- 店舗検索
- 買取実績検索
【エルメス】のエブリン|サイズ比較や人気色・定価の違いを解説
エルメスは、世界各国の王侯貴族やセレブリティからも愛されている人気ブランドです。
エルメスのバッグには数々のラインナップがありますが、エブリンはその中でも人気を集めています。ショルダーストラップが付属しているため利便性が高く、屋外でのイベント時やレストランで食事をする際など数々のシーンで活用できます。
本記事では、エルメスのエブリンの魅力について詳しく解説。エブリンのサイズや年代別の違い、素材などについて見ていきましょう。
目次
エルメスのエブリンの魅力
ショルダーホルダーや中心にある「H」のマークが特徴のエブリンですが、どのような魅力があるのでしょうか。
エルメスのエブリンの魅力として、以下の2つが挙げられます。
- 長い歴史がある
- デザインが洗練されている
各項目を、ここからさらに深堀りしてご紹介します。
長い歴史がある
エブリンが登場したのは1978年。現代において多くの人々を魅了しているエブリンですが、40年以上も前に登場しました。
エブリンはエルメスの有名デザイナーである、エヴリン・ベルトランというデザイナーの名前に由来しています。またエブリン(evelyn)には、フランス語で「生き生きとした」という意味もあります。
現在はバッグや小物などの革製品で有名なエルメスですが、かつては高級馬具工房でした。こうしたことからもエブリンはブラシなど馬のための道具を持ち運ぶことを想定し、デザインされています。現在では日常生活から旅行まで幅広いシーンで利用されており、丈夫さや機能性、軽さなどが人気の秘訣です。
デザインが洗練されている
エルメスの製品の多くはシンプルながらも、フォルムやデザインの美しさが魅力の一つです。
エブリンについても一見すると飾り気がありませんが、上質であり洗練されたデザインが特徴的で、ショルダーバッグでありながらも上品なコーディネートとも抜群の相性です。
また、バッグのフォルムやマチの厚みは体とのフィット感が重視されており、スマートに持てるでしょう。さらにバッグの表面には「H」と大きくパンチングされており、エルメスらしさを感じられる点もポイントです。
エブリンのサイズは3つ
エブリンは複数のサイズがあるため、体型や用途などに合わせて柔軟に選べます。エブリンの主なサイズは以下の3種類です。
- TPM
- PM
- GM
ここから、それぞれを詳しく解説いたします。
TPM
TPMは横幅約18cm、縦幅約20cmのミニバッグです。近年ミニバッグが流行しているため、このバッグをコーディネートに取り入れるだけでトレンド感を出せるだけでなく、おしゃれ感を出せるでしょう。
コンパクトな見た目ですがミニサイズの財布や鍵など必要最低限のアイテムは入るので、近場の外出時に適しています。また、旅行時のサブバッグとして利用するのもおすすめです。
PM
PMはスタンダードなサイズとなっており、横幅約29cm、縦幅約27cmです。長財布やポーチ、ノート、B5サイズの資料、タブレット、マグボトルなども入ります。
収納力が高いため普段使いはもちろん、遠出をする際にも必要な荷物を十分納められるでしょう。
GM
GMはPMよりも少し大きめのサイズ感です。収納力はPMよりも少々ある程度ですが、身長が高い方はPMよりもGMの方が全体のバランスが整うでしょう。特に男性や、平均身長が高い外国人の方にフィットします。
GMには大きめのタブレットや本なども収納できるため、普段からかさばる荷物を持ち運んでいる方にもおすすめです。
エブリンの国内定価と中古相場
2024年2月1日に価格改定(値上げ)されたエルメス「エブリン」の定価は、エブリンミニ(TPM)が326,700円、エブリン3PMが570,900円となり、2023年1月に値上げされた定価より約15%の値上げとなります。
国内定価(税込み) | 中古相場価格 | |
エブリンミニ(TPM) | ¥326,700 | 35~45万円前後 |
エブリン3PM | ¥570,900 | 45~55万円前後 |
エブリン3GM | – | 30~40万円前後 |
エブリンの人気カラー
エブリンはカラー展開が豊富なので、お好みのカラーやファッションの系統に合わせて好きな色を選べます。
ここでは、人気のカラーを3色見ていきましょう。
特別な加工を施さず、素材そのものの自然な風合いが生きた素材です。例えば同じ雄成牛レザーでも、素材によってさまざまな表情を楽しめるのが魅力です。
エトゥープ
エトゥープとはブラウンとグレーを混ぜ合わせた色味です。エルメスのカラーラインナップの中でもよく知られており、上品かつ、おしゃれなカラーとして人気があります。
上品なファッションにはもちろん、カジュアルなファッションにも合い、手持ちの洋服にも合わせやすいでしょう。
オレンジ
エルメスのオレンジは10種類以上あります。シンプルなコーディネートに明るめのオレンジのエブリンを取り入れることで、華やかな印象になります。
