【バッグ】コンスタンスの種類とサイズ
コンスタンスのバッグには、4種類のサイズが展開されています。
サイズの違いによってそれぞれ名称があり、異なる4種類のモデルとして販売されています。
ここからは、4種類のコンスタンスとそれぞれのサイズや特徴について見ていきましょう。
コンスタンス24
コンスタンスのバッグの中でも特にポピュラーな定番サイズとされているのが、コンスタンス24です。
サイズは幅24cm、高さ16.5cm、マチ8cmですが、新モデルのコンスタンス24は高さとマチが若干変わっており、幅24cm、高さ17.5cm、マチ7cmとなっています。
またショルダーの長さはシングル約78cm、ダブル約49cmです。
コンスタンスの中でも大きいサイズなので収納力が高く、サイズが大きめの手帳や横幅の長い長財布でも収納できます。内蔵のファスナーポケットに小物なども収納でき、実用性の高さも魅力です。ショルダーバッグとして使用するのはもちろん、ショルダーの長さを調整することでハンドバッグとしても活用できます。
コンスタンス18(ミニ)
「コンスタンスミニ」とも呼ばれる、幅18cmサイズのバッグです。
旧モデルは高さ15cm、マチ5cmでしたが、現行モデルは幅20.5cm、高さ16cm、マチ7cmとややサイズが大きくなっています。
正方形のようなサイズのバッグは、コンスタンス24より一回り小さな程よい大きさです。
ミニウォレットや二つ折り財布、スマートフォンなど、外出時に必要最低限となる荷物を収納できるため、実用性も十分です。こちらのモデルもショルダーの長さを調整できるので、ミニショルダーとして使えるだけでなく、斜めがけにしてポシェットとしても使用できます。
最新モデルにはミラーが付属しています。
コンスタンス14(ミクロ/ミニミニ)
コンスタンス14は「コンスタンスミクロ(マイクロ)」または「コンスタンスミニミニ」とも呼ばれる、コンスタンスで特に小さいサイズのバッグです。
他のサイズと比較すると、流通量が少なくかなり入手困難です。
サイズは幅13.5cm、高さ11cm、マチ3cmと非常にコンパクトなので、トレンドのミニバッグとして購入する人も多いアイテムです。
ポシェットやセカンドバッグのような感覚で使えるでしょう。
サイズが小さいため収納できるものが限られますが、大きなバッグが必要ない方、最低限のもののみ持ち歩きたい方、サブバッグとして使いたい方などにおすすめです。見た目が小さく可愛らしいので、ビビッドカラーのコンスタンス14を選べばコーディネートのアクセントとしても活躍します。
コンスタンスエラン
コンスタンスエランはコンスタンス24とほぼ変わらない横幅ですが、高さがあまりなく長方形のフォルムであることが大きな違いです。
サイズは旧モデルが幅24cm、高さ14.5cm、マチ5cmで、現行モデルでは幅25cm、高さ14.5cm、マチ5cmと若干大きくなっています。
長財布もすっきり収納できる横長形状の収納力の高さと使い勝手の良さ、エレガントかつスマートな印象のデザインで、コンスタンスエランは人気を集めています。
しかし2010年に発表された新しいモデルなので、他のモデルと比較すると流通量が少なく希少性が高い入手困難なモデルです。
コンスタンスとコンスタンスⅢの違い
ところでエルメスのコンスタンスには、2種類あることはご存じでしょうか?
初期型のコンスタンスの他に、2008年頃に登場した「コンスタンスⅢ」というシリーズがあります。
初期型のコンスタンスは、単に『コンスタンス』と呼ばれることが多いですが、Ⅲと区別するためコンスタンス”Ⅰ”と表記されることもあります。
コンスタンスⅢが現行モデルとなっていますが、2022年にはコンスタンスⅠも新デザインになって再登場しました。
エルメスのコンスタンスⅠとコンスタンスⅢにはデザインに大きな違いがあります。
内側の仕切り
現行モデル(Ⅲ)
旧モデル(Ⅰ)
どちらのコンスタンスも内部のポケットの数は共通していますが、コンスタンスには内側に仕切りがなく、マチが薄めに作られています。
一方、コンスタンスⅢは内部に仕切りが設けられているため、ほぼ同じサイズの旧モデルよりも小物などの整理がしやすい点が大きな違いです。
現行モデル(Ⅲ)
旧モデル(Ⅰ)
仕切りの有無はバッグの側面や底を見るだけで分かるので、新旧モデルの区別は付きやすいでしょう。
背面ポケット
現行モデル(Ⅲ)
旧モデル(Ⅰ)
またコンスタンスⅢには背面ポケットがありませんが、コンスタンスには背面ポケットが搭載されていています。
前述したように、コンスタンス24とコンスタンス18、コンスタンスエランは旧モデルと現行モデルに若干のサイズ差がある点も、コンスタンスとコンスタンスⅢの違いの1つです。
ちなみに2022年モデルのコンスタンスも、旧モデルのコンスタンスより大きくなっています。
【財布】コンスタンスの種類とサイズ
コンスタンスの財布は、バッグと同様にコンスタンスを象徴する「H」のバックルが正面にデザインされており、全てフラップ式となっているのが共通点です。
コンスタンスの財布も、サイズによって3種類のモデルが販売されているので、以下では各モデルの情報とサイズを解説します。
コンスタンス ロング
コンスタンス ロングは、一般的な長財布と同じ程度のサイズの財布です。
サイズは幅20.5cm、高さ12~13cm、マチ2~3cmと、マチが大きめに取られているので収納力が高く実用性が高いのが特徴です。
コンスタンスの財布の中でも定番アイテムとなっており、財布としての機能が高いので日常的に使えるのはもちろん、フォーマルなシーンでも持ち歩けるデザインで人気を集めています。
なお、2020年には取り外し可能なストラップが付属した「コンスタンス ロングトゥーゴー」が登場しました。
コンスタンス ロングトゥーゴーはサイズが大きめなので、ストラップを取り付けることで財布として使うだけでなく、クラッチバッグやショルダーバッグのように使えます。
コンスタンス コンパクト
コンスタンス コンパクトは、正方形に近い形をした折りたたみ式の財布です。
幅13cm、高さ11~12cm、マチ2.5~3.5cmのサイズでコンスタンス ロングよりもやや厚みがあります。横幅が小さいので、長財布が入らないサイズのバッグでも収納しやすいでしょう。
マチが広めに取られているのでコンパクトながら収納力が高いのが、コンスタンス コンパクトの特徴です。
2つのカードポケットに紙幣ポケットと小銭入れが1つずつ、さらに背面ポケットを搭載しており、必要なカードや現金を収納できます。持ち歩きやすさを重視している方やそこまで持ち歩くカードや現金が多くはない方であれば、コンスタンス コンパクトでも十分でしょう。
コンスタンス スリム
2020年に登場した新しいコンスタンスの財布が、コンスタンス スリムです。
サイズは幅12.5cm、高さ10cm、マチ約2.5~3cmでコンスタンス コンパクトよりさらに小さく、しかもその名の通り薄く作られています。
コンスタンス スリムの他にはない特徴が、取り外し可能なコインケースが付属している点です。
小銭の量が増えた場合でも、コインケースのみ取り出してスマートに使えます。
背面にはベルトループも搭載されているので、ベルトを通せばウエストポーチとしてさらに持ち歩きがしやすくなるでしょう。コーディネートのアクセントにもなる機能面とデザイン性に優れた財布です。
コンスタンスの定価
エルメスのアイテムは、2023年1月25日に価格改正が行われており、値上げ前と比較すると約13%価格が上がっています。
現在販売されているコンスタンスの税込の定価の目安は以下の通りです。
- コンスタンス24
- エプソン:約123万円
- エプソン:約123万円
- コンスタンス18
- ボックスカーフ:約163万円
- エプソン:116万
- エバーカラー:約123万円
- コンスタンスロング(トゥーゴー)
- エプソン:約77万円
- エプソン:約77万円
- コンスタンススリム
- エプソン:約40万円
- エバーカラー:約41万円
上記はコンスタンスのごく一部の例ですが、2023年11月現在、エルメスの公式オンラインショップではコンスタンスのバッグと財布の取り扱いがなく、公式サイトで定価の確認はできません。