一方でトーンが暗めのオレンジを選べば、上品、かつ落着きのある雰囲気になるはずです。
ブラック
エルメスにおいて、ブラックも人気があるカラーです。年齢や性別を問わず利用できる他、飽きがこないのもこのカラーならではの魅力です。
ブラックのエブリンは、シーンを選ばずに利用できるため1つ持っていると便利です。
年式別の違い
40年もの歴史を誇るエブリンですが、これまでに何度かチェンジしており、年代によってデザインなどに多少の違いがあります。エブリンの年代別の違いは主に以下の2つの年式に分類できます。
- Ⅰ(初期タイプ)
- エブリンⅡ
- エブリンⅢ
それぞれの年式にどのような特徴があるのか、ここから解説いたします。
Ⅰ(初期タイプ)
Ⅰ(アン)は、初期に製造されたデザインです。ポケットが内側にあるためエブリンの中でもシンプルな見た目で、幅広いコーディネートにマッチします。ただしショルダーストラップの調整を行えないため、体型によっては使いにくさを感じることもあるでしょう。
またⅠはすでに廃盤になっているため、正規店での購入は困難です。エルメスなどのハイブランドを取り扱う中古販売店において購入できることもあります。
エブリンⅡ以降
Ⅱ(ドゥ)は、2006年にⅠをマイナーチェンジしたモデルです。ⅡにはⅠにある内ポケットがなく、ポケットはバックサイドに付いています。定期ケースやスマートフォンなど小さなものであればバックポケットに納まるため、小物類を出し入れする際の利便性が増しました。
またⅠと同じく、Ⅱにおいてもショルダーストラップは調整できません。Ⅱについても現在は廃盤になっており、中古販売店で購入できるケースがあるものの入手は困難なようです。
そして2014年には現在のモデルである、Ⅲ(トロワ)が登場しました。ⅢのポケットはⅡと同様にバックサイドに付いています。Ⅱとの違いはショルダーストラップの長さの調節が可能になった点です。自分の体型に合わせて長さを調整できるため、体にフィットして持てるようになりました。
エブリンに使われている主な素材
エブリンと一括りにしても製品によって使われている素材が異なり、それによって全体の雰囲気も大きく違います。エブリンに使われている主な素材は以下の3種類です。
- トリヨンクレマンス
- エプソン
- トワルアッシュ
各素材ごとの特徴を、ここから詳しくお伝えします。
特別な加工を施さず、素材そのものの自然な風合いが生きた素材です。例えば同じ雄成牛レザーでも、素材によってさまざまな表情を楽しめるのが魅力です。
トリヨンクレマンス
トリヨンクレマンスはエルメスを代表する定番素材です。エブリンにおいてもトリヨンクレマンスを使用した製品は多く、人気を誇る素材となります。
トリヨンクレマンスは雄牛の革が使用されており、繊細な革目が特徴です。丈夫な質感のため傷みにくく、擦れなども目立ちません。また使えば使うほど味が出てくるため愛着を抱きやすいほか、子どもや孫にも受け継ぎやすいです。
エプソン
エプソンは、雄牛の革に細かい型押し加工を施した素材です。頑丈な素材で、ハリがあるため傷みにくく、かつ耐水性にも優れています。またフォルムを保ちやすいため購入当初の美しい見た目を保てます。
エプソンを持つとかっちりした雰囲気になるため、エレガントな服装にもマッチしやすいです。また男性の方にもよく似合う質感となっており、カジュアルコーデにもビジネスカジュアルの装いにおいても使えます。
トワルアッシュ
トワルアッシュとは、フランス語で木綿や麻でできた織物といった意味があります。いわゆるキャンバス生地で、丈夫さや摩擦への強さも特長の一つです。エルメスにおいてキャンバス生地は王道であり、2種類の異なる糸で平織りしているからこその優れた耐久性があります。
エブリンはエルメスのバッグの中でも日常使いしやすいため、軽量であり耐久性に優れた素材であるトワルアッシュとの相性も抜群です。
まとめ
多くの女性にとってエルメスは憧れのブランドです。エブリンはエルメスのさまざまなラインの中でも人気のあるシリーズで、おしゃれな形状やショルダーバッグならではの利便性もあります。
カラーバリエーションも豊富にあるため、ファッションの系統や好みに合わせて選ぶことも可能です。
ブランドオフではエルメスの他、ルイヴィトンやシャネルなどといった高級ブランドのバッグや財布、小物、時計などの買取・販売を行っております。
買取では、店頭での買取だけでなく、LINE査定や出張買取、宅配買取にも対応しているため、店舗が近くにない方も手軽に売却可能です。
パソコン・スマートフォンから写真査定も行っているので、ブランド品などの売却を検討している方は、まずはお気軽に問い合わせてみてください。
買取方法
関連するコラム
【ヴィトン】モンスリは使いにくい?使い勝手や古いと言われる理由を解説
【バッグお手入れ】エナメル製品のお手入れ方法|バッグや靴の汚れやべたつきの落とし方を解説
【ヴィトン】ロックミーの使い勝手やサイズ感・定価を解説
【バッグお手入れ】レザーバッグの革のお手入れ方法5STEP|お手入れ頻度と保管方法も解説