それぞれのアイテムの詳しい定価は、エルメスの実店舗でご確認ください。
コンスタンスのコーディネート
コンスタンスには長さ調整可能なストラップが付いているので、ストラップの使い方次第でさまざまなコーディネートに合わせられるのが魅力です。
ここからはコンスタンスの持ち方に合わせた、コーディネートの例をご紹介します。
ワンショルダー
片方の肩に掛けるだけのワンショルダーは、ショルダーバッグ定番の持ち方です。
コンスタンスをワンショルダーで持つなら、アクセントになるカラーを選ぶとよいでしょう。ベーシックなファッションでも、目を引くカラーのコンスタンスをワンショルダーで持つだけで、華やかな印象に仕上げられます。
またストラップの使い方でも、コーディネートの印象を変えられます。
ストラップを長くしてシングルの状態で肩に掛けると、縦のラインを強調できるので華奢なスタイルに、反対にストラップをダブルにして短めにすればややラフな印象にできるなど、ストラップを調整してみるのもワンショルダーでファッションを楽しむポイントです。
クロスボディ
いわゆる「斜めがけ」スタイルのクロスボディは、比較的カジュアルな印象を与える持ち方なので、フォーマルスタイルよりも普段のコーディネートに合わせるのがおすすめです。
クロスボディはワンショルダーよりも安定感があり、歩いていても肩からストラップがずり落ちる心配がないメリットがある点も、普段使いの持ち方としておすすめできます。
クロスボディはコンスタンスを真横に掛ける方法の他に、少し前面に来るように掛ける方法があります。コンスタンスの存在感を強調したいときは、真横ではなくコンスタンスを前面に持っていくとよいでしょう。
ハンドバッグ
コンスタンスのストラップをダブルにして短くすれば、ハンドバッグとして使いやすい長さにできます。手に持ったり肘に掛けたりしたいときは、ストラップをダブルにするとちょうど良く調整できるでしょう。
ハンドバッグスタイルは、ややフォーマルなジャケットスタイルに特におすすめです。クラシックさがありながらかっちりしすぎない程よいラフさがあるので、カジュアルスタイルにも合わせられます。フェミニンな雰囲気を演出するこなれ感のあるコーディネートができるでしょう。
クラッチ
通常は財布のカテゴリに入るコンスタンス ロングですが、着脱可能なストラップが付属したコンスタンス ロングトゥーゴーのようにバッグとして使うこともできます。
大きめサイズなので単体でクラッチバッグのように持つことも可能です。また手に持てば財布には見えないデザインで上品で洗練された印象に仕上げられるので、フォーマルスタイルに適しています。
通常のコンスタンス24やコンスタンス18は大きすぎる、または必要最小限の荷物のみを持ち歩きたいという方は、コンスタンス ロングをクラッチバッグとして使うのがおすすめです。
コンスタンスの人気商品
コンスタンスは、エルメスを象徴するデザインのバックルが施された人気のモデルですが、ここからはその中でも特に人気の高いコンスタンスの人気商品5種類をご紹介します。
コンスタンスⅢミニ
内側に仕切りを設けた現行モデルのコンスタンスⅢミニ(18)は、従来のコンスタンスよりも仕分けがしやすいモデルです。
大きすぎず小さすぎない使い勝手の良い絶妙なサイズで、正方形のコロンとした形状が特徴です。
ワンショルダーやクロスボディはもちろん、ストラップの長さを調整すればハンドバッグとしても持ち歩けるので、幅広いシーンやコーディネートに合わせられるでしょう。ミニバッグに機能性や収納力を求める方には、コンスタンスⅢミニがおすすめです。
最新モデルには、ミラーがついています。
コンスタンスⅠ24(2022年新デザイン)
コンスタンスⅠ24は、コンスタンス発売当初から続くコンスタンスの定番モデルだけあり、さまざまな素材とカラー、バックルデザインのアイテムが販売されています。
コンスタンスのバッグの中でも特に大きなサイズのモデルなので、コンスタンスミニでは収納力が足りない方であれば、コンスタンスⅠ24の方が適しています。
コンスタンスⅠは内部に仕切りがないタイプですが、内部にはファスナーポケット、背面にもオープンポケットが搭載されているので、普段使いのバッグとしても活躍するでしょう。
また、新デザインのコンスタンスⅠには、内部オープンポケットにミラーが付いています。
コンスタンスロングトゥーゴー
コンスタンスロングトゥーゴーは、前述した通り財布やクラッチバッグとして使えるコンスタンスロングに取り外し可能なストラップが付属した、いわゆる「お財布バッグ」のように使えるモデルです。
6つのカードポケットと2つのフリーポケット、ファスナー付き小銭入れを搭載した、スマートフォンもすっぽり収納できる大容量サイズなので、必要最低限の荷物のみを持ち歩きたいときにぴったりです。
ストラップを付ければ、クロスボディやハンドバッグなどさまざまなシーンに合わせて使えます。ストラップを外せば通常のコンスタンスロングと同様に財布やクラッチバッグとして使用可能です。2WAYタイプのアイテムなので、カジュアルからフォーマルまで幅広い用途で使えるのも魅力です。
コンスタンススリム(財布)
コンスタンスの財布の中でも新しいモデルであるコンスタンススリムは、名前の通り他モデルよりもスリムな形状の財布です。
現金をほぼ持ち歩かない人や使わない人が増え、キャッシュレス化が進んでいる昨今の流れに合わせて進化したコンパクトなサイズの財布といえます。コンスタンススリムには、取り出して単体でも使えるコインケースが付属しています。
背面のベルトループにベルトを通せば、ウエストポーチとしても使える機能性の高さも、コンスタンススリムの人気の理由です。実用的なウエストポーチとして使うのはもちろん、ウエストマークとしてコーディネートにも使えます。
コンスタンスロング(財布)
とにかく大容量の財布を使いたいという方におすすめなのが、コンスタンスロングです。
前述したコンスタンスロングトゥーゴーの元となっているモデルで、コンスタンスの中で特に大きなサイズの定番財布です。
14個のカードポケットに札入れ2つ、小銭入れ1つに加えて4つのポケットと背面ポケットが備わっており、収納力にも優れています。普段から大きめの長財布を使っている方なら、十分な収納力と機能性の高さを感じられるでしょう。
根強い人気のコンスタンスを入手するには?
コンスタンスは、エルメスの人気モデルであるケリーやバーキン並みに人気の高いモデルなので、エルメスの店舗へ出向けばいつでも買えるというものではありません。
根強い人気を持つ入手困難なコンスタンスを入手するには、主に2種類の方法があります。詳細を説明していきます。
エルメス直営店で入荷のタイミングを待つ
新品のコンスタンスを購入したい場合は、エルメス直営店で購入しましょう。
しかしコンスタンスはエルメスの直営店でも常に置いてあるものではなく、在庫がなく購入できないことは珍しくありません。そのため、新品でコンスタンスを購入したい場合はまず直営店で入荷を待ちましょう。
一度店舗へ足を運んで在庫がなかったとしても、入荷するタイミングによってはすぐに購入できるチャンスもあります。定期的に店舗へ通ったり他の正規店舗を回ったりしていると、出会える可能性が高まるでしょう。
ブランド買取店や中古品ECサイトで中古品を購入する
新品にこだわらない、中古でもコンスタンスを購入したいという方は、中古品を取り扱うブランド買取店や中古品のECサイトなどもチェックしてみましょう。
コンスタンスは人気が高いので中古でも希望のアイテムが見つからない場合もありますが、定価より安く購入できる可能性が高まります。
ただし中古品は状態が良くないケースもあるため、コンスタンスを買う前に状態などをしっかりチェックしましょう。
コンスタンスを売却する際に高価が付きやすいポイント
手持ちのコンスタンスを売却するのであれば、できるだけ高い値段で売りたいものです。
ここからはコンスタンスの売却時に知っておきたい、高い値段が付きやすいポイントについて解説します。
製造年が最近
コンスタンスに限らず全てのアイテムにいえることですが、製造年が最近のものであればその分劣化も少なくなることから、製造年が新しいほど高値が付きやすいでしょう。
またエルメスのアイテムは、製造年が最近のものであるほど需要が高くなる傾向があることも理由の1つです。
エルメスのアイテムには製造年を示す刻印があるので、売却前にチェックしてみましょう。
人気の素材・カラー
コンスタンスにはさまざまな素材が使用されていますが、人気のある素材ほど高く売りやすくなります。
コンスタンスの場合はエプソンが人気の高い定番素材として知られますが、クロコダイルやリザードのような希少価値の高い素材も高値が付く可能性が高いです。
またコンスタンスのカラーにも人気色があり、査定が変わる要素の1つです。定番の黒は需要が高いので、高額査定が期待できるでしょう。最近では、明るめのパッションカラーなどの色も高値が付く傾向があります。
人気のサイズ
コンスタンスではサイズが大きいほど定価も上がる傾向にあります。そのためサイズが大きいコンスタンス24やコンスタンスロングの買取価格は高くなりやすいです。
しかし需要や人気の高さも査定に大きく影響。必ずしも「小さいサイズは安い」とは限りません。
近年では小さいサイズのバッグが人気で、大きいサイズよりも小さいサイズのほうが買取価格、販売価格が高いことが多いです。
金具がゴールド
エルメス全般のアイテムでいえるのが、金具の色によっても買取価格が変動するという点です。
一般的に、ゴールドの金具は高い価格が付く傾向にあります。コンスタンスでも同様に、他のカラーよりもゴールドの金具であれば買取価格が高くなりやすいでしょう。
コンスタンスをより高値で売却するには?
同じ種類や素材のコンスタンスであっても、状態や売却先によっては買取額が大きく変動することもあるでしょう。
そのため「査定してもらったけれど思っていたより安い額を提示されてしまった」という場合も起こり得ます。
より高値でコンスタンスを売却したい場合は、ここからご紹介するポイントをチェックしておきましょう。
きれいな状態で保管しておく
当然ながら、状態が良いアイテムの方が高値で売却しやすくなります。
きれいな状態を保つには、良好な状態で保管しておくことが重要です。劣化を防ぐために乾燥剤を入れて風通しの良い場所に保管しておく、型崩れを防ぐために物を入れた状態で保管するなど、適切な方法で保管しましょう。
さらに良い状態を保つためにはこまめなお手入れも必要です。
傷や汚れが気になる場合は乾いた布などで軽く拭き取るなど、メンテナンスも欠かさず行いましょう。修理に出す場合は、正規店以外に依頼をすると純正ではないパーツを使用される可能性があるため、売却時の査定価格が下がってしまうかもしれません。
なるべく査定価格を上げたいなら、修理の際は正規店に依頼することもポイントです。
付属品をできるだけ揃えておく
コンスタンスを購入した際に付いてきた付属品は、できるだけ全て揃えて売却することが高値を付けるポイントです。
購入希望者は、付属品込みで購入したい場合が多いため、購入時の箱や保存袋、金具の保護シールなどは無くさずに取っておきましょう。
その反対に、たとえ状態の良い未使用品であっても箱や保存袋がないと買取価格は下がってしまいます。なるべく高値でコンスタンスを売りたいのであれば、購入時に付いてきた付属品は保管しておくことをおすすめします。
買取専門店を利用する
コンスタンスを買い取ってくれる店舗には、さまざまな店舗がありますが、なるべく高値で売却したい場合はブランド品の買取専門店を利用するのがおすすめです。
質屋やリサイクルショップでも買い取ってはもらえますが、査定の担当者がブランド品の知識が少ない可能性があり、適切な価格で買い取ってもらえないことがあります。一方、買取専門店であればブランド品の査定を数多く行っている経験豊富な査定担当者がいるので、適切な査定を行ってもらえます。
また買取専門店によっては特定のブランド専門の鑑定士が在籍している場合もあり、コンスタンスのような高額なブランド品の価値に見合ったより適切な査定額を提示してもらえるでしょう。
まずは見積もりを取ってみる
同じ商品であっても買い取ってもらう店舗によっては査定額に差が出る可能性があります。
少しでも高い額で売却したい場合は、まずは複数の買取専門店で見積もりを依頼して、少しでも高い額を提示してくれた店舗に売却しましょう。
まとめ
コンスタンスはエルメスの中でもバーキンやケリーに匹敵するほど人気が高く、カジュアルからフォーマルまでさまざまなシーンで活用できるモデルです。
人気の高さから希少性が高く簡単に購入できるものではありませんが、その使い勝手の幅広さから、1つあるだけでもコーディネートで活躍するアイテムになるでしょう。
また既にコンスタンスを持っている方で売却を検討しているのであれば、「ブランドオフ」へ買取依頼をしてみてはいかがでしょうか。
ブランドバッグや財布などを専門に買取を行っており、コンスタンスの価値を正確に査定して適性価格を提示します。
店舗へ持ち込んでの店頭買取はもちろんのこと、出張買取や宅配買取で自宅にいながら買取査定も可能です。
コンスタンスをお持ちの方はまずはお気軽にご相談ください。
買取方法
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